パナソニック、12コマ/秒・60P動画の「LUMIX DMC-FZ150」を国内発表

　パナソニックは、レンズ一体型デジタルカメラ「LUMIX DMC-FZ150」を22日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は5万円前後の見込み。

LUMIX DMC-FZ150

　同社が29日に海外で発表した機種。今回、国内での発売が決定した。

　世界最速というメカシャッターによる12コマ/秒（12コマまで）の連写機能を備えたほか、「AVCHD Progressive」による1,920×1,080ピクセル 60Pの動画撮影にも対応した。

　センサー有効画素数は従来モデル「LUMIX DMC-FZ100」の1,410万画素から1,210万画素に抑えた。高感度MOSセンサーを採用することで、S/N比が従来機から約1.5倍向上したとする。ノイズリダクションでは「マルチプロセスNR技術」をエンジン側で動作させることで高速処理を実現。高速連写中や動画中のノイズリダクションも可能になったとしている。RAW記録にも対応する。

　AF速度は従来機から約50％速くなり、「0.1秒AF」を謳う。超解像技術も搭載した。歩きながら動画を撮影する際により手ブレを抑えられるという「アクティブモード」も採用した。

【2011年9月1日】記事初出時にシャッター速度を「60-1/4,000秒」と記載しておりましたが、正しくは「30-1/2,000秒」です。