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ライカ、ブラッククローム仕上げの限定レンズ2本

ズミクロン35mmと初代風のズミルックス50mm

ライカ ズミクロンM f2/35mm ASPH. ブラッククローム
ライカ ズミルックスM f1.4/50mm ASPH. ブラッククローム

ライカカメラ社は、ライカMレンズの限定モデル「ライカ ズミクロンM f2/35mm ASPH. ブラッククローム」と「ライカ ズミルックスM f1.4/50mm ASPH. ブラッククローム」を世界限定で各500本発売する。2015年4月以降の発売予定。

真鍮鏡筒にブラッククロームを施した限定レンズ。ともにレンズ構成は現行モデルの通常品と同じで、鏡筒デザインもしくは外装仕上げが異なる。それぞれ通常品はブラックアルマイトと真鍮シルバークロームを用意している。

ズミルックス50mmは、現行ASPH.モデルのレンズ系を1959年登場の初代ズミルックス風デザインの鏡筒に収めた。フードは一体型から外付けになっている。

ライカ ズミルックスM f1.4/50mm ASPH. ブラッククロームをライカM-Aに装着

過去にも同様の外観デザインのものが一部限定で存在し、“LHSAエディション”などと呼ばれるが、ブラッククローム仕上げは初登場と見られる。また、ブラックペイントでオールド仕上げのものが「ライカM-Pセット “CORRESPONDENT” By Lenny Kravitz」(3月23日発売)に含まれている。

ズミクロン35mmは、上のズミルックス50mm同様のブラッククローム仕上げを採用。付属のフードが通常品は樹脂製で角形のところ、限定品では金属製の丸形スリットフードに変わっている。

ライカ ズミクロンM f2/35mm ASPH. ブラッククロームをライカM-Aに装着

現行のM型ライカでブラッククローム仕上げを用意しているのは、デジタルのライカMモノクロームと、銀塩のライカM-AおよびライカM7。

(本誌:鈴木誠)