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キヤノン、暑さ対策のファン付きバイザーを開発。生産現場などで利用

マスクやフェイスシールドの着用時に カメラ・レンズのプラ素材採用

着用イメージ

キヤノンは6月30日、暑さ軽減のための「ファン付きバイザー」を独自に開発し、生産現場などで社内利用を開始したと発表した。

マスクやフェイスシールド着用時の暑さ軽減や熱中症対策を目的としたもの。医療用ではないとしている。頭部の本体部分にファンを搭載し、額から顔の前面にかけて下向きの気流が発生することで暑さを軽減するという。本体にはカメラやレンズに用いられるプラスチック素材を採用した。

このファン付きシールドの知的財産権は、同社が発起人として参画する「COVID対策支援宣言書」の対象となり、新型コロナウイルス感染症の蔓延終結を目的とした行為に対しては対価や補償を求めないという。

同社が開発したファン付きバイザー(付属の透明シールド装着時)

本誌:鈴木誠