「ニコン フォトコンテスト インターナショナル2008-2009」入賞作品展を開催


 ニコンは6日、「ニコン フォトコンテスト インターナショナル2008-2009」の入賞作品を決定した。グランプリはミャンマーのMaung Maung Gyi(マウン・マウン・ジー)氏の作品。同作品を含む全入賞作品をインターネットで公開を始めた。また、東京および大阪のニコンサロンで入賞作品展を行なう。

グランプリの「Cave Of Hope」(Maung Maung Gyi氏)

 ニコン フォトコンテスト インターナショナルは、ニコンがワールドワイドで主催する写真コンテスト。近年は隔年で実施している。

 32回目を迎えた今回は、ニコン映像カンパニーのブランドステートメントでもある“At the heart of the image”をテーマに、「自由題目」および「My Planet」の2部門において作品を募集した。募集期間は2008年9月1日から11月30日まで。153の国および地域から1万8,000名を超える応募者があり、5万1,000点以上もの作品が集まった。

 グランプリを受賞したのはMaung Maung Gyi氏の「Cave Of Hope」。仏像に対峙する少年僧を捉えたもので、同氏は「仏教徒である私の仏教に対する偽りのない感情を表現した作品」とコメントしている。さらにニコンは、「NIKKOR(ニッコール)」発売75周年を記念して創設した「NIKKOR 75th 記念賞」など、計54点の受賞作品を選出した。

 入賞作品は6日から専用ページで公開中。またニコンでは、下記の日程および会場で「ニコン フォトコンテスト インターナショナル2008-2009 入賞作品展」を行なう予定。

  • 9月9日〜9月22日:銀座ニコンサロン
  • 10月8日〜10月21日:大阪ニコンサロン


(本誌:折本幸治)

2009/8/6 17:10