ニコン、「AF-S DX 18-200mm F3.5-5.6 G」をリニューアル

AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6 G ED VR II

　ニコンは、交換レンズ「AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6 G ED VR II」を9月4日に発売する。価格は11万250円。

　APS-Cサイズの撮像素子を採用したDXフォーマットに対応する交換レンズで、既存の高倍率ズームレンズ「AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6 G」（2005年12月発売）を強化した製品。同時発表のデジタル一眼レフカメラ「D300S」にも、本製品が付属する「D300S AF-S DX 18-200G VR II レンズキット」の設定がある。

　従来の多層膜コーティングに改良を加え、広い波長域で高い透過率を実現したという「ニコンスーパーインテグレーテッドコーティング」の効果をさらに高めたとしている。

　また、ズームロックスイッチを新たに搭載した。レンズ先端の重さで鏡筒が自然に伸びる、ズーム自重落下を防止する。

　そのほかの仕様は従来製品をほぼ踏襲。約4段分の手ブレ補正効果を発揮するという「VR II」を搭載。ノーマルとアクティブの2モードを選択できる。鏡胴上のVRロゴは赤色から金色に変化した。

　AF駆動用に小型超音波モーター「SWM」を装備。また、7枚羽根の円形絞りを採用する。最短撮影距離は0.5m。

　レンズ構成は12群16枚。そのうちEDレンズは2枚、非球面レンズは3枚となっている。

　フィルター径は72mm。本体サイズは約77×96.5mm。重量は約565g。

D300Sに装着	D300Sに装着

D90に装着	D90に装着

付属するレンズフード「HB-35」	同じく付属品のソフトケース「CL-1018」

レンズ構成図

MTF曲線図（広角端）	MTF曲線図（望遠端）