「OM-D E-M5のセンサーはソニー製」とオリンパス笹社長が発言


 オリンパス株式会社の笹宏行代表取締役社長執行役員は2日、顕微鏡新製品の発表会において、「OLYMPUS OM-D E-M5の撮像素子はソニー製」とコメントした。

OLYMPUS OM-D E-M5(左)。発売は3月。ボディのみの実勢価格は10万4,800円。右は5軸手ブレ補正機構にマウントされたOM-D E-M5のセンサー

 発表会後、個別の囲み取材の中で飛び出した発言。オリンパスへの出資に関する質問が飛び交う中、笹社長がコメントした。時事通信社などが2日に報道しており、小誌が広報・IR室へ取材したところ「申し上げたことは事実」との回答を得た。

 このところソニー、またはパナソニックがオリンパスに出資するとの報道が相次いだことで、囲み取材ではソニーにちなんだ質問が数多く出たと思われる。当該記事にある「ソニーはCMOSセンサーの分野ではおそらく世界一だ」についても、その場で笹社長より発言があったという。

 これまでオリンパスは、OM-D E-M5のイメージセンサーメーカーについて明らかにしていなかった。OM-D E-M5のセンサーは、オリンパスが「新開発のLive MOSセンサー」と呼ぶ4/3型の有効1,605万画素タイプ。最高感度はISO25600。





(本誌:折本幸治)

2012/7/3 16:30