パナソニック、64GBと48GBのSDXCメモリーカードを海外発表


 パナソニックは6日(現地時間)、SDXCメモリーカード2製品を海外発表した。現地時間で7日に開幕する2010 International CESに展示する。パナソニックがSDXCメモリーカードについて具体的な製品発売をアナウンスしたのは今回が初めて。

 発表したのは64GBの「RP-SDW64GE1K」と48GB「RP-SDW48GE1K」。価格は、RP-SDW64GE1Kが599.95ドル、RP-SDW48GE1Kが449.95ドル。発売は2月を予定している。

RP-SDW64GE1KRP-SDW48GE1K

 RP-SDW64GE1KとRP-SDW48GE1Kは、パナソニックの現行ラインナップ上高速モデルにあたる「GOLD」ラインに属し、どちらも10MB/秒の転送速度を保証するスピードクラス10に対応。最高転送速度は22MB/秒以上という。

 また、新開発のメモリーコントローラー「Super Intelligent Controller」を採用した。自動的にエラー訂正を行なうことでデータの損傷を防ぎ、信頼性と製品寿命を向上するという。

 パナソニックによると、AVCHD形式のフルHD動画を17Mbpsのビットレートで撮影した場合に、RP-SDW64GE1Kで8時間30分、RP-SDW48GE1Kで6時間20分の記録が可能としている。

 SDXCメモリーカードは、2009年1月にSDアソシエーションが仕様を策定。規格上最大2TBまでの容量と、最大104MB/秒の転送に対応している。ファイルフォーマットはexFAT。現行のSDHC/SDメモリーカードなどからのスロット形状の変更はないという。



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2010/1/7 19:48