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オリンパスの新EVF「VF-4」に、エプソンの液晶パネル「ULTIMICRON」が採用

 セイコーエプソン株式会社は20日、高温ポリシリコンTFTカラー液晶パネル「ULTIMICRON」(アルティミクロン)が、オリンパスのEVF「VF-4」に採用されたと発表した。VF-4はレンズ交換式カメラ「OLYMPUS PEN E-P5」などとともに、6月28日に発売される。

ULTIMICRON
VF-4

 VF-4に採用されたのは、エプソンが2013年1月に量産を開始した0.48型XGA解像度(1,024×RGB×768、約236万画素)のULTIMICRON。

 高温ポリシリコンTFTカラー液晶パネルのULTIMICRONは、カラーフィルター方式を採用する液晶パネル。動きの速い被写体撮影や、流し撮りの際に、カラーブレークアップ現象が発生しない特徴を持つ。

 VF-4は、オリンパスの外付けEVFにおいて、最新かつ最高性能を持つ。倍率は1.48倍。表示タイムラグは約0.032秒。可動式チルト機構、アイセンサー、シューロック機能を装備。背面モニターのチルト時や再生メニュー時には、自動的にアイセンサーがオフになる。価格は3万3,600円。

 なお、VF-4の下位モデル「VF-2」の表示画素数は約144万ドット、「VF-3」は約92万ドット。

(本誌:折本幸治)