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SIRUI、2万円台前半で買える3軸電動ジンバル「Swift P1」

荷重900gに対応 コンパクト/ミラーレスカメラなどに

常盤写真用品株式会社は、SIRUIの3軸スタビライザー「Swift P1」を4月に発売する。希望小売価格は税込2万5,850円。

※4月22日追記:新型コロナウイルス感染症の影響により、当初4月下旬を予定していた発売を延期。具体的な発売時期は未定に。

ミラーレスカメラ向けの3軸スタビライザー。2019年11月のこちらの記事で開発を伝えていた製品。

バッテリーを内蔵しており、電動制御に対応する。バッテリーの容量は5,000mAhで、駆動時間は約9時間。

動作モードはチルトロック、フォロー、POVモード(パン・チルト・ロールの角度補正に対応する)を切り替えて操作できる。チルトの可動範囲は330度で、ローリング範囲は160度。640度の旋回操作にも対応する。

このほか、手元のボタンから、カメラを向ける方向のコントロールや撮影スタート、フォーカス操作をおこなうことができる。また、側面にもコントロールホイールを搭載しており、パン・チルトなどの操作が可能となっている。なお、ジンバル側からカメラを制御するにはUSBケーブルで双方を接続する必要がある。

対応する機材の重量は約900gだとしており、ソニーα7、α6000シリーズの各製品をはじめ、パナソニックのGHシリーズG、GXシリーズにも対応。このほか、富士フイルムX-H1やX-T3、オリンパスOM-D E-M1 Mark IIやPEN-F、キヤノンのEOS M6などが推奨カメラとしてリストアップされている。

本体部には有機ELディスプレイを備えており、設定状態やバッテリー残量の確認が可能となっている。

このほか、グリップ下部に三脚パーツ(付属)を取り付けることで固定設置することも可能となっている。

スマートフォンと接続して使用することも可能(Bluetooth接続)となっており、アプリ「SIRUI Swift」(iOS 11以上、またはAndroid OS6.0以上が推奨OSとなっている)も用意されている。

外形寸法は337×190×52.4mm。重量は800g。

本誌:宮澤孝周