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カメラを繋いで高速RAW現像できる「FUJIFILM X RAW STUDIO」公開

Mac版が先行 GFX 50S/X-T2/X-Pro2/X100Fに対応ファームウェアを提供

富士フイルムは11月30日、RAW現像ソフト「FUJIFILM X RAW STUDIO」のMac版を公開した。無償でダウンロードできる。対応OSはWindows 10/8.1/7(SP1)、macOS High Sierra/10.12、Mac OS X 10.11〜10.10。

9月に開発発表されたソフトウェア。対応カメラ内の画像処理エンジンを利用して、コンピューター上でより高速なRAW現像が可能な点を特徴としている。カメラ内の絵作り機能「フィルムシミュレーション」も再現可能。対応カメラとコンピューターはUSBケーブルで接続する。

現在利用可能なカメラはGFX 50S(Ver.2.00)とX-T2(Ver.3.00)で、12月にはX-Pro2(Ver.4.00)とX100F(Ver.2.00)にも対応ファームウェアが提供される。

なお、Windows版の公開時期は2018年1月下旬から2018年2月に延期された。当初の見込みより開発に時間を要しているためとしている。

本誌:鈴木誠