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【新製品レビュー】キヤノン「PowerShot SX1 IS」

~フルHD動画が録れる20倍ズーム機
Reported by 奥川浩彦

 キヤノンからレンズ一体型高倍率ズーム機の「PowerShot SX1 IS」が発売された。最大の特徴は、同社のコンパクト機として初めて撮像素子にCMOSセンサーを採用し、1,920×1,080ピクセル/30fpsのフルHD動画撮影が可能なことだ。H.264によるエンコードで、ファイル形式はMOVとなっている。

 PowerShot SX1 ISの主な仕様は、撮像素子に有効1,000万画素(4:3時)の1/2.3型CMOSセンサーを採用、最大解像度は4:3で3,648×2,736ピクセル、16:9で3,840×2,160と横方向の解像度が大きくなっている。

 レンズは焦点距離28~560mm(35mm判換算)、開放F2.8~5.7の20倍ズーム。光学式手ブレ補正を搭載している。マクロモードでの撮影距離は広角側ではレンズ前10~50cm、広角端に固定されるスーパーマクロでは0~10cm。撮影モードはAUTO、プログラム、シャッタースピード優先、絞り優先、マニュアル露出での撮影が可能。ポートレート、風景、スポーツなどのシーンモードも搭載する。

 液晶モニターはバリアングルに対応したアスペクト比16:9の2.8型ワイドで、ドット数は約23万。0.4型ワイド、約14.8万ドットのEVFも搭載している。本体サイズは127.5×87.7×88.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は実測で約680g(電池、メディア含む)。記録メディアはSDHC/SDメモリーカード、MMC、MMCplus、HC MMCplusに対応。電源は単3電池4本。撮影可能枚数は、アルカリ乾電池で約160枚、ニッケル水素充電池で約420枚。


ワイドタイプのフリーアングル液晶を装備

 まずは外観から見ていこう。一見すると兄弟機である「PowerShot SX10 IS」と同様に見えるが、グリップ部分の配色と、背面の液晶モニターに違いがある。液晶モニターはPowerShot SX10 ISが2.5型、アスペクト比4:3なのに対し、PowerShot SX1 ISは2.8型、アスペクト比16:9となっている。

 数値ではPowerShot SX1 ISの方が大きく思えるが、ワイド液晶の2.8型なので、静止画を4:3で撮影すると、PowerShot SX10 ISより若干小さめに表示される。操作ボタン類の配置は両機種でほとんど同じ。ただし、PowerShot SX1 ISには、ファインダーの左側にアスペクト比を切り替えるボタンが用意されている。





フリーアングル液晶は撮影の幅を広げる 望遠端までズームさせたところ

電源として単3電池4本を使用。ニッケル水素充電池も使える 記録メディアは横側から挿入。三脚利用時でも交換が容易だ

付属のレンズフードを装着した状態 本体および付属品一式

 グリップは大型でホールド感はいい。フリーアングルの液晶モニターは、ローアングル、ハイアングル、自分撮りの際に極めて有効。撮影自体が楽しくなる。記録メディアのスロットは横にあるので、三脚使用時もメディア交換が可能だ。

 操作性も概ね良好だ。背面右肩に再生、露出補正、AFフレーム選択の各ボタンが並ぶ。4方向ボタンは上がマニュアルフォーカス、左がマクロ、右がISO感度、下が連写やセルフタイマーなどのドライブのショートカット。4方向ボタン外周はコントローラーホイールとなっている。

 AFフレームを「アクティブ」に設定すると、ピント位置を任意の場所に移動できる。移動方法はコントローラーホイール、または4方向ボタン。コントローラーホイールを使うと大雑把に左上から右へと移動し、下段に下がって右下まで高速に移動できる。4方向ボタンでは上下左右に1ステップ刻みで細かく調整が可能だ。移動範囲もそこそこ周辺部までカバーできる。だが、とっさの時にはセンターのままピントを合わせ、フォーカスロックであわせた方が速い。シーンによって使い分けた方がいいだろう。


AFフレームをアクティブにするとAFポイントを移動できる AFポイントを左下に移動。AFフレーム小

コンティニュアスAFにするとフレームが青に変わる

 操作系で気になった点が2つある。1つ目は、静止画の撮影と動画の撮影が別々のボタンになっている点だ。モードダイヤルの設定に関係なくシャッターボタンを押せば静止画が撮影され、ファインダー右側の動画ボタンを押せば動画撮影となる。動画に力を入れた本機らしい便利な仕掛けだが、慣れるまではモードダイヤルを動画にして「被写体が来たら録るぞ」と思っていても、とっさにシャッターボタンを押してしまうことが何度かあった。この場合、動画ではなくAUTO設定で静止画が撮影される。

 2つ目はコントローラーホイールの操作性だ。春モデルのIXY DIGITAL 820 ISは、クリック感がない上にメニューの動きとホーイルの動きが一致せず、設定を変更するにはある一定以上の速度で回転させる必要があった。しかし、秋モデルのIXY DIGITAL 920 IS、IXY DIGITAL 3000 IS、PowerShot G10では、コントローラーホイールの追随性が良くなり、大幅に使いやすくなっている。せっかくのコントローラーホイールなので、望ましい改良だ。

 ところが、PowerShot SX1 ISとPowerShot SX10 ISのコントローラーホイールは、依然としてクリック感がなく、ある程度の速度で回転させないと設定を変えることができない。特に困るのはマニュアル撮影のときで、シャッター速度と絞りを変更する際、1/3段分を変更するには、かなり慎重に回す必要がある。いらだって4方向ボタンに触ると、今度はマクロやISO感度といったショートカットメニューが現れる。同時期の他機種が改善されただけにこの点は大いに残念だ。

 その他、イージーダイレクトボタンに機能の割当が可能だったり、マイメニューに機能の登録ができたり、カスタマイズにより操作性の向上が可能だ。セルフタイマーだけでも、顔セルフタイマー、10秒、2秒、カスタム、リモコンと、豊富に用意されている。使いこなしによっても操作性は向上しそうだ。


ショートカットの登録

デジカメでは貴重なフルHD動画記録

動画記録時に書き込みが遅いメディアを使用するとバーが表示され、赤くなると強制終了する
 本機の特徴のひとつは、フルHDに対応した動画撮影だ。CMOSセンサーの読み出し領域として、アスペクト比16:9の専用領域を確保しているという。1,920×1,080ピクセル/30fpsのH.264動画記録に対応し、HDで29分59秒まで、SDで1時間までの記録ができる。ただし、ファイル容量4GBで記録を停止するので、HDで連続して撮れるのは12~13分となる。

 撮影サイズの変更はファインダーの左側のボタンで16:9のHDと4:3のSDを切り替えることができる。SDは640×480ピクセル/30fpsと320×240ピクセル/30fpsの設定が可能だ。動画撮影はファインダーの右側のボタンで行なう。撮影中もAFは有効で、ズーミングもできる。音声はレンズ上部の2つのマイクによるステレオ録音が可能。録画時のマイクボリュームもMENUで設定できる。コンパクトデジカメの動画機能としてはかなり本格的な仕様だ。

 フルHD記録時のファイルサイズはかなり大きくなる。カタログ値では2GBで6分7秒、8GBで24分30秒となっており、SD画質に対しておよそ3.7倍となる。

 パソコンで再生する際の負荷も大きく、筆者が使用しているCore 2 Quad Q9400ではなんとか再生できたが、たまにコマ落ちすることもあった。Pentium 4 2.8GHzデスクトップや2年前のPentium M搭載のノートPCではほぼ再生不能となった。編集部にある複数のパソコンでも確認してもらったところ、2.66GHz Dual Core Xeon×2のMac Proでは問題なく再生できたが、1.8GHz Core 2 DuoのMacBook Air、2.20GHz Core 2 DuoのWindows XPマシンではコマ落ちが認められた。メモリやビデオカードの影響も大きいが、ある程度ハイスペックなマシンでないとフルHDを楽しめないだろう。フルHDとSDの間に、720pのような中間グレードの記録モードがあっても良かったかもしれない。もちろんカメラの液晶モニターなら問題なく再生できるし、別売のHDMIコネクター対応ケーブルを使ってハイビジョンテレビで観ることも可能だ。

  • 画像をクリックすると動画をダウンロードします(ローカルに保存してからの再生をおすすめします)。
  • 再生環境などの問い合わせには対応いたしません。ご了承ください。
H.264 / MOV / 約35.6MB / 1,920×1,200ピクセル / 30fps / ズーム固定

H.264 / MOV / 約60.9MB / 1,920×1,200ピクセル / 30fps / ズームの動作音が入っている

H.264 / MOV / 約86.8MB / 1,920×1,200ピクセル / 30fps / ズーム使用

H.264 / MOV / 約29.2MB / 1,920×1,200ピクセル / 30fps / 素早くパンすると被写体が歪む


 動画で気になったのは、カメラをパンした際に被写体が歪んでしまうことだ。おそらくCMOSセンサーの速度などに起因するものと思われるが、鉄塔を左右に素早くパンして録ると、垂直に立つ鉄塔が20~30度傾いてしまう。普通に撮っている際に気になることはなかったが、将来的には改善して欲しい。

 使用するSDメモリーカードにも制限があり、説明書では「SDスピードクラス6以上のカードのご使用をおすすめします」となっている。数枚のカードでテストしてみたところ、Class 6のSDHCメモリーカードと150倍速SDメモリーカードは問題なく録画できた。しかし、Class 2のSDHC は、記録開始から時間にして13~14秒、ファイルサイズ70MB程度で転送が間に合わず強制終了。詳細不明のSDメモリーカード(容量512MB、推定2MB/秒)では、記録から10秒程度、ファイルサイズ50MB程度で強制終了となった。転送が間に合わなくなると、モニターに縦バーが表示され、徐々に増えて赤くなると停止する。フルHDで撮ることを考えると大容量のメディアを用意するので、手持ちの古いものを使用することはないと思うが、新たに購入する場合は速度も注意したほうが良いだろう。幸い、記録するカードも保存するHDDも価格は安くなっている。


幅広い撮影シーンに対応

 PowerShot SX1 ISは、同社のコンパクト機として初めて撮像素子に有効1,000万画素(4:3時)の1/2.3型CMOSセンサーを採用している。映像エンジンはDIGIC 4。同時期に発表されたPowerShot SX1 ISやIXY DIGITAL 920 ISと同じだ。ただしキヤノンのコンパクトデジカメ初のCMOSセンサーとあって、画質面への期待と不安も大きい。まとめて後述したい。

 プログラムAE、シャッタースピード優先AE、絞り優先AE、マニュアル露出での撮影も可能だ。28mm相当からの20倍ズームレンズ、フリーアングルとの組み合わせで表現できる幅はかなり広いと言える。絞りがF8までなので、一眼レフと比べると設定の幅は狭いが(特に望遠端)、カメラのお任せで撮るより、撮影意図を反映させた表現が狙いやすいだろう。

 マクロ撮影は広角端で10~50cm、スーパーマクロで0~10cm。望遠端では1mとなっていて、撮影倍率を考えると、事実上マクロとは呼びづらい。スーパーマクロも広角端に固定されるので、マクロはほぼ広角オンリーとなる。花などの接写に本機を使いたい場合は、マクロ機能に関してよく確認した方がいいだろう。

 連写性能は約4コマ/秒となっている。実際に撮ってみると、最初の数枚はかなり気持ちよく撮れる。が、その後は記録メディアへの書き込みのせいかやや遅くなる。連写の際に液晶モニターがブラックアウトする時間が短いのも特徴だ。コンパクトデジカメではコマごとにブラックアウトして、動く被写体をフレーミングできない機種が多いが、本機は連写中も比較的追いかけやすかった。

 また、今季のIXY DIGITALやPower Shotからついている暗部補正は、カメラが自動的に暗いと判断すると明るく補正してくれる機能だ。逆光やストロボ光が届かなかった場合にも有効。撮影時に設定して補正することも、撮影後にも補正することも可能だ。撮影時は自動だけの選択となるが、撮影後に補正する場合は自動、弱、中、強が選択できる。画像によってはコントラストが低くなり平板な印象の写真になるので、撮影後に様子を見ながら適用するのがおすすめだ。


まとめ

 撮影中に気付いた点をいくつか書いておこう。

 電池の消耗はそれなりに早い。アルカリ乾電池、ニッケル水素充電池ともに、とりわけ動画記録は消耗が激しい印象だった。必ず予備の電池を携帯することをお薦めする。

 手ブレ補正は約4段分と謳われているが、筆者の印象は特段効きがいいとは感じなかった。3段分を謳う機種と大差はなさそうだ。ワイドモニターも本機の特徴だが、背景が暗い夜景のとき、4:3のフレームの境界線が見えなくなり、フレーミングが難しかった。薄く線でも表示してくれればと思う。

 広角28mmからの20倍ズーム、フリーアングル液晶モニター、マニュアル撮影、ハイビジョン動画とてんこ盛りの仕様で、撮影する楽しみが満載されたデジカメだ。画質、操作性など小さな不満もあるが、全体的にはそつなくまとまってる印象。一眼レフだと持って出ることを躊躇する旅行でも、これ1台なら持って出られそうだ。小型コンパクトデジカメからのステップアップとしても楽しめるし、一眼レフユーザーのサブ機としても満足できるだろう。


 

●作例

  • サムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像を別ウィンドウで表示します。


ISO感度

 設定できる感度はISO80~1600で、ISO3200はシーンモードの中から選択できる。その際、解像度は1,600×1,200ピクセルとなる。ISO200まではノイズは気にならないが、ISO400辺りから徐々に増えていく。同じ被写体を920 ISで撮った画像と比較すると、約1段分ほどノイズは多めだ。解像度もやや低い印象だ。

※共通データ:PowerShot SX1 IS / 約4.0MB / 3,648×2,736 / 1/1.2~1/50秒 / F3.2 / -0.3EV / WB:オート / 6.8mm


ISO80 ISO100 ISO200

ISO400 ISO800 ISO1600

ISO3200

歪曲収差

 広角端では全体に弱い樽型の歪みがあるが、補正されているせいか、周辺ではスクエアになっている。上下端を見るとゆるやかな弓型になっているが、気にするほどの歪みではないだろう。焦点距離50mmくらいまでズーミングすると改善される。

 また、広角側ではほんの少し周辺部の解像度が落ちるが、極端に流れたりすることはない。全体的に高精細とは言えないが、広角から望遠までそつなくまとまった感じだ。


広角端
PowerShot SX1 IS / 約4.7MB / 3,648×2,736 / 1/60秒 / F3.5 / -0.3EV / ISO100 / WB:オート / 5mm
望遠端
PowerShot SX1 IS / 約4.6MB / 3,648×2,736 / 1/25秒 / F5.7 / -0.3EV / ISO100 / WB:オート / 100mm

画角

広角端
PowerShot SX1 IS / 約4.2MB / 3,648×2,736 / 1/800秒 / F4 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 5mm
望遠端
PowerShot SX1 IS / 約4.1MB / 3,648×2,736 / 1/640秒 / F5.7 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 100mm

マイカラー

 色調はマイカラーでくっきりカラー、すっきりカラー、ポジフィルム、あざやかブルーなどが選択できる。ポジフィルムカラーやあざやかブルーを選択しても、かつてのDIGIC III搭載機のように空がザラつくことはなくなったようだ。

※共通データ:PowerShot SX1 IS / 約3.4MB / 3,648×2,736 / 1/1,000秒 / F4 / 0EV / ISO80 / WB:オート / 8.5mm


オフ くっきりカラー すっきりカラー

ポジフィルムカラー あざやかブルー
※共通データ:PowerShot SX1 IS / 約4.2MB / 2,736×3,648 / 1/640秒 / F4 / 0EV / ISO80 / WB:オート / 6.6mm


オフ くっきりカラー すっきりカラー

ポジフィルムカラー あざやかブルー

ホワイトバランス

※共通データ:PowerShot SX1 IS / 約4.1MB / 3,648×2,736 / 1/8秒 / F2.8 / 0EV / ISO100 / 5mm


オート 太陽光 電球

シャッター速度優先AE

 噴水の写真はシャッター速度1/125秒、1/20秒、1/2秒で撮ったもの。動きのある被写体ではシャッター速度を変更することでかなり印象の異なる絵が撮れる。シャッター速度1/2秒の写真はNDフィルターをレンズの前に手でかざして撮っている。

※共通データ:PowerShot SX1 IS / 約4.6~5.9MB / 2,736×3,648 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 13.8mm


1/125秒 / F4 1/20秒 / F8 1/2秒 / F8

※共通データ:PowerShot SX1 IS / 約4.5~6.0MB / 3,648×2,736 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 5mm


1/1,000秒 / F4 1/250秒 / F8 1/30秒 / F8

絞り優先AE

 絞りも任意に変更できるが、こちらはそれほど有効ではない。背景をボカしたいと思って望遠側にしても、F5.7~F8の間しか変更ができないからだ。広角端ではF2.8~F8となるが、撮像素子が小さいのと、今回はマクロで極端によってF2.8とF8で撮ってみたので、後ろ側のキャラクターのボケ具合に差が出たが、実際には絞りで表現に差が出るシーンは少ないと思われる。

※共通データ:PowerShot SX1 IS / 約3.3MB / 3,648×2,736 / 1/10秒 / F2.8 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 5mm


1/10秒 / F2.8 1/1.2秒 / F8

暗部補正

 この例では、撮影時に暗部補正を行なった画像と、撮影後に「自動」および「弱」で補正した画像がほぼ同じ明るさとなった。ヒストグラムを見ると若干の差はあるが、ほぼ同じと言えるだろう。一方、撮影後に「中」または「強」で補正した画像は、かなり明るめになっている。

※共通データ:PowerShot SX1 IS / 約4.3~5.5MB / 3,648×2,736 / 1/400秒 / F4 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 5mm

・撮影時


オフ 自動

・撮影後


自動


スーパーマクロ

PowerShot SX1 IS / 約3.9MB / 3,648×2,736 / 1/80秒 / F4 / -0.7EV / ISO100 / WB:オート / 5mm PowerShot SX1 IS / 約4.0MB / 3,648×2,736 / 1/60秒 / F4 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 5mm

PowerShot SX1 IS / 約4.2MB / 3,648×2,736 / 1/13秒 / F2.8 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 5mm

連写

※共通データ:PowerShot SX1 IS / 約4.8~5.3MB / 3,648×2,736 / 1/1,000秒 / F5.6 / -0.3EV / ISO200 / WB:オート / 63.6mm





フリーアングル液晶モニター

 フリーアングル液晶もにターンら、地面や水面すれすれから被写体を狙える。28mm相当の広角端と組み合わせれば、遠近感を強調した迫力ある写真が期待できる。


PowerShot SX1 IS / 約4.9MB / 3,648×2,736 / 1/640秒 / F4 / -0.3EV / ISO80 / WB:オート / 5.7mm PowerShot SX1 IS / 約4.5MB / 3,648×2,736 / 1/640秒 / F4 / -0.3EV / ISO80 / WB:オート / 5mm

PowerShot SX1 IS / 約5.4MB / 2,736×3,648 / 1/160秒 / F4 / -0.3EV / ISO80 / WB:オート / 13mm

動物園

 動物園に20倍ズームは最適。動画も楽しめるので、こういう場所での本機の出番は多い。ただし予備バッテリーは常備したい。


PowerShot SX1 IS / 約5.2MB / 2160x3840 / 1/125秒 / F4.5 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 28.4mm PowerShot SX1 IS / 約6.5MB / 2,736×3,648 / 1/80秒 / F4 / -0.3EV / ISO200 / WB:オート / 8.3mm

PowerShot SX1 IS / 約4.4MB / 2,160×3,840 / 1/200秒 / F4 / -0.3EV / ISO200 / WB:オート / 5.3mm PowerShot SX1 IS / 約5.3MB / 2,736×3,648 / 1/250秒 / F4.5 / -0.7EV / ISO100 / WB:オート / 18.6mm

PowerShot SX1 IS / 約4.6MB / 2,736×3,648 / 1/125秒 / F5.7 / 0EV / ISO400 / WB:オート / 100mm PowerShot SX1 IS / 約4.3MB / 3,648×2,736 / 1/200秒 / F5 / +0.3EV / ISO200 / WB:オート / 74.3mm

PowerShot SX1 IS / 約4.1MB / 3,648×2,736 / 1/500秒 / F5 / -1.3EV / ISO400 / WB:オート / 69.4mm PowerShot SX1 IS / 約4.3MB / 3,648×2,736 / 1/125秒 / F5 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 73mm

PowerShot SX1 IS / 約5.1MB / 3,648×2,736 / 1/200秒 / F5 / -0.3EV / ISO200 / WB:オート / 34.6mm

夜景

PowerShot SX1 IS / 約3.5MB / 2,736×3,648 / 1/3秒 / F4 / -1.3EV / ISO80 / WB:オート / 12.6mm PowerShot SX1 IS / 約2.5MB / 2,736×3,648 / 1/10秒 / F2.8 / -1.7EV / ISO200 / WB:オート / 5mm

PowerShot SX1 IS / 約5.7MB / 3,648×2,736 / 1/4秒 / F4 / 0EV / ISO80 / WB:オート / 8.9mm

自由作例

PowerShot SX1 IS / 約3.4MB / 2,736×3,648 / 1/13秒 / F3.5 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 10.1mm PowerShot SX1 IS / 約3.0MB / 2,736×3,648 / 1/13秒 / F3.2 / -0.3EV / ISO100 / WB:オート / 7mm

PowerShot SX1 IS / 約3.9MB / 2,736×3,648 / 1/1,000秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO100 / WB:オート / 6mm PowerShot SX1 IS / 約3.8MB / 2,736×3,648 / 1/1,000秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO80 / WB:オート / 5mm

PowerShot SX1 IS / 約5.1MB / 2,736×3,648 / 1/800秒 / F4 / -0.3EV / ISO100 / WB:オート / 7.9mm PowerShot SX1 IS / 約4.9MB / 2,736×3,648 / 1/13秒 / F2.8 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 5mm

PowerShot SX1 IS / 約5.2MB / 3,648×2,736 / 1/200秒 / F4 / -1EV / ISO100 / WB:オート / 6.8mm PowerShot SX1 IS / 約4.5MB / 2,736×3,648 / 1/640秒 / F4 / -0.3EV / ISO100 / WB:オート / 15.5mm

PowerShot SX1 IS / 約4.7MB / 3,648×2,736 / 1/50秒 / F5 / -0.7EV / ISO100 / WB:オート / 31.9mm PowerShot SX1 IS / 約5.5MB / 2,736×3,648 / 1/80秒 / F4 / -0.3EV / ISO100 / WB:オート / 11.9mm

PowerShot SX1 IS / 約3.6MB / 3,648×2,736 / 1/200秒 / F4 / -0.3EV / ISO200 / WB:オート / 15mm


URL
  キヤノン
  http://canon.jp/
  製品情報
  http://cweb.canon.jp/camera/powershot/sx1is/

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奥川浩彦
(おくがわひろひこ)1961年、名古屋生まれ。パソコン周辺機器メーカーのメルコ(現:バッファロー)で広報担当、2001年イーレッツの設立に参加。2006年、iPR(http://i-pr.jp)を設立し広報代理業とライター業で独立。写真を始めたのは学生時代にモータースポーツを撮りたかったから。キヤノンモータースポーツ写真展3年連続入選経験あり。鈴鹿で開催されたF1日本グランプリは87年から20年皆勤賞。http://okugawa.jp/menu/

2008/12/22 00:00
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