ニュース

次世代メモリーカード「CFexpress」がヨドバシ.comで予約開始

最大容量は512GB、8万7,780円 11月に販売開始予定

ヨドバシ.comの「エクトリーム プロ Cfexpress Type B カード 512GB」販売ページ。11月発売で予約を受け付けている。

サンディスクブランドのCFexpressカードの予約が、9月6日にヨドバシ.comで始まった。販売開始日は2019年11月となっている。

今年2月に開催されたCP+2019で、ウエスタンデジタルはサンディスクブランドのCFexpressカードを使った計測デモを実施。発売時期は未定ながらも、市場への投入が近いことをうかがわせていた。

CP+2019で展示されていたサンディスクブランドのCFexpressカード。

9月6日時点で、サンディスクのCFexpressカードはまだ正式発表されていない。しかしウエスタンデジタルに取材したところ、ヨドバシ.comにおける当該ページの製品は「正規品で間違いない」とのことだった。

ヨドバシ.comで掲載中の商品は、いずれも「エクトリーム プロ Cfexpress Type B カード」の名称を冠している。ラインナップは512GB、256GB、128GB、64GBの4種類。販売価格はそれぞれ8万7,780円、4万9,280円、2万5,080円、1万8,480円(いずれも税込)。各製品の画像はまだ用意されていない。

なお、米国のB&HでもサンディスクブランドのCFexpressカードの予約が始まっており、そちらではカードリーダーの予約も受け付けている。

CFexpressカードは、Nikon Z 7/Z 6、パナソニックLUMIX S1R/S1において、ファームウェアアップグレードによる対応が表明されている。いずれも具体的な時期についてのアナウンスはない。また、キヤノンが12月下旬に発売するデジタルシネマカメラ「EOS C500 Mark II」では、CFexpressカード対応ダブルスロットの搭載が明らかになっている。

本誌:折本幸治