ニュース

カールツァイス、フルサイズEマウントレンズを海外発表

35mmと50mmでMF仕様。距離目盛り・絞りリング付き

 カールツァイスは9月2日、35mmフルサイズに対応したEマウントレンズ「Loxia 2/50」と「Loxia 2/35」を海外で発表した。国内での発売は未定。

Loxia 2/35
Loxia 2/50

 ソニーα7R/α7/α7S向けに設計したというシリーズ。フォーカスはマニュアル。Eマウントレンズには少ない焦点距離目盛りや絞りリング、被写界深度目盛りを備えるのも特徴で、動画撮影時にクリックストップを無効にできる切り替え機能も有する。

 Loxia(ロキシア)とは、ラテン語でスズメ目アトリ科に分類されるスズメよりやや大きな鳥「イスカ」のこと。カールツァイスは、ミラーレスのAPS-C機向けとして「Touit」シリーズをリリースしているが、フルサイズのミラーレス向けレンズは今回が初めて。

 なおソニー製で焦点距離が近いレンズとしては、「Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA」と「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」がある。

Loxia 2/35

 焦点距離35mm、開放F2の広角レンズ。レンズ構成は6群9枚。フィルター径は52mm。最大径×全長は62.1×66mm、重量は340g。

Loxia 2/50

 焦点距離50mm、開放F2となる標準レンズ。レンズ構成は4群6枚。最短撮影距離は0.45m。フィルター径は52mm。全長は66.2mm、重量は320g。

(本誌:武石修)