オリンパス、デジタルカメラ用アクセサリー3種類の出荷を中断・延期

　オリンパスは21日、デジタルカメラ用アクセサリーのうち3種類の製品について、同社からの出荷を中断および延期すると発表した。対象製品は下記の通り。

• 本革ネックストラップ「CNS-06」
• ウェアラブルケース「CSCH-69」
• 本革カメラケース「CSCH-65」

CNS-06	CSCH-69

CSCH-65

　同社では各国の化学物質規制や社会動向などを考慮し、「製品における環境関連物質管理規定」を制定しており、今回は上記の3製品について「自主基準に適合していない部品が使用されている」ことが判明したため、出荷の中断および延期の措置をとる。また、自主基準に適合した製品を再手配中としている。

　製品の再出荷時期は、CNS-06とCSCH-69が6月末、CSCH-65が7月上旬の見込み。

　なお購入済みの製品に対しては、準備ができ次第、適合部品を使った製品への交換を行なうとしている。交換対応の開始時期は、CSCH-69が5月末、CNS-06が6月末の予定。具体的な交換方法などについては再度Webサイト上で案内するとしている。

　また、現行の製品を使い続けることによって、機能・性能面での不具合や、国内における法的な問題はないとしている。使用後に通常の家庭ごみとして廃棄しても問題ないという。