シグマ、「Photoshop CS5」にレンズ収差補正データを提供

アドビのPhotoshop CS5

　シグマは12日、アドビが5月28日に発売する新製品「Photoshop CS5」および「Photoshop CS5 Extended」のレンズ収差補正について、シグマ製レンズの収差情報が登録されていると発表した。アドビとシグマの共同開発によるもの。

　Photoshop CS5のレンズ収差補正機能は、レンズにあわせた補正を可能とするため、撮影したレンズに合わせたレンズプロファイルを適用できるようになっている。

　各レンズプロファイルは基本的に、アドビが独自に設定したデータを元にしている。ただしシグマ製レンズについては、シグマが公式にデータを提供。設計データに基づいた高精度な収差補正を行なうという。画像調整後に「歪曲収差」「色収差」「周辺光量」の補正量の微調整・解除も可能。

　シグマは、今後発売するレンズについても随時対応するとしている。

　Photoshop CS5は、定番フォトレタッチソフトの最新版。発売は5月28日。。価格はWindows用、Mac OS X用ともに9万9,750円。アップグレード版が2万6,250円、特別提供版が8万6,310円となっている。対応OSは、Windows XP/Vista/7。Mac OS X 10.5.7/10.6。特定用途向けの「Photoshop CS5 Extended」は14万700円。