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元Lexar経営陣による新メモリーカードブランド「Prograde Digital」が発足

CFast 2.0とSDXC 3月に出荷開始か

中国Longsysがメモリーカードブランド「Lexar」の商標を取得したと発表したのが2017年9月。Lexarブランドは同社に買収され、その後の動向は聞こえてこない。

一方米国では、元Lexarの副社長とエンジニアが、メモリーカードブランド「Progade Digital」を立ち上げた。

現在、WebサイトでSDXCメモリーカード(UHS-II)256GBと、CFast/SDデュアルカードリーダーの予約が受付中。3月まで出荷されない。

Webサイトでは、CFast 2.0の画像も公開されている。CFast 2.0、SDXCメモリーカードとも、黒地に金のアクセントというデザイン。Lexarの上位ラインを思い起こさせるものだ。

Progade Digitalの創業者、Wse Brewer氏は、元Lexarの副社長兼ゼネラルマネジャー。Lexarブランドのメモリ製品について、マーケティング、製品管理、エンジニアリング、品質、製造、サプライチェーン、および需要計画を担当したという。元Sandiskのメモリーカードおよびアクセサリーの副社長も務めた。

共同創業者でかつ副社長・マーケティング担当のMark Lewis氏は、元Lexarのマーケティング担当シニアディレクター。元SanDiskのグローバルマーケティングディレクターも務めている。

共同創業者・副社長には、元MicronのエンジニアリングディレクターのMichael George氏や、元Lexarシニアディレクターおよび元Sandiskでサプライチェーン計画に携わったEd Cheline氏が名を連ねている。

本誌:折本幸治