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パナソニック、LUMIX S/GシリーズカメラをWebカメラ化するソフトを発表

USB接続で直接認識 よりシームレスにWeb会議ソフトで使えるように

パナソニックは7月14日、同社製カメラをWebカメラとして使用可能にするソフトウェア「LUMIX Webcam Software」を発表した。リリース予定はWindows用が9月末、macOS用が10月末となっている。

同ソフトは対象カメラをUSBケーブルでパソコンとつなぐことで、カメラ側で取得した映像をWeb会議等で使用できるようになるというもの。

同社はテザー撮影ソフトを活用して同じくライブストリーミング用の映像を取得できるようにした「LUMIX Tether for streaming(Beta)」をリリース(Windows用は6月8日、Mac用は7月14日)しているが、同ソフトはパソコン側から直接カメラをUSBカメラとして認識できなかった。

上記仕様のため、これまでLUMIX Tether for streaming(Beta)を利用してWeb会議ソフトなどでカメラの映像を利用する場合、画面共有などを介する必要があったが、新たに発表されたソフトでは、よりシームレスにカメラをWebカメラとして運用できるようになる見込みとなっている。

対応するカメラ機種は、35mm判フルサイズミラーレスではLUMIX S1/S1R/S1H、マイクロフォーサーズ機ではLUMIX G9 PRO/GH5/GH5S/G100となっている。このうち、LUMIX G100については、現時点で公開日は未定となっている。

対応機種のひとつ「LUMIX S1R」(写真はLUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.を装着したもの)

本誌:宮澤孝周