ライカ、オリーブペイントの限定モデル「D-LUX 4サファリ」


 ライカカメラジャパンは、コンパクトデジタルカメラ「D-LUX 4サファリ」を世界6,000台限定で9月に発売する。価格は未定。

D-LUX 4サファリ専用キャリングケースが付属する

 同社のコンパクトデジタルカメラ「D-LUX4」をベースに、オリーブグリーンの塗装を施した限定モデル。D-LUX4との違いは外観のみ。オリーブグリーンの塗装は、ライカのコンパクトデジタルカメラとしては初めてとなる。

 外装は、オリーブグリーンのアルマイト仕上げ。耐摩耗性が高く、傷が付きにくいという。前面には赤のライカバッジを配した。レンズ鏡胴、シャッターボタン、モードダイヤル、ホットシューなどはシルバーとなっている。

 なお、ライカではD-LUX4のチタンカラーバージョン「D-LUX 4チタン」(1,000台限定)を1月に発売済。実売価格は12万2,000円前後。また、オリーブグリーン塗装のデジタルカメラとしては、2月に「M8.2サファリ」を世界限定500台で発売している。

 パッケージには専用キャリングケースが付属。耐摩耗性と防水性に優れた素材を使用している。カメラ本体のほか、ハンドグリップ、外付けファインダー、ストロボなどのアクセサリーも収納できる。また、ナイロン製のレインカバーも備える。

 D-LUX 4は、有効1,010万画素の1/1.63型CCD、2.5倍ズームレンズ、3型46万ドットの液晶モニターなどを搭載するモデル。パナソニックの「LUMIX DMC-LX3」と共通する機能や仕様が見られるが、カラーマッチング、コントラスト、鮮明度はライカ独自の設定になっており、「プロ仕様のフィルムをプロラボで現像してきたライカのシステムカメラユーザーにはなじみ深い画像特性に合わせた」としている。レンズは24~60mm相当、F2~2.8。1,280×720ピクセルでのHD動画やRAWでの記録にも対応している。記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。発売は2008年9月。



(本誌:武石修)

2009/6/25 16:35