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【CP+】ワイドトレード、日本参入するベンロのフィルターを展示

センターポールが倒せる三脚も

ワイドトレードブースでは、同社が扱うベンロ、MeFOTO、トキスターといったブランドの製品を展示。新製品ではベンロのフィルターと三脚があった。

ベンロは三脚メーカーとして知られるが、このたび日本でもフィルターに参入する。詳細は「海外で人気のBENROフィルター、その工場を訪ねた」を参照して欲しいが、特に角形フィルターに力を入れているとのことだ。

角形フィルターはグラデーションNDフィルターのグラデーションの位置や角度を自由に変更できるといった自由度の高いフィルターで、専用のホルダーに装着して使用する。

ベンロの角形フィルターを始めて展示した
来場者の関心は高いようだった

ベンロでは従来の樹脂では無く、画質劣化の少ないガラス製フィルターを採用し、品質重視で製造しているとのこと。コーティングや色再現性にもこだわっているそうだ。

丸形フィルターも含めて近日中に販売を開始する。フィルターでは異例の、購入から30日以内の返品保証が付く。

角形フィルターは150mm/100mm/75mmの3タイプを用意する。

150mmタイプ。ブースではAF-S NIKKOR 14-24mm F2.8 G EDに装着していた

150mmタイプはEF 14mm F2.8 II USM、AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8 G ED、SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG HSM IIといった丸形フィルターが付かない超広角レンズでケラレなく使えるということで反響があるそうだ。

100mmタイプ。角形フィルターはフィルターの位置を自在に動かせるのがメリット
すべてのタイプで内部に丸形のPLフィルターを装着できる
PLフィルターはホルダー部分から回転させることができる

また75mmタイプはミラーレスカメラ用となっており、コンパクトなシステムで本格的なフィルターワークが行えるようになっている。

こちらはミラーレス向けの75mmタイプ。角形フィルターは2枚装着可能

すべての角形フィルターホルダーは、前面に丸形のPLフィルターを装着して角形フィルターと同時に使える。

桃井一至氏によるフィルターと三脚のセミナーが行われていた。同氏のセミナーは14日(土)は12時10分~、15日(日)は11時10分~となっている
丸形フィルターも一堂に展示した
角形フィルターと丸形フィルターはいずれも撥水加工を施してある
強化ガラスを使っており、鉄球を落としても割れないというデモを行っていた

ベンロの三脚ではフォトキナ2014で発表していたSystem Goシリーズが国内投入される。発売は2月15日。

System Goシリーズ三脚を試すことができる
トラベルタイプなので、コンパクトに収納できる

System Goシリーズは、センターポールを横にすることでより自由なアングルで撮影できる三脚。独自の回転機構を採用し、がたつきも少ないという。

雲台を増設したり一脚を組み合わせることができる接続パーツなども用意し、拡張性を高めている。

センターポールを水平にできる
回転部分は独自機構という
マクロ撮影などでも便利とアピールしていた
一脚などと組み合わせて水平のレールを構成することもできる
増設用のカメラベースも発売する

トキスターブランドでは、モノブロックストロボe-Z Flash BP4.0LHを展示している。ブースでは茂手木秀行氏による同ストロボのセミナーも連日行っている。

茂手木氏によるセミナーは14日(土)が16時30分~、15日(日)は14時~
e-Z Flash BP4.0LH

(本誌:武石修)