【フォトキナ】ペンタックス、7コマ/秒のデジタル一眼レフカメラ「K-5」を発表

〜7.5倍ズームレンズ「DA 18-135mm F3.5-5.6 WR」も

 ペンタックスはフォトキナ2010の前日にあたる20日(現地時間)、報道関係者向けにデジタル一眼レフカメラ「K-5」と交換レンズ「DA 18-135mm F3.5-5-6 WR」を披露した。

 いずれもドイツでは10月に発売する。ドイツでの価格はK-5ボディが1,459ユーロ。DA 18-135mm F3.5-5-6 WRが799ドル。

K-5
シャッターボタン周りモードダイヤル周り

 K-5は、K-7の後継モデルと見られる。画素数や連写コマ数の引き上げを図った。外観はK-7を踏襲している。

 センサーは有効1,628万画素のAPS-Cサイズ相当CMOSセンサー。K-7は1,460万画素だった。連写コマ数はK-7の約5,2コマ/秒から約7コマ/秒になった。ゴミ対策機構のダストリムーバル「DR II」や視野率100%のファインダーをK-7から引き継いだ。

 AFシステムは、新世代という「SAFOX IX+」を搭載。光学系の設計を見直しライトソースに対応して動作可能になった。また、最高1,920×1,080ピクセル、25fpsのフルHD動画撮影にも新たに対応した。

DA★ 55mm F1.4 SDMを装着したところ

 また新レンズのDA 18-135mm F3.5-5-6 WRは、7.5倍の標準ズームレンズ。35mm判換算の焦点距離は27.5-207mm。簡易防水構造を備えるとする。AF駆動用DCモーターをレンズ内に搭載している。レンズ構成は11群13枚。最短撮影距離は40cm。最大撮影倍率は0.24倍。フィルター径は62mm。

DA 18-135mm F3.5-5-6 WR
広角端時望遠端時
明日の開幕に向けて設営が進むペンタックスブース



(本誌:武石修)

2010/9/21 01:11