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パナソニック、高感度対応の「LUMIX GH5S」を海外発表

10.2メガセンサー+デュアルネイティブISO マルチアスペクト対応

パナソニックは、米ラスベガスで開催されるCES 2018にあわせて、ミラーレスカメラ「LUMIX GH5S」(DC-GH5S)を海外発表した。米国では2月2日に2,499ドル(ボディのみ)で発売するという。国内発売に関する情報はない。

新開発の有効1,028万画素MOSセンサーを採用。ミラーレスカメラで初となる4K/60p動画記録に対応した。パナソニックのプロ用ムービーカメラで採用されている「デュアルネイティブISO」技術により、最高ISO51200(拡張でISO80〜204800)の高感度・低ノイズ撮影が可能な点を特徴としている。

外観では、本体前面のGH5Sロゴと、上面のドライブモードダイヤルおよびRECボタンに赤色が用いられている点でGH5と識別できる。

静止画・動画ともマルチアスペクトに対応。4:3、17:9、16:9、3:2で同じ画角を得られる仕組みで、GHシリーズでは「LUMIX GH2」以来の対応となる。ボディ内手ブレ補正機構は搭載していない。

4:2:2 10bit記録や、GH5にファームウェアアップデートで追加されたハイブリッドログガンマ(HLG)による4K HDR記録も可能。

EVFは約368万ドットのOLEDで、GH5と同じスペック。通信機能はWi-Fi/Bluetoothに対応。

本誌:鈴木誠