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ジッツオ、耐荷重30kgの「センターボール雲台4型QD」を日本で先行発売

100台限定のアルミ削り出し版 実機写真とCAD映像あり

ヴァイテックイメージング株式会社は、ジッツオの「センターボール雲台4型QD(日本限定モデル)」(GH4383QD-B)を6月上旬に発売する。希望小売価格は税別7万5,410円。

システマティック三脚の3型〜5型との組み合わせを想定した、耐荷重30kgのボール雲台。交換レンズの高性能化・大型化を受けて追加される"4型"となり、大きな望遠レンズで屋外撮影を行うシーンで扱いやすい製品としている。既存の3型(GH3382QD)は耐荷重18kg。

パンロックのノブ。
プレートロックはスクリューノブ方式。水準器も備わる。
アルカスイス互換形状のプレートを採用

既存製品に対しては、スムーズさの向上に加え、ボールの固定ノブをより少ない回転量でロック・解除が行える使い勝手の良さを目指した。また、重量のある機材や動画撮影を想定し、パン部分にフルード機構を採用している。

加えて、ジンバル雲台に比べて小さなボール雲台の中にジッツオの技術を集約した点もアピールしている。ジッツオは近年、ボールのコーティングに二硫化タングステンWS2を用いてきたが、今回は従来より処方が進化したというテフロン系コーティングに変更。よりスムーズで安定した性能を持つとして、既存モデルへの展開も検討しているという。

ボールに新処方のテフロン系コーティングを施した。
今回の限定モデルのみ、アルミ削り出しのブラック仕上げとなる。

今回の日本限定モデル(ブラックカラーを採用)は、今後ワールドワイドで発売する通常版の4型ボール雲台(ノアールデコール仕上げを採用)に先駆け、日本限定100台のみの特別モデルとして先行発売する。通常製品は成型品となるのに対し、今回の限定100台はアルミ削り出しで製造。北イタリアの同社工場内にあるパイオニアラボ(試作品や特注品を製作する部門)において、1日5台のペースで手組みされる。

先行発売地域を日本とした理由は「世界の中でも熱心なファンが多い日本のお客様に感謝の意を込めた」としている。他の地域と比べて望遠レンズの所有率が高いことや、フルサイズ用レンズの売り上げが大きい市場でもあることを鑑み、当初はCP+2020での発表を目指していたという。

耐荷重は30kg。高さは12.5cm。ベース径は60mm。自重は0.9kg。

パン、ティルト、サイドティルトの範囲は、それぞれ360度、±40度、+90度/-39度。

付属プレートはアルカスイス互換のGS5370DR。プレートロックはスクリューノブ方式。

素材はマグネシウムとアルミニウム。使用可能温度は-30度〜70度。

日本限定モデルの特典として、イタリアBarbershop製のレザーポーチ(ブラックカラー)が付属するという。

本誌:鈴木誠