アップル、Facebookとの連動を強化した「iPhoto '11」

iLife '11

　アップルは、総合ソフトパッケージ「iLife '11」を21日に発売した。価格は4,800円。5ライセンスを含む「iLife '11ファミリーパック」は7,800円。iLife '11、iWork、Mac OS X 10.6を含む「Mac Box Set」は1万2,800円。対応OSはMac OS X 10.6.3以降。

　iLife '11は、ファミリーおよびパーソナル向けソフト「iPhoto」、「iMovie」、「GarageBand」、「iWeb」、「iDVD」からなるパッケージ。新規購入のMacに付属する。iPhoto、iMovie、GarageBandはそれぞれ「iLife '9」に同梱していたバージョンからのメジャーバージョンアップとなる。

　このうち写真管理ソフト「iPhoto '11」は、顔認識、位置情報、キーワードなどの条件から写真を整理できるほか、編集機能やスライドショー機能などを備える。さらに、FlickrやMobileMeなどとの連動機能も有する。

　主な新機能は、Facebook連動機能の向上、フルスクリーンモード表示の一新、スライドショー遷移パターンの追加、写真のEメール送信機能およびフォトブック作成機能を強化など。

　このうちFacebook関連では、プロフィール写真の更新、掲示板への投稿、アルバム閲覧をiPhoto '11上で行なえる。また、「人々」で追加した名前をFacebookの名前タグに変換する機能や、Facebookで共有した写真を確認する機能も備えている。

　また、写真とテキストによる「活版印刷カード」の作成も可能となった。15種類のテーマを用意し、作成したカードはiPhotoプリントサービスに注文できる。

フォトブック作成イメージ（左）と活版印刷カード作成イメージ（右）