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ニコン、Zシリーズの「瞳AF」対応ファームウェアを5月16日に公開

具体的な公開日が決定

対応機種のひとつニコンZ 7

株式会社ニコンイメージグジャパンは5月14日、ミラーレスカメラZ 7およびZ 6の最新ファームウェア(Ver.2.0)を5月16日に公開すると発表した。

5月公開が予告されていたアップデートの公開日が具体的に決まった。事前に告知されていた内容は瞳AFおよびAF・AE性能の向上が含まれている。RAW動画出力およびCFexpressメモリーカードについては、5月におけるアップデートに入っていない。

これらアップデート内容については、2019年1月にアメリカ・ラスベガスの展示会「CES 2019」での参考展示が発表されて以降、国内では2月28日〜3月3日にかけて開催されたCP+2019で、実際に瞳AFの試用が可能だった

CP+2019で展示されていた瞳AFの対応実機。

ニコンZシリーズは、35mm判フルサイズ相当の撮像素子を搭載したミラーレスデジタルカメラ。マウント内径55mm、フランジバック16mmのZマウントを新たに採用しており、高解像度のZ 7(有効約4,575万画素裏面照射型CMOSセンサー搭載)とオールラウンダータイプのZ 6(有効約2,450万画素裏面照射型CMOSセンサー搭載)の2モデルをラインアップしている。両者の相違点は、画素数や連写可能枚数などで、ボディ形状やファインダーなどのつくりは共通。5月14日時点のボディのみの実勢価格はZ 7が税込39万円前後、Z 6は26万1,700円前後。

本誌:宮澤孝周