デドライト、調整アーム付きのカメラ用ミニLEDシステム


ミニDLOB

 ケンコープロフェッショナルイメージング(KPI)は、カメラ用LEDライト「ミニDLOB」を28日に発売した。価格は10万2,900円。

 映画・テレビドラマ向けの照明製品で知られるデドライト社の製品。通常のLEDライトと異なり、CRI(演色性)とカラースペクトラムが優れるという。また、フロントレンズ内にカラーコレクションフィルターを装備。ライトの色温度をデイライトからタングステンに変換する機能も持つ。

 カメラのアクセサリーシューに取付け可能で、調整アームによりLEDライトの位置をカメラの上方および前方にセットできる。さらに、フォーカシング機能、ワイドアングルディフューザー、バーンドアーなどを装備。ディフューザーは照射角70度をカバーする。

 ディマーノブによる100%〜0%の減光機能を搭載するほか、ライト前側レンズ部分を取り外し可能なバヨネット式とし、アクセサリー類の取付けに対応する。

 6〜18VまでのDC電源入力が可能。オプションのバッテリーシュー(1万4,700円)を取付けることで、ソニーまたはパナソニックのミニDV用バッテリーを使用できる。例えばソニーのNP-F550なら最長で105分の使用が可能。

 また、アントンバウアーマウントやPAGマウントの製品にも対応するほか、バッテリーベルトおよび自動車用シガーライターも利用できる。ライトの出力を50%減光した場合は、消費電力も比率に応じて下がるという。

 本体サイズは44×123×120mm(幅×奥行き×高さ)、重量は400g。

(本誌:折本幸治)

2009/7/31 14:49