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カメラグランプリ2020大賞は「ソニーα7R IV」

レンズ賞・読者投票部門とあわせてソニーが三冠

カメラグランプリ2020実行委員会は5月18日、「カメラグランプリ2020」の各賞を発表。ソニーが大賞・レンズ賞・あなたが選ぶベストカメラ賞の三冠となった。カメラグランプリ三冠は、カメラグランプリ2017のオリンパス以来。

今回の選考対象は、2019年4月1日〜2020年3月31日に日本国内で発売された製品。選考委員は、カメラ記者クラブの会員、加盟雑誌の編集長もしくは代表者、カメラグランプリ実行委員が委託した外部選考委員、特別選考委員(学識経験者、カメラメカニズムライター、写真家、写真関連団体の代表等)、および特別会員のTIPA(The Technical Image Press Association)で構成された54名。

各賞の結果は次の通り。

大賞

選考委員の配点により決まる賞。ソニー「α7R IV」(116点)が大賞となった。

以降は、2位がキヤノン「EOS-1D X Mark III」(108点)、3位がニコン「Z 50」(87点)、4位が富士フイルム「FUJIFILM GFX100」(79点)、5位がシグマ「SIGMA fp」(74点)となった。

レンズ賞

選考委員の配点により決まる賞。ソニー「FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS」(71点)に決まった。

以降は、2位がコシナ「Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical E-mount」(60点)、3位がパナソニック「LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm F1.7 ASPH.」(55点)、4位がニコン「NIKKOR 58mm f/0.95 S Noct」(53点)、5位がキヤノン「RF70-200mm F2.8 L IS USM」(38点)。

あなたが選ぶベストカメラ賞

Webでの読者投票により決まる賞。ソニー「α7R IV」が最も多くの票を集めた。

カメラ記者クラブ賞

カメラ記者クラブ会員の合議による賞。キヤノン「EOS-1D X Mark III」、ニコン「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」、富士フイルム「GFX100」が選出された。

本誌:鈴木誠