デジカメ Watch

【新製品レビュー】オリンパス E-410

〜群を抜く小型ボディがもたらす軽快感
Reported by 安孫子 卓郎

 どのメーカーも、デジタル一眼レフカメラのボディに関して「できるだけ小さく軽く」という路線は追い求めているものの、E-410の小ささと軽さは群を抜いている。ここまで別格に小さいと、E-410の位置付けを「デジタル一眼レフカメラの流れにおける新しいカテゴリー」と見たくなる。

 従来、最軽量であったデジタル一眼レフは、435gの「E-500」だ。対してE-410は375gと、本体のみで14%も軽量化されている。しかもバッテリーは従来の「BLM-1」(75g)から、小型の「BLS-1」(46g)に変更されているので、撮影時重量としてはさらに29gほど軽くなる。ちなみに、7月発売の「E-510」は、460gとE-500より若干重たい。それでもE-410に次ぐ軽さである。

 他社のエントリークラスの本体重量を列挙してみる。キヤノン「EOS Kiss Digital X」=510g、ペンタックス「ist DL2」=470g、ソニー「α100」=545g、ニコン「D40」=475g。センサーサイズが違うので、4/3型の撮像素子を搭載するE-410と同列で比較することに問題もあるが、センサーサイズが小さいことのメリットが出ていることは、確認できるわけだ。


懐かさを覚えるスタイリング

 オリンパスのデジタルカメラといえば、E-1やE-500のように、撮影者の左手側をそぎ落とした“L型ボディ”のイメージがひとつの特徴だが、E-410はオーソドックスな一眼レフカメラスタイルとなっている。中央やや左寄りにレンズ部があり、全体的デザインも懐かしいイメージを醸し出している。ペンタプリズム部をいかに四角錐に近づけるかというところにデザインの苦労があったそうで、デザインのねらいは実現されているといって良いだろう。

 右手側のグリップの突出はほんのわずかで、ホールディング性よりも小型化を優先させている。小柄な女性の指ならちょうど良いと思われるが、男性の手には小さすぎて、指をもてあますところはある。ただ、大きいレンズを付けたときはレンズの方で支えるものだし、小さいレンズの場合は全体が軽量なので、いずれにしても苦にならない。もし仮にL型のデザインを採用していれば、同じ大きさ、重さでありながら、右手側のグリップだけは大きくすることは可能だっただろう。全体的なデザインを優先させるのか、操作性重視を優先させるのか。これはメーカーにとっても、ユーザーにとっても難しい選択である。

 「E-330」では十字ボタンの各方向ボタンに、ホワイトバランス、AFモード、測光モード、ISO感度のダイレクトオン機能が割り付けられていたのだが、E-410ではボディが小さく誤操作しやすいことから、ダイレクト機能は省略されている。実際E-330でも、撮影中に十字ボタンにさわってしまい、AFモードが変わってしまうことが頻繁に起きていた。個人的にはこの選択は正解だと思っている。





 撮像素子は、有効1,000万画素のLiveMOSセンサー。E-330で搭載された有効750万画素のLiveMOSセンサーに対し、画素ピッチのゆとりが薄れた感がある。しかし詳しくは後述するが、画質面では全く問題は感じない。

 ファインダーはペンタミラーで、視野率95%。倍率は約0.92倍。撮像素子そのものが小さいため、仮に倍率が1倍になったとしても、ファインダー画像は小さいままだろう。APS-Cサイズや35mmサイズと同じ面積を得るには、像をより拡大する仕組みなどを考えると、かなり大きなファインダー部が必要になるだろう。それではE-410のコンセプトとはズレが生じてしまう。

 筆者の場合、数m以上離れた被写体ではAF、マクロ撮影ではMFと使い別けることが多い。マクロだとピントの山が大きくなるので、E-410をはじめ従来のフォーサーズボディのファインダーでも問題を感じない。数m以上離れた被写体をMFで合わせようとすると、ファインダーの小ささは障害になってくる。もちろんAFの場合は小さくても大きな問題はない。

 撮影モードとして、基本的なP(プログラムAE)、A(絞り優先AE)、S(シャッター優先AE)、M(マニュアル)を搭載。加えて、AUTOモード、シーンプログラムAE、シーンセレクトAEが搭載されている。後2つはいわゆるシーンモードだが、シーンプログラムAEはコマンドダイヤルからダイレクトに選択できる。また、ホワイトバランスや露出補正など変更が行なえる。

 それに対してシーンセレクトAEは、コマンドダイヤルを「SCENE」に合わせてから、液晶モニター上で各シーンモードを選択する。このとき、ホワイトバランスなどの設定はフルオートに固定される。なお、シーンセレクトAEに「ハイキー」や「ローキー」といったモードがあるが、シーンセレクトAEからではなく、「撮影メニュー」の「階調」から、「ハイキー」または「ローキー」を選択すると設定変更が自由に行なえるようになる。


有効1,000万画素のLiveMOSセンサーを採用
ファインダー内部。E-500などと同様、右横に情報表示を行なう

改良されたISOオート設定

 設定可能なISO感度は、AUTO、100、200、400、800、1600。1/3段といった細かい調整はできないものの、任意で設定する場合は1段刻みでも十分だろう。ただ、AUTOで増感する場合でも1段刻みのようなので、AUTOの場合はもっと細かくても良さそうに思う。

 ISO感度におけるAUTO設定だが、従来のオリンパスは、ストロボ光量が不足する場合にのみ増感するという仕様で、AUTOの意味がほとんど無かった。今回からは35mm判換算焦点距離を基準にした、いわゆる手ブレ限界のシャッタースピード以下になると増感されるようになった。ただし上限はISO400まで。先行する他社を見ると、増感が始まるシャッタースピードの下限や、増感の上限を設定できる機種が増えている。そのようなユーザーに選択を任せるという発想は、是非オリンパスにも欲しい部分である。

 ホワイトバランスはAUTO、プリセット(7種類)、ワンタッチに大きく分けられる。プリセットのうち3種類は蛍光灯モード。いつも「外出先で蛍光灯の種類などわからないので、蛍光灯オートの方がはるかに現実的だ」と思っていた。ところがE-410では、ライブビューにホワイトバランスの変更が(擬似的に)反映されるようになり、それを見ながら適切な色になるよう、蛍光灯モードを選択できるようになった(それでも、蛍光灯オートの方が望ましいと思う)。ちなみに露出補正も、ライブビューに(擬似的に)反映される。

 またホワイトバランスでは、R-B(レッド-ブルー)の軸のほかに、G-M(グリーン-マゼンタ)軸の微調整も行なえる。自然光ではR-B軸の調整でよいのだが、人工の光源の場合はG-M軸の調整も必要になり、この機能があることは有意義だ。もっとも、これを使いこなして、人工光源やミックス光に対して適正なホワイトバランスをとる技量は簡単ではない。その代わり両方の軸に対して、WBのオートブラケットを設定できる。


ホワイトバランス設定
仕上がり設定。デフォルトはNATURAL

 仕上がりモードとしては、従来通り「VIVID」、「Natural」、「FLAT」、「モノトーン」がある。E-500やE-330ではVIVIDがデフォルト設定だったが、E-410ではNaturalがデフォルトとなった。またモノトーンでは、赤、オレンジ、黄色、緑のモノクロ用フィルターの効果を付け加えることができる上、セピア、紫、青、緑の調色効果を付けることもできる。これらの機能をどれくらいの人が使いこなしているのかわからないが、特殊効果をレタッチで行なわず、撮影時にイメージを描いて一発勝負に出るというのも、失敗の許されるアマチュアの持つ特権の一つである。RAW+JPEGに設定しておけば、モノトーンで一発勝負に出て、万が一失敗したらRAWからやり直すということもできるので、お薦めしたい技法のひとつである。

 もちろん、「SSWF」(スーパーソニックウェーブフィルター)を中心とするダストリダクションシステムを従来通り装備。最近は各社ともダスト対策を施してきているが、専用フィルターを持つオリンパスとパナソニックの評価が群を抜いて高い。安心してレンズ交換や中間リングが使用できる。ちなみに、万が一センサーをクリーニングする必要が生じた場合でも、ダストリダクション用のフィルターはローパスフィルターよりもずっと丈夫だそうで、クリーニング中に傷が付く危険性は、はるかに低いという。


液晶モニター上での秀逸なダイレクト操作

 操作性そのものを重視したカメラではないので、評価は基準を何処に置くかで変わってくる。ダイレクトに機能を割り付けたボタンをたくさん装備した大型機に比べれば、素早い操作という点で敵わないのも確かだ。だが、気軽に持ち歩いてスナップするという用途を考えたとき、その目的にかなう十分な操作性がある。

 それは、OKボタンによるダイレクト操作だ。液晶モニターに主要設定をまとめて表示する「スーパーコンパネ」上で、設定を十字ボタンとOKボタンで直接できるというこの機能、実に便利である。メニューボタンから操作するのと変わりなく思えるかもしれないが、実際に使うと極めて便利。ダイレクト操作が少なくても、特に不自由もなく快適に使うことができる。ただ、電源OFFにすると先頭項目にカーソルが戻ってしまう。これはメニュー操作でも同じだ。電源OFFで先頭に戻すかどうかを、ユーザーに選択させて欲しい。さらに使いやすくなるはずだ。

 それでも、もっとダイレクトボタンが欲しいというニーズもあるかもしれない。L型ではなく現在の形状を維持するとするならば、ボディ左上にはまだボタンを設置する余地はある。現在はストロボとドライブモードの2つのボタンだけだが、もう2つくらいは設置できるだろう。このボディ左上は、おそらく大部分の人はファインダーから目を離して、目で確認しながら操作することが多いと思われる。従って多少ボタン配置が混雑していても、大きな弊害にはならないはずだ。

 なお、歴代のオリンパス製デジタル一眼レフカメラの露出補正ボタンの位置と押す指を列挙すると、E-1はモードダイヤル後ろで右手親指、E-300は十字ボタンの上で親指で、E-500、E-330、E-410はシャッターボタン後ろで、人差し指となっている。ちなみにE-10とE-20の露出補正ボタンは、左手側のボディ横に付いていた。頻繁に操作する露出補正ボタンの位置をコロコロ変えられるのは、気持ちの良い話ではない。現在採用されている右手人差し指操作は、筆者としては最も使いやすい操作性である。今後もこの方式で、一貫した操作性を貫いて欲しいと思う。


スーパーコンパネの基本表示
ダイレクト操作に加え、ポイントした機能の名称が表示されるようになった

左上面にはボタンが2つしかない。ボタンを増やす余地はある
露出補正ボタンの位置は、E-330やE-500と同じシャッターボタン横だ

ライブビューにホワイトバランスや露出を反映

 液晶モニタ―は2.5型の23万画素で、176度の視野角を持つ。視野角は大変に広く、ほとんど真上からでも見ることができる。といっても、あくまでも見えるというだけの話。見る目的は構図やシャッターチャンスの確認にあるが、角度が付きすぎると見えはしても確認はできない。実際問題、ライブビューで構図を確認しながら撮影できるのは、30度程度が限界ではないかと思う。さらに屋外では、ほかの機種の液晶モニタ―同様、視認性は低下する。屋外でライブビューによる構図確認を行なうなら、液晶モニタ―の真正面からわずかな範囲くらいが限界だろう。日陰では視認できる角度がだいぶ広がるものの、実質的には、日差しが有れば角度のある撮影は難しいということだ。

 E-410のライブビューは、露出補正やホワイトバランスが反映されるような改良が見られる。しかし、E-330にあった「Aモード」は搭載されておらず、E-330でいう「Bモード」のみである。ただしライブビュー時にAE-LOCKボタンを押すと、一度ミラーダウンしてミラーアップし、AFが働く。そのままAE-LOCKボタンを押し続けるとAFもロックされるので、その状態でフォーカスロックをしてシャッターを切ることも可能だ。


ライブビュー中の液晶モニター表示。10倍のほかに7倍の拡大も可能になった
 この方式だと、ミラーのアップダウンに加え、AFの時間がかかる。迷わず素直に合焦するということを前提にしても、秒単位のシャッターラグにはなるので、動く被写体に対してライブビュー撮影するのはかなり厳しい。また液晶モニタ―が可動式ならば、花マクロなどでMFで活用する場も多かっただろう。

 正直、ライブビューに限っていうならば、E-330よりも大きく後退しており、E-330の代用にはならない。とはいえ、ライブビュー無しの機種と比べれば、撮影できる範囲が広がることも確かである。E-410のライブビューはおまけ程度と考えて、小型軽量に主たる魅力を求めるのがよいだろう。

 ライブビューについては低評価だが、AFは高く評価したい。AFポイントは相変わらず3点しかない。ただスナップ用途的なボディ性格を考えれば、3カ所でも特に苦になることはない。より多くの測距点は、上位の機種に期待すればよいことであろう。

 それよりも特筆するべきは、AFがぐっと速くなっていることだ。当初は40-150mm F4-5.6の様な軽いレンズのおかげかと思ったが、50-200mmなど、あるいはほかのレンズを使っても、やはりAFは速い。またAF時にフォーカス位置を見失った場合でも、外し方が小さいので復帰が速い。E-330では、一度外してしまうと、全域を走査して被写体が見つからず、ボケボケの状態でレンズがストップ、といったことがよく起きていた。AF速度に関しては二重丸を付けて良い。


驚くほど良く持つバッテリー

 小型化されて気になるのがバッテリーの持ちだ。公称値はCIPA基準による測定値で500枚(ストロボ使用率50%、光学ファインダー使用)。実際に筆者が撮影で使用した数値は次のようになる。

 バッテリーはA、Bの2つを用意した。まず使用したAバッテリーでは、1,434枚の撮影ができた。ところが交換したBバッテリーでは、780枚でダウン。3回目に再びAバッテリーに交換したところ、1,247枚の撮影が可能だった。4回目にBバッテリーに戻したのだが、ここでは660枚撮影して、まだ十分残量表示が残っている状態で、試用期間が終了した。

 撮影は単純なテストではなく、実際の撮影に基づいて行なっている。ただし途中では、各種撮影条件のテストなども行なっているので、撮影可能枚数としては多少増えているだろう。ストロボはごく一部でのみ使用。ライブビューも時々は使用しているが、使用率は5%程度だろうか。また筆者の場合、1つのシーンで数枚を撮影しているので、1カット1枚しか撮影しないという読者は、多少割り引いて考えた方がよいだろう。

 公称値の500枚は十分撮影できるという印象を受けており、小さいバッテリーなのに持ちは良い。ただし気になったのは、バッテリー切れの赤い表示が出ると、その後急速にダウンしてほとんど撮影できなかったこと。E-330では、バッテリー切れ表示が出てからも延々と撮影が行えるのは対照的だ


新しい薄型リチウムイオン充電池を採用
CFとxDピクチャ―カードのダブルスロットを装備

 連写は秒3枚。記録メディアスロットはCF Type 2スロットと、xDピクチャーカードスロットの2つを備える。このうちCFカードについて、書き込み速度の簡易テストを行なってみた。トランセンドの80倍速、4GBのCFカードでのテストだが、RAWの場合7枚の連写で書き込み終了まで11〜12秒程度。JPEGのSHQでは11枚連写で7〜8秒で書き込みが終了。HQの場合は書き込みながら連写をするので、最後は連写速度が遅くなるのではっきりしない。25〜26枚連写して、3〜4秒で書き込み終了するようだ。RAW+SHQでも6枚連写で15〜16秒というところである。

 このテストはマニュアル露出、マニュアルフォーカスで、かなりアンダーな画像の撮影をもとにしているため、連写枚数、書き込み速度とも、実際の利用シーンより好成績になっている可能性はある。仕様を見ると、「HQモードではカード容量いっぱいまでの連写が可能」(オリンパスではサンディスクExtreme IIIでテストしたという)となっているが、上記条件においては途中から連写速度が低下している。秒3枚で20枚以上連写することは希だと思うので、ほとんど問題はあるまい。仮に連写が滞ってきたとしても、HQモードなら数秒待てば、また連写が可能となる。スナップ用としては十分な書き込み速度といえるだろう。

 なお、テストした個体のファームウェアでは、RAWの連続撮影は6枚までだったが、その後仕様が変更されて、出荷版におけるRAWの連続撮影は8枚となっている。


高感度でも画質は良好

ISO感度設定。最高感度はISO1600
 肝心の画質だが、ISO100はもちろん、増感してもなかなか良好で、画素数が増えたにも関わらずノイズは少なくなっている。最も差が出るはずのISO1600でも、暗い場所で使う分には問題のない画質である。

 ノイズリダクション機構は、「オフ」、「弱」、「標準」、「強」と設定を変えることができる。オフにするとノイズは増えるが、弱、標準、強の3段階ではそれほど大きな差はでない。ノイズリダクションが強くなるにつれて、徐々にディティールが失われるものの、その差は等倍などに拡大しないとわからない程度でしかない。プリントやWeb用の縮小画像だと、弱、標準、強の違いはわからないだろう。わからないとすれば、強に設定しておいても良さそうだし、あえて標準を弱に変更する必要は感じない。

 前述の通り、仕上がり設定のデフォルトはVIVIDからNORMALに変更されている。青空を撮影するときはVIVIDの方がメリハリがあって美しいが、チューリップのような原色の花を撮影すると、彩度が高くてやや飽和気味になる。NORMALだと鮮やかさを維持しながら飽和も押さえ気味になるので、バランスよく使いやすい設定だと言えるだろう。ポートレートなどで柔らかい仕上がりを期待する場合は、FLATもお薦めできる。

 またモノトーンが美しいのもE-410の長所で、メリハリのきいた白黒写真的な画像ができる。もちろんRAWから現像したり、レタッチすればいかようにもなるわけだが、標準設定のままで撮影する場合、モノトーンに関しては他社の機種よりも美しく、一番好みの表現をしてくれるという印象を受けた。


まとめ

 ノートPCなどの携帯機器にも共通することだが、大きくすれば使いやすくて操作性は良くなるが、携帯性が犠牲になる。E-410も小さい故に操作が窮屈になる部分は出てしまうが、大きくして使いやすくしたのではE-410の存在価値がない。

 その観点からすれば、E-410のボディそのものには90点を付けられると思う。のこり10点は、前途したように、デザインの選択による操作性、ISOオート設定の内容、メニューの設定保持など、改善できる部分が残されているところにある。

 だとしても、群を抜く小ささと軽さは、高く評価したい。ただし写真はボディだけでは写らず、レンズが必要になる。E-410に見合うレンズが少ないという点では、まだまだこれからといったところだろう。E-410は、いわゆる廉価版の普及機ではない。価格的にも普及機路線よりもひとつ上のクラスになる。ところが14-42mmや40-150mmなどのレンズは、こちらはどう見ても普及クラスだ。ボディだけ中級クラスで価格を維持しようとしても、レンズが普及クラスではアンバランスで、トータルでの価格維持は難しいだろう。

 撮像素子が小さく高感度競争で不利なフォーサーズ。レンズ交換が安心してできる強力なダストリダクションを備えるオリンパス。そして最小最軽量のE-410のボディを活かすものは、F5.6クラスのズームではなく、F2.8より明るい小型単焦点レンズ群である。一刻も早く、魅力ある単焦点レンズ群の充実が切望される。まあレンズ不足は問題なのだが、ボディについていえばE-410、なりは小さくても、なかなかでっかいやつだといえるだろう


作例

  • 作例のリンク先のファイルは、JPEGで撮影した画像をコピーおよびリネームしたものです。
  • 作例下の撮影データは、使用レンズ/記録解像度(ピクセル)/露出時間/絞り値/露出補正値/ISO感度/ホワイトバランス/実焦点距離を表します。
  • 強調のため一部の項目を1行目に抜粋した場合もあります。


●ISO感度


ISO100
14-42mm F3.5-5.6 / 3,648×2,736 / 1/125秒 / F7.1 / 0EV / WB:晴れ / 14mm
ISO200
14-42mm F3.5-5.6 / 3,648×2,736 / 1/160秒 / F8 / 0EV / WB:晴れ / 14mm

ISO400
14-42mm F3.5-5.6 / 3,648×2,736 / 1/200秒 / F9 / 0EV / WB:晴れ / 14mm
ISO800
14-42mm F3.5-5.6 / 3,648×2,736 / 1/320秒 / F10 / 0EV / WB:晴れ / 14mm

ISO1600
14-42mm F3.5-5.6 / 3,648×2,736 / 1/500秒 / F11 / 0EV / B:晴れ / 14mm

 
●ノイズリダクション設定


OFF
14-42mm F3.5-5.6 / 3,648×2,736 / 1/250秒 / F9 / 0EV / ISO1600 / WB:晴れ / 14mm

14-42mm F3.5-5.6 / 3,648×2,736 / 1/250秒 / F9 / 0EV / ISO1600 / WB:晴れ / 14mm

普通
14-42mm F3.5-5.6 / 3,648×2,736 / 1/250秒 / F9 / 0EV / ISO1600 / WB:晴れ / 14mm

14-42mm F3.5-5.6 / 3,648×2,736 / 1/250秒 / F9 / 0EV / ISO1600 / WB:晴れ / 14mm

 
●仕上がり設定


VIVID
14-42mm F3.5-5.6 / 3,648×2,736 / 1/250秒 / F9 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 14mm
NATURAL
14-42mm F3.5-5.6 / 3,648×2,736 / 1/250秒 / F9 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 14mm

FLAT
14-42mm F3.5-5.6 / 3,648×2,736 / 1/250秒 / F9 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 14mm
モノクロ
14-42mm F3.5-5.6 / 3,648×2,736 / 1/250秒 / F9 / 0EV / ISO100 / WB:― / 14mm

VIVID
14-42mm F3.5-5.6 / 3,648×2,736 / 1/125秒 / F5.6 / 0EV / ISO200 / WB:晴れ / 42mm
NATURAL
14-42mm F3.5-5.6 / 3,648×2,736 / 1/125秒 / F5.6 / 0EV / ISO200 / WB:晴れ / 42mm

FLAT
14-42mm F3.5-5.6 / 3,648×2,736 / 1/125秒 / F5.6 / 0EV / ISO200 / WB:晴れ / 42mm
モノクロ
14-42mm F3.5-5.6 / 3,648×2,736 / 1/125秒 / F5.6 / 0EV / ISO200 / WB:― / 42mm

 
●ハイキー/ローキー


標準
25mm F1.4 / 3,648×2,736 / 1/320秒 / F3.2 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 25mm
ハイキー
25mm F1.4 / 3,648×2,736 / 1/250秒 / F2.8 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 25mm

標準
25mm F1.4 / 3,648×2,736 / 1/200秒 / F2.8 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 25mm
ローキー
25mm F1.4 / 3,648×2,736 / 1/250秒 / F3.2 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 25mm

 
●レンズ別作例

 
・Zuiko Digital 11-22mm F2.8-3.5


11-22mm F2.8-3.5 / 3,648×2,736 / 1/250秒 / F8 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 11mm 11-22mm F2.8-3.5 / 3,648×2,736 / 1/320秒 / F9 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 11mm

 
・Zuiko Digital ED 14-42mm F3.5-5.6


14-42mm F3.5-5.6 / 3,648×2,736 / 1/800秒 / F3.5 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 14mm 14-42mm F3.5-5.6 / 3,648×2,736 / 1/100秒 / F5.6 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 42mm

14-42mm F3.5-5.6 / 3,648×2,736 / 1/100秒 / F5.6 / 0EV / ISO200 / WB:晴れ / 42mm 14-42mm F3.5-5.6 / 3,648×2,736 / 1/320秒 / F10 / 0EV / ISO100 / WB:― / 14mm(モノクロ)

 
・Zuiko Digital 40-150mm F4-5.6


40-150mm F4-5.6 / 3,648×2,736 / 1/400秒 / F5.6 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 150mm
40-150mm F4-5.6 / 3,648×2,736 / 1/320秒 / F5.4 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 128mm

40-150mm F4-5.6 / 3,648×2,736 / 1/125秒 / F5.6 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 150mm 40-150mm F4-5.6 / 3,648×2,736 / 1/400秒 / F5.6 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 150mm

 
・Zuiko Digital 50mm F2 Macro


50mm F2 Macro / 3,648×2,736 / 1/1,000秒 / F2 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 50mm 50mm F2 Macro / 3,648×2,736 / 1/2,000秒 / F2 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 50mm

 
・Leica D Summilux 25mm F1.4 ASPH.


25mm F1.4 / 3,648×2,736 / 1/3,200秒 / F1.4 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 25mm
25mm F1.4 / 3,648×2,736 / 1/250秒 / F1.4 / 0EV / ISO400 / WB:オート / 25mm

25mm F1.4 / 3,648×2,736 / 1/2,500秒 / F1.4 / 0.3EV / ISO100 / WB:晴れ / 25mm
25mm F1.4 / 3,648×2,736 / 1/80秒 / F1.4 / -0.7EV / ISO100 / WB:オート / 25mm

 
・30mm F1.4 EX DC HSM


30mm F1.4 / 3,648×2,736 / 1/2,500秒 / F1.4 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 30mm
30mm F1.4 / 3,648×2,736 / 1/3,200秒 / F1.4 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 30mm

※取材協力 ムツゴロウ動物王国
http://www.tokyo-mutsugoro-oukoku.co.jp/



URL
  オリンパス
  http://www.olympus.co.jp/
  製品情報
  http://olympus-esystem.jp/products/e410/
  レンズ交換式デジタルカメラ機種別記事リンク集(E-410)
  http://dc.watch.impress.co.jp/static/link/dslr.htm#e410



安孫子 卓郎
(あびこたくお) きわめて頻繁に「我孫子」と誤変換されるので、「我孫子ではなく安孫子です」がキャッチフレーズ(^^;。大学を卒業後、医薬品会社に就職。医薬品営業からパソコンシステムの営業を経て脱サラ。デジタルカメラオンリーのカメラマンを目指す。写真展「デジタルカメラの世界」など開催。現在パソコン誌、写真誌等で執筆中。

2007/04/25 01:53
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