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リコー「GR」の先行体験イベントレポート

 ペンタックスリコーイメージングが24日に発売するリコーブランドのコンパクトデジタルカメラ「GR」を体験できるイベント「GR 体感&トークライブ」が11日に東京港区で開催された。ここではイベントの模様をお伝えする。なお、18日には大阪でも同様のイベントが開催される。

GR。
開場前には100人ほどの入場待機列ができていた。

 GRは「GR DIGITAL IV」の後継モデルで、今回撮像素子をAPS-Cサイズ相当に大型化したことなどで話題になっている高級コンパクトデジタルカメラ。今回のイベントが、動作するGRに触れられる最初の機会とあって、発売前に体験しようと多くの来場者が会場に詰めかけていた。

 雨天だったが開場前の待機列は100人程にもおよび、スタッフによると先頭の人は9時くらいから並んでいたとのこと。一般入場は11時30分からだったが入場時間を繰り上げるほどの盛況ぶりだった。開場直後は入場制限も実施された。

多くの来場者で賑わった。
タッチアンドトライコーナーは人気のため、1人5分程度という時間制限があった。
GR DIGITALシリーズやGXRを持った来場者の姿も多く見かけた。

 タッチアンドトライコーナーは20台のGR(ベータ機。画像持ち帰り不可)が並び、撮影を試すことができた。熱心に説明員に質問する人も多かった。

 また「1時間貸し出しコーナー」も最初の回は開場前に整理券の配布が終了していた。1回に20名にGRを貸し出して、会場の周囲などを撮影してもらおうという趣旨。こちらのカメラは製品版で、画像の持ち帰りも可能だった。

 また会場では赤城耕一氏と内田ユキオ氏によるスペシャルセミナーをも開催。満席で立ち見する来場者も多かった。

各スペシャルセミナーは満席になった。このほか2階にも立ち見の来場者がいた。
会場には大きなプリントも展示。
マグネシウムの外装パーツも展示されていた。
実際の背面。
Eye-Fiカードの実演も。GRはEye-Fiを使うと、カメラで選んだ写真をスマートフォンなどに転送できる。
GRを購入して申し込むと先着5,000名にもれなくプレゼントされる「GR×nano・universeストリートバッグ」の実物も展示。
まだ詳細は決まっていないが、カスタマイズサービスの参考展示もあった。
リコーエレメックス製の数量限定オリジナルウォッチは、オンラインショップの予約受付が終了した。

(本誌:武石修)