ソニー、「α55」の国内向け生産を完了


 ソニーは、レンズ交換式デジタルカメラ「α55」について、国内向け商品の生産を完了したと発表した。αシリーズの製品情報ページによると、α55ズームレンズキット(SLT-A55V)、ダブルズームレンズキット(SLT-A55VY)の両方とも生産完了となっている。

α55。約1,620万画素のExmor APS HD CMOSセンサーを採用。約10コマ/秒の連写性能やGPS機能などを備えていた

 α55は、α33とともに、トランスルーセントミラーテクノロジーを採用した初の製品として2010年9月10日に発売。α33に続き、このたび国内向け商品の生産完了が伝えられた。海外では販売が続いている。

 2011年10月発売の上級機「α77」「α65」に比べて、記録画素数やファインダーのスペックなどにおいて古さは見られるものの、10コマ/秒の連写や、トランスルーセントミラーテクノロジーのメリットを活かした小型軽量なボディにファンは多い。

 今後、ソニーのAマウントαボディにおけるローエンドモデルは、α65になる。




(本誌:折本幸治)

2012/1/17 12:55