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キヤノン、ラグビーワールドカップ2019の報道用カメラ使用率を公開

オフィシャルスポンサーとしてサービスブースも

決定的瞬間を狙うフォトグラファー

キヤノン株式会社は11月8日、ラグビーワールドカップ2019日本大会の決勝トーナメントでスタジアム内のプロフォトグラファーに使用された報道用カメラにおける同社製品の使用率が約70%(決勝トーナメント8試合の平均)を達成したと発表した。

プロフォトグラファーの世界において、カメラメーカーには先端技術や最高クラスの性能に加え、きめ細やかなサービスやサポート体制など「総合力」が求められている。

同社は、さまざまなスポーツ大会の舞台裏で、撮影機材のトラブルなどにより激戦の決定的瞬間を逃さないよう、プロフォトグラファーの業務を止めない「ゼロ・ダウンタイム」を提供すべく、さまざまなサポート活動を通じて報道現場を支え続けてきた。

その結果、ラグビーワールドカップ2019日本大会の決勝トーナメントにおいて、報道用のカメラ使用率約70%を達成した。

今大会で同社は、全12会場で行われるすべての試合で、オフィシャルスポンサーとして大会運営に貢献すべくスタジアム内にカメラのサービスブースを開設。スピーディーなメンテナンスや修理を実施していたという。

同社ではこれからも、魅力的で信頼性の高い製品づくりに挑戦し続けるとともに、撮影機材のメンテナンスなどを通じて報道現場を支えていくことで、写真・映像文化の発展に貢献していくとしている。

EOSシリーズのフラッグシップ機「EOS-1D X Mark II」

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。