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キヤノンEFレンズをEOS Mに装着 画角もほぼ再現

焦点距離を0.71倍に 電子接点・三脚座も

株式会社焦点工房は、Commliteの電子接点付きマウントアダプター「CM-EF-EOSM Booster 0.71X」を9月11日に発売した。希望価格は税別1万8,000円。

本製品は、キヤノンEFマウントレンズをキヤノンEF-Mマウントのボディ(EOS Mなど)に装着するためのマウントアダプター(EF-Sレンズは装着不可)。

電子接点を備えているため、Exifの記録に対応しているほか、手ブレ補正機構搭載レンズ(キヤノン IS、シグマ OS、タムロン VC)にも対応する。

また、アダプター内に焦点距離を0.71倍に縮小する5群4枚のフォーカルレデューサーレンズを搭載。同レンズは集光効果があり、F値が1段分明るくなるという。

APS-Cサイズのセンサーを搭載するEF-Mマウント採用機では、35mm判フルサイズセンサーのイメージサークルに対応したEFマウントレンズを使用した際に、画角が1.6倍になる。ここにフォーカルレデューサーを介することで、35mm判本来の画角に近いところで撮影が可能になる。

三脚座底面は、アルカスイス規格と互換性がある。

PC端末とUSB接続することで、ファームウェアアップデートも可能。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。