PENTAX K-3 Mark III、K-1/K-1 Mark IIが更新。特定レンズのみで使えるカスタムイメージ第一弾「夏天（KATEN）」搭載

リコーイメージングは6月23日、一眼レフカメラ「PENTAX K-3 Mark III」「PENTAX K-1 Mark II」「J limited 01」「PENTAX K-1」の最新ファームウェアを公開した。

対応するLimitedレンズと組み合わせることで使用可能になる、新カスタムイメージ「Special Edition」が搭載された。Special Editionは「春夏秋冬」をテーマに、同社が“それぞれの季節で使っていただきたい”というカスタムイメージ。今回はその第一弾として、夏の濃い青空や眩しく白い雲のディティール表現をイメージした「夏天（KATEN）」が追加された。秋、冬、春については各季節で順次リリース予定。

夏天（KATEN）に対応するレンズは、いずれのカメラも、「HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited」と「HD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WR」の2本。装着レンズをカメラが判断し、対応レンズの場合のみ、カスタムイメージSpecial Editionの選択が可能となる。

この2本のレンズを選択した理由について同社は、「両レンズとも超広角で広い画角が得られ、夏の強烈な陽射しや画面内に太陽を入れたシーンでも最新のHDコーティングによりゴーストの発生を極限まで抑えることが可能な」ため、夏天（KATEN）で目指した画作りを実現する最適なレンズだと説明している。

カスタムイメージ「鮮やか」（デフォルト設定）。撮影：北島清隆（以下同）

カスタムイメージ Special Edition「夏天（KATEN）」

今後追加される秋、冬、春の対応予定機種は以下のとおり。カスタムイメージの各名称は現時点では不明。

秋

冬

春