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【伊達淳一のデジタルでいこう!】タムロンで楽しむD700ライフ

〜フルサイズ対応レンズ6本をテスト
Reported by 伊達 淳一

左からSP AF 90mm F2.8 Di Macro、SP AF 200-500mm F5-6.3 Di LD (IF)、SP AF 28-75mm F2.8 XR Di LD Aspherical (IF) Macro、SP AF 17-35mm F2.8-4 Di LD Aspherical (IF)
 ニコン「D700」を購入した。といっても、D700を買ったのは発売と同時で、発表日(7月1日)にすぐに予約まで入れたものの、ニコン「D3」に比べれば在庫が潤沢で、ちょっと肩すかしを食らった感じだった。まあ、ニコンの35mmフルサイズが欲しい人はすでにD3を購入済みだろうし、フォトキナに向けて各社から35mmフルサイズのデジタル一眼レフが発表されるのを見極めてから、と思っていた人も多いと思う。

 で、すでに、ソニー「α900」とキヤノン「EOS 5D Mark II」が発表され、いずれも画素数は2,000万画素オーバーでD700の倍近くの画素数なのに、価格は実売30万円前後とD700とほとんど同じで、風景など高精細描写を求める人には“待ってました!”の選択肢だ。いずれニコンからもD3の高画素版が登場するのも時間の問題だろうが、少なくとも30万円前後の価格帯で出てくるはずもなく、そういう意味では、実売30万円前後の35mmフルサイズの選択肢としては、D700、α900、EOS 5D Mark IIの3機種ということになる。

 あくまで、ボク個人の考えだが、デジタル一眼レフに求めるスペックの優先順位は、

  1. 自由な構図で撮影できる多点測距AF
  2. 5コマ/秒以上の高速連写
  3. フラッグシップ並のレリーズタイムラグ&像消失時間の短さ
  4. ISO1600が常用できる高感度特性
  5. センサーライブビュー機能(拡大表示さえできれば、AFできなくても構わない)
  6. 多灯撮影用のコマンダー機能を備えた内蔵フラッシュ
  7. 防塵・防滴仕様のボディ&交換レンズ群
  8. 大きく押しやすい親指AFボタン、アイピースシャッター


 といったところか。センサークリーニング機構や高精細な液晶モニター、実用に足るバッテリー性能、高い信頼性などは、敢えて書くまでもなく、現行のデジタル一眼レフなら備えていて当然のスペックだ。また、画素数に関しては、列挙したスペックをすべて満たした上で画素数が多い分にはウエルカムだが、高感度特性や連写性能など失うものがあるのならノーサンキューだ。もし、今、1台だけ35mmフルサイズのデジタル一眼レフを選べ、と言われれば、やはりニコンD700を選ぶだろう。

 それに、画素数が増えて画素ピッチが狭くなると、レンズの周辺解像力や収差の少なさが求められてくる。そういう意味でも、D700は、35mmフルサイズで1,200万画素と画素ピッチに余裕があり、画像処理エンジンで倍率色収差補正も行なってくれるので、レンズのアラも比較的目立ちにくい。もちろん、D700の最高画質を引き出そうとすれば、D3と同時に発売された2本のナノクリスタルズームを使うのがベストだとは思うが、財力と体力の両方が要求される。そんなわけで、D700本体を買ったはいいが、使っているレンズは結構ゆるゆるだったりする。

 これまで、ニコンのデジタル一眼レフはDXフォーマットに特化してきたので、ボクが持っているニコン純正レンズもそのほとんどがDXニッコールだ。FXフォーマットに対応しているのは、

  • Ai AF Nikkor 50mm F1.4 D
  • Ai AF Zoom-Nikkor 24-120mm F3.5-5.6 D (IF)
  • AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8 G (IF)
  • AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6 G (IF)
  • AF-S Micro-NIKKOR 60mm F2.8 G ED
  • AF-S VR Micro-Nikkor ED 105mm F2.8 G (IF)
  • Ai AF DC-Nikkor 105mm F2 D
  • Ai AF DC-Nikkor 135mm F2 D
  • Ai AF-S Nikkor ED 300mm F4 D (IF)


 で、望遠とマクロ以外はかなりお寒い状況。DXニッコールの拡充とともに、ドナドナ(下取りのために売り飛ばすこと)されていったニッコールレンズも結構ある。

 ただ、レンズメーカー製まで含めると

  • シグマ20mm F1.8 EX DG Aspherical RF
  • タムロンSP AF 17-35mm F2.8-4 Di LD Aspherical
  • タムロンSP AF 28-75mm F2.8 XR Di LD Aspherical (IF) Macro
  • タムロンSP AF 90mm F2.8 Di Macro
  • シグマAPO Macro 150mm F2.8 EX DG HSM
  • タムロンSP AF 200-500mm F5-6.3 Di LD (IF)


 と、17mmから500mmまでなんとかカバーできている。ボクは、基本的にキヤノンEOSがメイン(少なくともこれまでは)だったので、どうしてもニコンマウントのレンズ資産は、純正の比率が低めだ。ニコンD3にこうしたレンズメーカー製のレンズを付けるのは、フラッグシップに対して失礼というか、見栄もあってできれば最新の純正レンズを付けたいところだが、中級機のD700なら「はい、体力も財力もないんです」と開き直ることができる(笑)。特にタムロンのレンズは軽量なので出撃率が非常に高く、ニコン純正が1本もなく、オールタムロンといった布陣の時も結構ある。

 そんなわけで、今回は「デジタルでいこう!」改め「タムロンでいこう!」というわけで、D700に各種タムロンのレンズを組み合わせて撮影した簡単なインプレッションと実写サンプルをお届けしよう。また、ボクの手持ち機材にはないタムロン「SP AF 70-200mm F2.8 Di Macro」と「AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC Macro」の2本も、タムロンからお借りし、試写させてもらった。

●作例

※サムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像を別ウィンドウで表示します。




SP AF 17-35mm F2.8-4 Di LD Aspherical (IF)

 開放F値がF2.8〜4とテレ端で1段暗くなるが、この明るさの超広角ズームとしては軽量で、画面中央部の画質も非常にイイ。F8〜11まで絞って撮影すれば、ごく四隅を除けば、整った描写が得られるレンズだ。超広角ズームとしては後ボケもキレイで、グッと寄って背景をボカした広角撮影ができるのはF2.8の開放F値と35mmフルサイズならではの魅力。

 また、レンズ自体にはそれなりに倍率色収差があるはずだが、D700は画像処理エンジンで倍率色収差を補正してくれるので、色ズレの少ない非常にすっきりとした描写が得られる。とはいえ、ナノクリスタルズームに比べるとコントラストは低めで、特に逆光では光源の位置によってはかなりフレアっぽくなる。また、色調も少し黄色っぽさが残る。タムロンのホームページを見ると“生産完了”とあり、すでに流通在庫のみなので、売り切れると中古で手に入れるしかなくなる。

 シグマの17-35mmズームもすでに生産完了しているので、近い将来、新型の超広角ズームが発売される可能性も高そうなので、それを待つというのもありだが、処分価格や程度のいい格安価格の中古品などを見つけたら迷わず確保したいレンズだ。


4,256×2,832 / 1/80秒 / F4 / +1.3EV / ISO400 / 絞り優先AE / WB:オート / 17mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:オート

2,832×4,256 / 1/400秒 / F4 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:オート / 35mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:オート


2,832×4,256 / 1/250秒 / F3.3 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:オート / 30mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:オート

4,256×2,832 / 1/400秒 / F4.5 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:オート / 17mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:オート


4,256×2,832 / 1/125秒 / F3.5 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:オート / 17mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:オート

2,832×4,256 / 1/500秒 / F4.5 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:オート / 17mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:オート


4,256×2,832 / 1/320秒 / F11 / +0.3EV / ISO200 / マニュアル露出 / WB:5000K / 32mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:しない

4,256×2,832 / 1/2,000秒 / F5.6 / -0.3EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:5000K / 23mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:しない


4,256×2,832 / 1/1,250秒 / F5.6 / -0.3EV / ISO200 / マニュアル露出 / WB:5000K / 17mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:しない

4,256×2,832 / 1/2,000秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO200 / マニュアル露出 / WB:5560K / 17mm / ピクチャーコントロール:ニュートラル / アクティブD-ライティング:しない


SP AF 28-75mm F2.8 XR Di LD Aspherical (IF) Macro

 大きく重く値段が高い大口径標準ズームにはまったく興味がないが、このタムロン28-75mmズームは、ズーム全域でF2.8の開放F値を確保しているにもかかわらず、汎用ズームに迫る大きさ・重さで、実売価格も非常に手頃。

 ワイド端の画角が28mmスタートというのが少々残念だが、絞り開放から結構整った描写が得られる。APS-Cサイズのデジタル一眼レフで使うと、開放から2/3段くらい絞らないとモヤッと締まらない描写になりがちだったが、D700で使うと開放からしっかりした描写が得られるのにはビックリ。おそらく微妙にピントが甘かったのをレンズの甘さと勘違いするケースも多かったのだろう。

 D700はAF微調節やライブビュー機能が備わっているので、極限までピントを追い込める。もちろん、1〜2段絞って撮影したほうが像のキレは良くなるが、開放での軟らかい描写と大きなボケこそがFXフォーマットを使う大きな魅力。最近はニコンの「D40」や「D60」でAFが動作するモーター内蔵タイプが発売されたので、AFカップリング方式の旧型が処分価格で放出されていたら狙い目だ。


2,832×4,256 / 1/800秒 / F2.8 / 0EV / ISO400 / マニュアル露出 / WB:オート / 46mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:オート

4,256×2,832 / 1/500秒 / F2.8 / 0EV / ISO400 / マニュアル露出 / WB:オート / 44mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:オート


4,256×2,832 / 1/800秒 / F2.8 / 0EV / ISO400 / マニュアル露出 / WB:オート / 48mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:オート 4,256×2,832 / 1/4,000秒 / F4 / -0.3EV / ISO200 / マニュアル露出 / WB:5000K / 62mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:しない


2,832×4,256 / 1/640秒 / F8 / -0.3EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:5000K / 28mm / ピクチャーコントロール:風景 / アクティブD-ライティング:オート

4,256×2,832 / 1/6,400秒 / F3.2 / 0EV / ISO200 / マニュアル露出 / WB:5560K / 38mm / ピクチャーコントロール:風景 / アクティブD-ライティングオート:オート


2,832×4,256 / 1/2,500秒 / F5 / 0EV / ISO200 / マニュアル露出 / WB:5560K / 50mm / ピクチャーコントロール:風景 / アクティブD-ライティング:しない

4,256×2,832 / 1/640秒 / F8 / -0.3EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:5560K / 28mm / ピクチャーコントロール:風景 / アクティブD-ライティング:しない


AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical (IF) Macro

 手ブレ補正機能搭載の高倍率ズームで、高性能のSPシリーズではないが、D700との組み合わせでは結構キレのある描写が得られるのにはビックリ。最短撮影距離もズーム全域で49cmと短く、広角から標準、望遠、マクロ的用途までこなす万能レンズだ。

 利便性重視のレンズなので、絞り開放では周辺部の画質はそれなりに低下するものの、ワイド側で2段、テレ端で1段絞って撮影するよう心がければ、普及クラスのズームとしては水準以上の写りが期待できる。なによりカバーする画角の広さと、シャッタースピード約4段分の手ブレ補正効果は魅力で、D700の超高感度特性と組み合わせればまさに鬼に金棒。

 2,000万画素以上の画素数のカメラに耐えられるかどうかは微妙だが、少なくともD700とのマッチングは良く、フィルム時代に発売された普及型標準ズームよりはまともな画質だ。


4,256×2,832 / 1/250秒 / F8 / 0EV / ISO200 / マニュアル露出 / WB:オート / 240mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:しない

4,256×2,832 / 1/125秒 / F8 / 0EV / ISO400 / 絞り優先AE / WB:晴天 / 30mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:しない


4,256×2,832 / 1/125秒 / F8 / 0EV / ISO400 / 絞り優先AE / WB:晴天 / 30mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:しない

2,832×4,256 / 1/800秒 / F8 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:オート / 65mm / ピクチャーコントロール:ビビッド / アクティブD-ライティング:オート


2,832×4,256 / 1/2,500秒 / F7 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:オート / 28mm / ピクチャーコントロール:ビビッド / アクティブD-ライティング:オート

2,832×4,256 / 1/50秒 / F8 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:オート / 28mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:しない


4,256×2,832 / 1/400秒 / F10 / -0.3EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:5260K / 38mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:オート 4,256×2,832 / 1/640秒 / F11 / -0.7EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:5260K / 28mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:オート


4,256×2,832 / 1/2,500秒 / F8 / -0.3EV / ISO400 / 絞り優先AE / WB:オート / 55mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:オート

4,256×2,832 / 1/1,000秒 / F11 / +0.3EV / ISO400 / 絞り優先AE / WB:オート / 200mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:オート


4,256×2,832 / 1/400秒 / F10 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:5000K / 70mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:オート

2,832×4,256 / 1/400秒 / F14 / -0.7EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:5560K / 35mm / ピクチャーコントロール:風景 / アクティブD-ライティング:しない


4,256×2,832 / 1/1,000秒 / F8 / -0.3EV / ISO200 / マニュアル露出 / WB:5560K / 30mm / ピクチャーコントロール:風景 / アクティブD-ライティング:しない

4,256×2,832 / 1/2,000秒 / F5.6 / 0EV / ISO200 / マニュアル露出 / WB:5560K / 70mm / ピクチャーコントロール:ニュートラル / アクティブD-ライティング:しない


4,256×2,832 / 1/800秒 / F8 / 0EV / ISO250 / マニュアル露出 / WB:5560K / 78mm / ピクチャーコントロール:ニュートラル / アクティブD-ライティング:しない

4,256×2,832 / 1/640秒 / F11 / -1.3EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:5560K / 28mm / ピクチャーコントロール:風景 / アクティブD-ライティング:しない


4,256×2,832 / 1/2,000秒 / F3.5 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:5560K / 28mm / ピクチャーコントロール:風景/ アクティブD-ライティング:しない

4,256×2,832 / 1/400秒 / F8 / +0.7EV / ISO400 / 絞り優先AE / WB:オート / 200mm / ピクチャーコントロール:風景 / アクティブD-ライティング:しない


4,256×2,832 / 1/400秒 / F8 / +0.7EV / ISO400 / 絞り優先AE / WB:オート / 110mm / ピクチャーコントロール:風景 / アクティブD-ライティング:しない


SP AF 70-200mm F2.8 Di LD (IF) Macro

 70〜200mmでF2.8の開放F値を誇る大口径望遠ズームで、最短撮影距離が95cmと短く、実売価格も8万円前後と驚くほど安いのが特徴。フォーカスリングを前後にスライドさせるだけでAFとMFをワンタッチで切り替えられるのも便利で快適だ。

 ズームテレ側・最短撮影距離付近では、絞り開放だとちょっとにじみが生じたソフトな描写になってしまうが、1.2〜1.5m付近からキリッとシャープな描写が得られ、ポートレート撮影距離においては安心して絞り開放で撮影できる。ボケも穏やかで、手ブレ補正は搭載されていないものの、D700の高感度特性があれば十分手持ちで活躍できる望遠ズームだ。


4,256×2,832 / 1/400秒 / F8 / 0EV / ISO200 / マニュアル露出 / WB:日陰 / 95mm / ピクチャーコントロール:ビビッド / アクティブD-ライティング:しない

4,256×2,832 / 1/3秒 / F6.3 / 0EV / ISO400 / マニュアル露出 / WB:3700K / 135mm / ピクチャーコントロール:ビビッド2 / アクティブD-ライティング:強め


4,256×2,832 / 1/2秒 / F6.3 / 0EV / ISO400 / マニュアル露出 / WB:3700K / 155mm / ピクチャーコントロール:ビビッド2 / アクティブD-ライティング:強め

4,256×2,832 / 1秒 / F8 / 0EV / ISO400 / マニュアル露出 / WB:3030K / 70mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:強め


4,256×2,832 / 1/4,000秒 / F3.2 / 0EV / ISO200 / マニュアル露出 / WB:5000K / 200mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:しない

4,256×2,832 / 1/800秒 / F8 / 0EV / ISO200 / マニュアル露出 / WB:5000K / 175mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:しない


4,256×2,832 / 1/800秒 / F8 / +0.3EV / ISO200 / マニュアル露出 / WB:5000K / 200mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:しない

2,832×4,256 / 1/3,200秒 / F4 / -0.3EV / ISO200 / マニュアル露出 / WB:5000K / 140mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:しない


4,256×2,832 / 1/6,400秒 / F2.8 / -0.3EV / ISO200 / マニュアル露出 / WB:5000K / 122mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:しない

4,256×2,832 / 1/500秒 / F11 / -0.3EV / ISO200 / マニュアル露出 / WB:5000K / 150mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:オート


4,256×2,832 / 1/60秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO640 / 絞り優先AE / WB:晴天 / 200mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:しない

4,256×2,832 / 1/640秒 / F3.5 / 0EV / ISO800 / マニュアル露出 / WB:5000K / 200mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:しない


4,256×2,832 / 1/250秒 / F3.5 / 0EV / ISO800 / マニュアル露出 / WB:5000K / 200mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:しない


SP AF 90mm F2.8 Di Macro

 ボケの美しさにこだわった中望遠マクロレンズで、それまで複写専用だったマクロレンズが、女性ポートレートやネイチャーフォトに愛用する人が一気に増えるきっかけとなった「伝説のマクロ」の系譜。

 焦点距離が90mmと、ポートレートの定番85mmレンズに近いのも、女性ポートレート撮影にはピッタリ。ボケのコントラストがあまり高くならないので、フワッと軟らかなボケが得られるのが魅力だ。また、フォーカスリングを前後にスライドさせるだけでAFとMFをワンタッチ切り替えできるのも特徴で、マクロ撮影ではAFよりもMF撮影の比率が高いだけに、快適なMF操作が行えるのは重要なポイントだ。

 レンズ単体で等倍撮影も可能で、中望遠マクロとしては軽量。標準ズーム、望遠ズームにもう1本プラスαするなら、まずこの90mmマクロを加えたい。


2,832×4,256 / 1/320秒 / F3.5 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:5000K / 90mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:オート

4,256×2,832 / 1/1,000秒 / F5.6 / -0.3EV / ISO200 / マニュアル露出 / WB:5000K / 90mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:オート


4,256×2,832 / 1/1,250秒 / F8 / -0.3EV / ISO200 / マニュアル露出 / WB:5000K / 90mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:オート

4,256×2,832 / 1/125秒 / F3.2 / -0.3EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:5000K / 90mm / ピクチャーコントロール:風景 / アクティブD-ライティング:オート


4,256×2,832 / 1/2,000秒 / F3.8 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:オート / 90mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:オート


4,256×2,832 / 1/1250秒 / F5 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:5000K / 90mm / ピクチャーコントロール:ビビッド / アクティブD-ライティング:オート

2,832×4,256 / 1/500秒 / F11 / 0EV / ISO400 / 絞り優先AE / WB:5000K / 90mm / ピクチャーコントロール:ビビッド / アクティブD-ライティング:オート


2,832×4,256 / 1/400秒 / F13 / +0.3EV / ISO400 / 絞り優先AE / WB:5000K / 90mm / ピクチャーコントロール:ビビッド / アクティブD-ライティング:オート

4,256×2,832 / 1/320秒 / F5 / 0EV / ISO400 / 絞り優先AE / WB:5260K / 90mm / ピクチャーコントロール:ビビッド / アクティブD-ライティング:オート


4,256×2,832 / 1/400秒 / F5 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:5000K / 90mm / ピクチャーコントロール:ビビッド / アクティブD-ライティング:オート

4,256×2,832 / 1/250秒 / F4.5 / +0.3EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:オート / 90mm / ピクチャーコントロール:ビビッド / アクティブD-ライティング:オート


2,832×4,256 / 1/250秒 / F4 / +0.3EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:オート / 90mm / ピクチャーコントロール:ビビッド / アクティブD-ライティング:オート

2,832×4,256 / 1/320秒 / F3.5 / -1EV / ISO400 / 絞り優先AE / WB:5000K / 90mm / ピクチャーコントロール:ビビッド / アクティブD-ライティング:オート


SP AF 200-500mm F5-6.3 Di

 DXフォーマットのデジタル一眼レフなら、70-300mmズームを使えば約450mm相当の画角で撮影できるが、FXフォーマットのD700だと焦点距離300mmのレンズは300mmの画角でしか写らない。当たり前のことだが、FXフォーマットのカメラを使い始めると、この望遠不足を切実に感じることとなる。といって、500mmまでカバーする望遠ズームはかなり大きく重く、フットワークを鈍らせる。そんな500mmをカバーする望遠ズームとしては軽量なのが、このタムロンの200-500mmズーム。懐の深いフードとズームテレ端で鏡胴がググッと伸びるので、見かけはかなりの超望遠ズームに見えるものの重さは1.2kgちょっとで、2kg近くある他社製品に比べるとずいぶん軽い。

 開放F値はF5〜6.3と暗く、AFスピードもハッキリ言って遅いが、ちゃんと調整されたレンズであれば想像以上にしっかりした写りで、510万画素のDXフォーマットにクロップ撮影しても、結構見られる描写が得られる。フォーカスリングがマウント寄りなのも、意外とMF操作がしやすく快適だ。実売価格も10万円を大きく切っていて、お気楽超望遠撮影にはぴったりのズームだ。ただ、手ブレ補正は搭載されていないので、一脚くらいは使ってそれなりに高速シャッターで撮影したい。


4,256×2,832 / 1/800秒 / F7 / 0EV / ISO800 / マニュアル露出 / WB:晴天 / 360mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:しない

2,784×1,848 / 1/800秒 / F7 / 0EV / ISO1250 / マニュアル露出 / WB:晴天 / 500mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:しない


2,784×1,848 / 1/1,600秒 / F8 / 0EV / ISO1250 / マニュアル露出 / WB:晴天 / 500mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:しない

4,256×2,832 / 1/160秒 / F6.3 / 0EV / ISO6400 / マニュアル露出 / WB:4550K / 500mm / ピクチャーコントロール:スタンダード / アクティブD-ライティング:オート


4,256×2,832 / 1/500秒 / F7 / 0EV / ISO200 / マニュアル露出 / WB:5560K / 500mm / ピクチャーコントロール:風景 / アクティブD-ライティング:オート


4,256×2,832 / 1/320秒 / F8 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:オート / 290mm / ピクチャーコントロール:ビビッド / アクティブD-ライティング:しない

4,256×2,832 / 1/160秒 / F11 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:オート / 200mm / ピクチャーコントロール:ビビッド / アクティブD-ライティング:しない


4,256×2,832 / 1/100秒 / F6.3 / 0EV / ISO3200 / マニュアル露出 / WB:4350K / 500mm / ピクチャーコントロール:風景 / アクティブD-ライティング:標準

2,784×1,848 / 1/100秒 / F6.3 / 0EV / ISO3200 / マニュアル露出 / WB:4350K / 500mm / ピクチャーコントロール:風景 / アクティブD-ライティング:標準


まとめ

 以上、6本のタムロンレンズをD700で実写してみたが、究極の高画質が得られるかはともかく、ちゃんとレンズの性能を把握し、状況に応じて絞って使うようにすれば、十分実用になる描写が引き出せる。タムロンのレンズに共通した長所は、比較的ボケがキレイで発色も暖色系でにごりが少ないこと。逆に弱点は、フルタイムMF操作がまったく考慮されていない構造なので、親指AFでAFとMFをシームレスに使い分けることができない。まあ、このあたりはニコン純正品も、M/Aモードを備えたFXフォーマット対応レンズはまだ少数派で、これからの拡充を待っているので似たような状況。それまではタムロンを始め、手持ちのレンズ資産でしばらくしのごうと思っている。



URL
  ニコンD700関連記事リンク集
  http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/07/03/8783.html

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伊達 淳一
1962年生まれ。千葉大学工学部画像工学科卒業。写真、ビデオカメラ、パソコン誌で カメラマンとして活動する一方、その専門知識を活かし、ライターとしても活躍。黎 明期からデジタルカメラを専門にし、カメラマンよりもライター業が多くなる。自ら も身銭を切ってデジカメを数多く購入しているヒトバシラーだ。ただし、鳥撮りに関 してはまだ半年。飛びモノが撮れるように日々精進中なり

2008/10/20 13:04
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