タムロン、「60mm F2 Di II Macro」の価格と発売日を決定


SP AF 60mm F2 Di II LD [IF] Macro 1:1(Model G005)

 タムロンは16日、「SP AF 60mm F2 Di II LD [IF] Macro 1:1」(Model G005)の価格と発売日を正式に発表した。キヤノン用を6月25日に発売。価格は7万4,550円。ニコン用(AFモーター内蔵)とソニー用は順次発売する予定。

 タムロンが3月に開発発表した製品で、APS-Cサイズの撮像素子に特化したマクロレンズ。同クラスのマクロレンズの一般的な開放F値であるF2.8より1段明るいF2を実現した。

 撮影倍率1:1の等倍撮影に対応し、最短撮影距離は0.23m。レンズ前面が繰り出さないインターナルフォーカス方式を採用しており、クラス最長のワーキングディスタンス100mmを実現した。

 また、オートフォーカス撮影時にフォーカススイッチを切り替えることなく、マニュアルフォーカスでのピント合わせが行なえるフルタイムマニュアル機構を搭載している。

 レンズ構成は10群14枚。第一群に大型のLD(異常低分散)レンズ2枚を採用し、色収差をはじめとした諸収差を補正したという。

 絞り羽根は7枚。フィルター径は55mm。本体サイズは73×80mm(最大径×全長)、重量は390g。※数値はニコン用



(本誌:折本幸治)

2009/6/16 17:02