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オリンパス、フラッグシップ機「OM-D E-M1X」の出荷価格を改定。実売20万円弱に

「超望遠レンズが充実」「より多くのユーザーに」 モニターキャンペーンも実施

OLYMPUS OM-D E-M1X

オリンパスは11月18日、ミラーレスカメラ「OLYMPUS OM-D E-M1X」(オープン価格)の出荷価格を改定したことを明らかにした。オリンパスオンラインショップでは同機の販売価格(税込)が37万1,800円から19万5,800円となり、編集部調べの市場価格も概ね20万円弱となっている。

今回の価格改定についてオリンパスは、11月17日に発表した超望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」に加え、既存製品の「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」や「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」といった超望遠域をカバーするM.ZUIKO DIGITALレンズの充実が背景にあると説明。

鉄道、風景、航空機といった超望遠域が多用される撮影ジャンルにおいて、OM-Dシステムが高画質、多彩な撮影機能、コンパクトさを兼ね備えた撮影システムに成長しているとし、そのコアとなるプロフェッショナルモデルに位置づけるOM-D E-M1Xを、これらの超望遠レンズと共により多くのユーザーに体験してほしいとの考えで、出荷価格を改定することにしたという。

なお同社は、OM-D E-M1Xに対してファームウェアVer.2.0を12月3日に提供すると予告済み。インテリジェント被写体認識AFに「鳥認識」が加わることで、鳥の瞳も自動で検出・追尾可能となる。

E-M1X体験モニターキャンペーン

同社ではこれにあわせ、「鳥認識AFリリース記念!OM-D E-M1X体験モニターキャンペーン」も実施。オリンパスの公式Twitter(@olympuspenstyle)をフォローし、対象となる投稿を引用リツイートすると、抽選で5名にOM-D E-M1X(ファームウェアVer.2.0適用済み)と「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」または「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」を貸し出す。

借用レンズの希望は、引用リツイート時に指定できる。M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROの場合は1、M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISの場合は2と記載する。

応募期間は2020年11月17日〜11月25日。モニター期間は12月3日〜2021年1月12日。当選者はモニター製品で撮影した作品(3枚以上)と、使用した感想を提出する。

本誌:鈴木誠