デジタルカメラの国内出荷台数が6カ月ぶりに増加

~CIPA2009年8月統計より

 一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は、2009年8月のデジタルカメラ、交換レンズ、フォトプリンターの生産出荷統計を発表した。

 デジタルカメラ全体の生産実績は、907万8,994台(前年同月比92.9%、以下同)、金額ベースで1,169億238万9,000円(80.0%)。

 このうち国内出荷は92万6,385台(105.4%)、201億4,078万5,000円(96.9%)。レンズ一体型は84万6,032台(107.5%)、157億362万2,000円(99.7%)。レンズ交換式一眼レフタイプが8万353台(87.0%)、44億3,716万3,000円(88.1%)。デジタルカメラの国内出荷台数が前年同月を上回るのは2009年2月以来6カ月ぶり。

 海外出荷は876万1,842台(98.7%)、1,293億7,565万8,000円(81.3%)。

 一眼レフ用交換レンズの生産実績は132万8,155本(96.2%)、163億3,558万5,000円(80.1%)。国内出荷は35mm用レンズが1万8,836本(70.4%)、7億4,482万3,000円(63.2%)。デジタル専用レンズは11万6,446本(87.0%)、19億8,821万3,000円(85.4%)。

 民生用A4未満フォトプリンターの国内出荷は1万6,740台(44.1%)、1億1,201万円(33.2%)。



(本誌:鈴木誠)

2009/10/1 12:22