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パナソニック、超望遠ズーム「LEICA 100-400mm F4.0-6.3」を国内発売

最長800mm相当。ボディ+レンズの手ブレ補正「Dual I.S.」にも対応

パナソニックは、「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.」(H-RS100400E)を3月10日に発売する。メーカー希望小売価格は税別23万円。

2015年7月に開発発表した超望遠ズームレンズ。先に海外で正式発表され、国内での発売に関しては未定のままだった。

35mm判換算200-800mm F4-6.3の超望遠ズームレンズ。2010年10月発売の「LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 / MEGA O.I.S.」を超える最大800mm相当の画角を得られる。

レンズ構成は非球面1枚、EDレンズ2枚、UEDレンズ1枚を含む13群20枚構成。絞りは9枚羽根の円形。

4K撮影を活かす高性能レンズとしており、AFサーチ時の像倍率変化および手ブレ補正「POWER O.I.S.」機構の動作時も周辺画像歪みを抑えた設計を特徴とする。リニアモーターによるフォーカス駆動も静音仕様とした。

「LUMIX GX8」に採用例のある、カメラボディとレンズの双方で手ブレ補正機構を動作させる「Dual I.S.」に対応。

鏡筒は防塵防滴仕様。鏡筒と一体型になった三脚座を装備し、三脚撮影時にレンズを回転させても、根本付近の操作スイッチは回転しない構造とした。

三脚座の先端部分を外したところ

スライド式の内蔵フードとズームロックリングを備える。

最短撮影距離は1.3m。最大撮影倍率は0.5倍(35mm換算)。フィルター径は72mm。

最大径×全長は約83×171.5mm。重量は約985g(外付け三脚座を含まず)。

(本誌:鈴木誠)