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ライカ、ズミルックスM F1.5/90mm ASPH.を発売

フローティング構造を採用 フードはレンズ一体型

ライカカメラジャパンは、ライカMマウントの交換レンズ「ライカ ズミルックスM f1.5/90mm ASPH.」を12月21日に発売する。価格は税別150万円。

焦点距離を90mmとした中望遠レンズで、開放F値はF1.5。

レンズ構成は6群8枚(うち2枚は特殊ガラスを使用した非球面レンズ)。さらにフローティング構造を採用しており、これにより撮影距離によらず一貫した高い画質を実現したとしている。

最短撮影距離は1mで、最大撮影倍率は1:8.8。レンズフードは、レンズ一体型となっている。

本レンズの設計について、同社はきわめて複雑な構造を採っているとしており、その“設計と再現性の美しさは、「ライカ ノクティルックスM f1.25/75mm ASPH.」と非常によく似かよっています”としており、“ポートレート撮影の新たなベンチマークとなるレンズ”として訴求している。

ライカM10に装着した状態

主な仕様

レンズマウント:ライカMバヨネットマウント
レンズ構成:6群8枚
最小絞り:F16
絞り羽根:11枚
入射瞳位置:27.2mm(バヨネットからの距離)
撮影距離:1m~∞
最大撮影倍率:1:8.8
フィルター径:E67
レンズフード:内蔵
外形寸法:91mm / 102mm(レンズフード収納時 / レンズフード引き出し時)
最大径:74mm(レンズフード収納時)
質量:1,010g

本誌:宮澤孝周