スマホ操作に対応したポータブル赤道儀「スカイメモSW」。専用の微動雲台・三脚も

株式会社ケンコー・トキナーは、天体写真撮影用ポータブル赤道儀「スカイメモSW」と専用の微動雲台・三脚を2022年4月1日に発売する。

スカイメモSW

ポータブル赤道儀「スカイメモS」（2015年4月21日発売）にWi-Fi機能を追加し、スマートフォン（スカイメモアプリを利用）による操作を可能としたポータブル赤道儀。希望小売価格は税込6万6,000円。

スマートフォンアプリにより北極星が確認できるため、軸合わせが簡便に行えるほか、内蔵した極軸望遠鏡により、精密な極軸合わせにも対応する（明視野照明装置付き）。

スマートフォンを利用しなくても、本体に備えたモードダイヤルを利用することで、トラッキングレート（追尾モード）の設定が可能。モードダイヤルでは、恒星・太陽・月・天体タイムラプス・タイムラプス・ロングタイムラプスの6つのモードを選択できる。

地上の景色と星空を同じフレームに収めて撮影する星景写真に対応した「0.5倍速追尾モード」搭載。ゆっくりと動く追尾機能により、地上の景色がズレにくいという。

電源には、単3形電池4本を使用。公称値ながら約36時間の連続使用が可能となっている（気温20度、恒星時駆動、アルカリ乾電池利用時）。

スカイメモS・SW用微動雲台

0～70度の範囲でより細かな調節に対応する微動雲台。スカイメモSWの発売に合わせ、新色のホワイトを追加した。希望小売価格は税込1万6,500円。

なお、スカイメモS用微動雲台では、ブラック、レッド、シルバーの3色をラインナップしている。

スカイメモS・SW用三脚

スカイメモS・SWと組み合わせて利用するための2段アルミ三脚。スカイメモSWの発売に合わせ、新色のホワイトを追加した。希望小売価格は税込1万8,700円。

取り付けネジには、3/8-16UNCネジを採用。水準器を備えている。

なお、スカイメモS用三脚としては、ブラック、レッド、シルバーの3色をラインナップしている。