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Lightroomで色・コントラストなどのプリセットが選びやすく

比較して選べる「プロファイルブラウザ」が加わる

アドビシステムズ株式会社は4月4日、Lightroom Classic CC、Lightroom CC、Camera Rawで「プロファイル」などのアップデートを行ったと発表した。

RAWデータを実際に目に映る色やトーンに変換する「カメラプロファイル機能」(いわゆる仕上がり設定のようなもの)の名称を「プロファイル」に変更。新たに6種類のAdobe Rawプロファイルと40種類以上のCreativeプロファイルが追加された。

Adobe Rawプロファイルでは、従来のAdobe Standardに代わる新たなデフォルトプロファイル「Adobe Color」が加わり、被写体に関係無く写真の見栄えが良くなるとしている。

Creativeプロファイルは、Artistic、Black&White、Modern、Vintageの4グループが利用できる。

Creativeプロファイルの一例
Creativeプロファイルの一例

また、「プロファイル」の設定を行う操作部を[カメラキャリブレーション]パネルから[基本補正]パネルに移動した。Lightroom CCでは編集パネルの一番上に表示されるようになった。

これらのプロファイルを素早く比較・選択できるように「プロファイルブラウザ」も新たに加わっている。

なお、Adobe Camera RawとLightroom Classicに搭載されていたCamera Matchingプロファイルが、Lightroom CCでも利用できるようになった。

本誌:武石修