ソニー、フルサイズ標準ズーム「FE 24-105mm F4 G OSS」

ソニーは、Eマウント交換レンズ「FE 24-105mm F4 G OSS」（SEL24105G）を11月25日に発売する。希望小売価格は税別16万5,000円。

手ブレ補正機構を内蔵する、35mmフルサイズ対応の標準ズームレンズ。現在市場にある同様のスペックを持つ一眼レフカメラ用レンズと比べて軽量（競合が700g台のところ、663g）かつ、最短撮影距離が短い（0.38m）点を特徴としている。

また、計4枚の非球面レンズを利用した周辺解像力の高さや、ソニーGレンズならではというボケ味もアピール。鏡筒は防塵防滴に配慮した設計。側面には、フォーカスホールドや瞳AFオンを割り当てられるボタンを備える。

AF駆動には、静音性と高速・高精度をアピールするDDSSM（ダイレクトドライブSSM）を採用。MF時のフォーカスリング操作性にも配慮し、電子制御ながらメカのような応答性を目指したという。

内面反射によるフレアやゴースト対策として、ナノARコートを採用。使い勝手向上のために、レンズ最前面には汚れを拭き取りやすいフッ素コートを施した。

絞りは9枚羽根（円形絞り）。フィルター径は77mm。

最大径×全長は83.4×113.3mm。重量は約663g。レンズフードが付属する。

なお、Eマウントのフルサイズ標準ズームレンズには、FE 24-70mm F2.8 GM（税別27万8,000円）、Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS（税別12万6,000円）、FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS（税別5万9,000円）といった顔ぶれがある。