富士フイルム、「FinePix X100」の供給不足について告知


 富士フイルムは8日、デジタルカメラ「FinePix X100」が国内市場で供給不足に陥っていると発表した。予定数量を大幅に上回る注文があったためとしている。

FinePix X100

 また、レザーケース「LC-X100」とレンズフード「LH-X100」も生産が追いついていないという。どちらもFinePix X100の専用オプション。

LC-X100LH-X100

 富士フイルムは告知ページ上で、「至急に増産体制をとり、現在ご注文をお受けしているお客さまへの対応を最優先に商品のお届けを進めてまいります」とアナウンスしている。

 FinePix X100は、APS-Cサイズ相当の有効1,230万画素CMOSセンサーを搭載するレンズ固定式のデジタルカメラ。レンズは焦点距離35mm相当(35mm判換算)F2の単焦点。光学ファインダーと電子ビューファインダーを切替可能な「ハイブリッドファインダー」を備えている。発売は3月5日。実勢価格は12万8,000円前後。

 LC-X100とLH-X100もオープンプライス。実勢価格は、LC−X100が1万2,000円前後、LH-X100が1万円前後。

(本誌:折本幸治)

2011/3/8 17:34