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【新製品レビュー】パナソニック LUMIX DMC-L1

〜アナログテイストが満載、LUMIX初のデジタル一眼レフ
Reported by 北村 智史

 パナソニック初のレンズ交換式デジタル一眼レフであり、すでにご存知のとおり、オリンパスとの共同開発によるフォーサーズ機である。有効750万画素のLive MOSセンサー、超音波振動フィルターによるノンダストシステム、ポロミラーを使用したファインダー光学系など、オリンパスのE-330と共通している部分は多い。ペンタ部の突起のないデザインはE-330と同じだが、直線を多用したレンジファインダーカメラ風に仕上げているのがユニークだ。

 レンズは「Leica D Vario-Elmarit 14-50mm F2.8-3.5 ASPH.」が標準装備。というか、レンズ付きのキット販売のみである。実勢価格は約25万円。そのうちにバラ売りも出るだろうが、現時点ではボディとレンズの価格の内訳は公表されていない。オリンパスEシリーズユーザーにはライカDレンズがいくらになるか、気になるところだろう。

 M型ライカをちょっぴり意識してます的なカタチもカタチだが、それ以上に、シャッターダイヤルや絞りリングを採用した操作系が特徴的。こういうのをカメラらしさだと感じるのは、筆者がすでに古い世代に属するからかもしれないが、L1のダイヤル+リング式の操作系は、単なる見栄えや懐古趣味ではないところが偉い。絞りもシャッター速度もちゃんと1/3段ステップのクリックが付いているのだ。いわゆる“アナログ感覚”の操作系を採用したカメラでありながら、電子ダイヤルと同等の細かな露出調整を可能にしているのである。

 ただし、1/4,000秒から60秒までの広い範囲を、シャッターダイヤルだけでフルにカバーするのは難しかったらしく、ダイヤル上で設定できるのは1/1,000秒から1/2秒まで。それ以外の高速側(1/1,300秒〜1/4,000秒)と低速側(1/1.6秒〜60秒とバルブ)は、シャッターダイヤルをそれぞれのポジションに合わせた状態でカーソルキー(十字キー)の上下で設定する方式となる。

 こういうハイブリッドなやり方は、まず間違いなくカメラメーカーからは出てこない発想だし、嫌う人もいそうな気がする。ダイヤル操作と十字ボタン操作の境界付近のシャッター速度を使うときには少しばかりややこしいことになるのは否定できないが、筆者個人としては、常用シャッター速度範囲はダイヤル操作だけでほぼカバーできるのだから、まあ、よしとしましょう、である。それに、日本の老舗カメラメーカーが、とうにあきらめてしまったダイヤル+リング式の操作系を、デジタル一眼レフ初参入のパナソニックが復活させてくれたというのは、ちょっと楽しい出来事だと思う。

 バウンス対応の内蔵ストロボも、ほかのデジタル一眼レフには見られない特徴。コンパクト機の「LUMIX DMC-LC1」に装備されていたのと同様の構造で、背面の「ストロボOPENボタン」を軽く押すと発光部が上向きに、さらに押し込むと正面向きになる仕組み(最初からボタンを深く押し込めば、ワンプッシュで正面向きにできる)。光量に余裕があるわけではないし、個人的にはポップアップの仕方がいまいちかっこよくないと思うが、狭い室内などなら十分に活用できるだろう。





ライカDレンズの絞りリング。ピッチが広いのは1/3段ステップのクリック付きだから。このあたりがデジタルに対するライカのこだわりかもしれない シャッター速度も1/3段ステップ。ただし、1/2〜1/1,000秒の範囲だけにかぎられる。ダイヤルの基部に測光モードレバー、ドライブモードレバーがあるほか、好みの機能を割り付けられる「FUNC.1」、「FUNC.2」ボタンがある

シャッターダイヤルでの設定範囲外のシャッター速度を使う際は、高速または低速側のポジションに合わせてカーソルキー(十字キー)の上下で設定する

内蔵ストロボは2段階でポップアップするパンタグラフ式 量が小さいので効果はあまり期待できないが、内蔵ストロボでバウンス撮影が可能というのは面白い

有効750万画素のLive MOSセンサー。ローパスフィルターの手前にゴミ取り用の超音波振動フィルターがセットされている 記録メディアはSDメモリーカード。大容量のSDHCメモリーカードにももちろん対応している

電源は容量1,400mAhのリチウムイオン充電池。CIPA準拠で約450コマ撮れる。ライブビュー時は消費電力が大きくなるので、多用するなら予備の電池は必須だ

カスタム機能で「ダイレクト露出補正」をオンにすると、コマンドダイヤルの単独操作で露出補正が可能になる。そうじゃない場合は「FUNC.1」または「FUNC.2」に割り付ける 背面のコマンドダイヤルはサイズが小さいうえに、左半分が隠れていることもあって、操作性はもうひとつだったりする

光学ファインダーでは得難いライブビューの快適さ

 L1のライブビューは、E-330の「Bモード」とほぼ同じで、バルブ状態で撮像素子のLive MOSセンサーの画像を液晶モニターに表示する方式。フォーカシングスクリーン上の画像を映し出す「Aモード」に相当する機能はない。E-330のBモードはMFのみだったが、L1のはAFが使えるのが違い(その後、E-330もファームウェアの更新によってAFが可能になっている)。

 動作としては、「LIVE VIEW」ボタンを押すとミラーアップとシャッター開(絞りは開放のままである)。シャッターボタンを半押しすると、ミラーダウン→AF作動→合焦マーク点灯→ミラーアップ(シャッターの開閉もやっているはず)という動作を行なうようになっている。おかげで、ライブビュー中でもAFでピントが合わせられるわけだが、いちいちミラーを上げたり下げたりする関係で、作動音がかしましい。

 シャッターを切るときはというと、シャッターボタン半押しでミラーダウン→AF作動→合焦マーク点灯→ミラーアップ後に、本押しでミラーダウン→ミラーアップ→露光→ミラーダウン→ミラーアップ+シャッター開という動作になる。正直言って、露光の前後のミラーダウン、アップの動作はムダとしか思えない。

 たぶん、ミラーチャージとシャッターチャージを個別に行なえない構造になっていて、どちらか一方だけを動かすことができないのではないかと思う。つまり、シャッターを1回開閉するためにはミラーも1回上下動させなくてはならないから、開いているシャッターを閉じて、露光(シャッターを開いて閉じる)後にまた開くには、ミラーを下げて、上げて下げる(このあいだに露光)、また上げるという動作が必要になるわけだ。まあ、メカの都合といわれればしかたがないのだが、もうひと工夫あってもいいのではないかと思う。

 ちなみに、ライブビュー中に再生するときやメニュー操作を行なう際は、一時的にライブビューを解除するようになっている(たぶん、節電のため)。当然、ここでもミラーのガシャガシャ音を聞かされる羽目になる。

 細かいケチはさておき、ライブビューは便利な機能である。長い動作シーケンスのおかげで動体撮影はほぼ不可能(タイムラグがかなり大きいので、事実上静止した被写体しか撮れないと考えたほうがいい)なだけでなく、コンパクト機とは比べ物にならない大型の撮像素子を常時駆動しておかなくてはならないのだから電力消費も無視できない。


 それでも、ファインダーを覗かなくても撮れるという快適さは代えがたい。カメラアングルに合った姿勢でファインダーを覗かなくてはならない光学ファインダーと違って、ライブビューは楽な姿勢で画面が見られる。三脚撮影時に、ファインダーを覗くためにかがみこまなくてもいいし、ハイ・ローアングル撮影もラクチンだ。梅雨どきの、ファインダーを覗いているうちに眼鏡が曇ってしまう不愉快さがないのもありがたい(目のいい人には理解しがたいだろうが)。

 ただし、液晶モニターが固定式なので、“完全な自由”とまではいえないのは惜しいところ。LUMIXの液晶モニターの視野角は左右方向にはそれなりに広いが、上下方向はもうひとつだったりする。見る角度によって明るさが変わって見えるものだから、露出決定の目安にするなら見る角度はかなりかぎられる。つまり、こちらの姿勢も制限を受けてしまうことになる。まあ、それでも、ファインダーを覗くしかない光学ファインダーに比べれば、圧倒的に自由で快適な撮影が可能なわけで、この点は素晴らしいと思う。


ファインダー接眼部の右側にある「LIVE VIEW」ボタン。ライブビューは、オリンパス式にいうと「Bモード」のみ ライブビュー中(全部表示)の画面。測距点のフレームが表示されているのは、もちろんAFが使用可能だからだ

グリッド(格子線)表示は2タイプが選択可能。これはコンパクト機でおなじみの3×3分割 こちらは6×6分割

ライブビューでのマニュアルフォーカス時に可能な一部分拡大の倍率の設定。4倍と10倍が選べる ライブビュー中に、カーソルキーの右キーを押すと、画面内にフレームが現れ、拡大する部分を選択できる

「MENU/SET」ボタンを押すと、選択されている部分を画面いっぱいに拡大できる。もちろん、カーソルキーの操作で、拡大部分は自由に移動させられる 4倍に拡大した状態でコマンドダイヤルを回すと拡大率を10倍に切り替え可能。なので、普通は4倍にしておいて、見たい位置を決めてから10倍に切り替えるというのがお利口なやり方だ

プリントで引き立つライカDレンズ

 35mm判換算で28〜100mm相当となるライカDレンズは、開放F値がF2.8〜3.5と、大口径と呼んであげてもいいかな、という明るさ。もちろん、光学式手ブレ補正(MEGA O.I.S.)を内蔵している。ただし、手ブレ補正のオン・オフはレンズ側で行なえるが、手ブレ補正モード(常時補正する「MODE 1」と、露光時のみの「MODE 2」がある)の切り替えはボディ側で行なうようになっている。そのため、オリンパス製のボディに装着した際は「MODE 1」のみとなる。

 大きさは最大径78.1×長さ97.4mmで、重さは490g。オリンパスのZuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5(最大径73.5×長さ88.5mm、435g)よりワンサイズ大きい。が、手に持ってみると見た目よりかなり軽く感じられる。このあたりは、国内産のメリットといえなくもない(ライカが作ってたら、あと200gぐらい重くなってたかもしれない)。

 歪曲収差はズームとしてはきわめて良好に補正されている。ライカは歪曲にうるさいらしいという話はちょくちょく耳にするが、広角端でもこれだけきちんと補正されていると気持ちがいい。

 実写での画質は、どちらかというと、ピクセル等倍で見ないほうがいいタイプだと思う。ライカDレンズ自体が被写体のエッジを丸く出す描写特性で(エッジを硬く出すレンズは、シャープ感の高い描写になる反面、ボケが汚くなりやすい)、L1の画像処理もそれを殺さないチューニングになっている感じ。だから、ちゃんとピントが合っているはずの画像でも、ピクセル等倍で見ると、どことなくアマく感じられてしまうのだ。

 その代わり、プリントで見たときの立体感や質感の表現が際立っていい。パソコンのモニター画面で見るとユルさが気になる画像でも、プリントで見る分にはシャープさが不足しているとは感じない。こういうところがライカのすごさなのかもしれないが、「写真はプリントで見るもの」だと、画が主張しているような気がしてしまう。

 ついでながら、今回は「14-54mm F2.8-3.5」、「50-200mm F2.8-3.5」、「35mm F3.5 Macro」の3本のオリンパス製レンズも試してみたが、ライカDレンズよりやや硬めにはなるものの、立体感の美しい描写が得られた。デザイン的にはイマイチ似合ってない感もないではないし、絞り優先オートやマニュアル露出時の絞りの操作が辛気くさい(「FUNC.1」ボタン+コマンドダイヤル操作になる)のは我慢しなくてはならないが、使えるレンズがそれなりにそろっているのはありがたい。

 ちなみに、シグマも先ごろ、30mm F1.4 EX DC HSM(8月10日)、APO50〜500mm F4〜6.3 EX DG HSM(8月下旬)、マクロ105mm F2.8 EX DG(9月)、APOマクロ150mm F2.8 EX DG HSM(9月)、18〜50mm F2.8 EX DC(発売日未定)の5本のフォーサーズ用レンズを正式発表。それなりにレンズ選びが楽しめる環境が整いつつあるといえる。


レンズ側には手ブレ補正(MEGA O.I.S.)のオン・オフのスイッチだけ 「MODE 1」、「MODE 2」の切り替えはボディ側で行なう。ちなみに、オリンパス製のカメラでは「MODE 1」だけになる

L1のレンズは現時点では1本しかないから、頼みの綱はオリンパスとシグマ。というわけで、オリンパス製のレンズも使ってみることにした

カラー4種類、モノクロ3種類のフィルムモード

 感度の範囲はISO100〜1600相当まで。コンパクト機でもISO3200相当まで設定できる機種が増えつつあることを考えると、もうひとつ物足りない気もする。

 ISO400相当では暗部に若干ザラツキが出てくるものの、まあ我慢できないレベルではない。画質を気にせずに常用できるのはこのあたりまで。ISO800相当になるとかなりザラツキも増えてくるし、ディテール再現も悪くなる。ISO1600相当では50%表示でもザラツキが目立つ。が、わりと素直な荒れ方なので、小サイズのプリントなら大丈夫そうな感じだ。

 画質をコントロールする「フィルムモード」は、カラーが「スタンダード」、「ダイナミック」、「ネイチャー」、「スムーズ」の4種類、モノクロが「スタンダード」、「ダイナミック」、「スムーズ」の3種類。それぞれの「フィルムモード」をベースに、コントラスト、シャープネス、彩度、ノイズリダクションの量を調整して、一時的に変更(「保存せずに使う」)したり、「MY FILM」として保存することも可能になっている。

 カラー、モノクロともに、素材性重視の「スムーズ」のみ、やや暗めの画面になるようで(1/3段から1/2段程度アンダーめに再現される)、適宜プラス補正を行なうほうがいいように感じた。


液晶モニター左側には使用頻度の高い機能のボタンが並んでいる。感度ももちろんここ ボタンを押してからコマンドダイヤルで感度を選ぶ。なぜか、カーソルキーでは動かせない。範囲はISO100〜1600相当まで

「フィルムモード」は、キヤノンの「ピクチャースタイル」に似た画づくり機能。白い球体とルービックキューブっぽい立方体で、コントラストや彩度の違いが見比べられるようにしているのが面白い

スタンダード ダイナミック

ネイチャー スムーズ

スタンダードB&W ダイナミックB&W

スムーズB&W

各フィルムモードをベースに、コントラストやシャープネス、彩度などを好みに合わせて調整できる 調整した内容は、一時的に使用(「保存せずに使う」)か、「MY FILM」に保存できる

まとめ

 ポロミラーを使用したファインダー光学系の影響なのだろう、ファインダー像がかなり暗いのが気になったところ。ニコンD200に手持ちのF5.6のレンズ(シグマの10〜20mm F4〜5.6の望遠端)を付けたのと、L1+ライカDレンズの広角端(F2.8である)のファインダー像の明るさが、実は大差なかったりする。いくらライブビューがアルトはいえ、一眼レフなのだから、まずファインダーの見えをよくしてもらいたいと思う。

 また、ライブビューでのマニュアル露出時に、液晶モニター画面の明るさが露出と連動しないのも不便を感じた点。AE時には露出補正令に応じて画面の明るさが変わるようになっているので、仕上がりが読みやすいが、マニュアル露出ではなぜか同じことができない。画面の見やすさを重視してのことかもしれないが、できれば見やすさ優先モードと露出優先モードの両方が切り替えられるようになっていると便利だと思う。

 それから、RAWで撮ったときの画像の書き込みスピードももうひと頑張り欲しい。ファイルサイズが大きいというのに、JPEG同時記録しかできないのも難点(カメラ単体ではRAWの再生ができないらしい)。

 文句を書きはじめればそれこそキリはないが、キヤノンやニコンのデジタル一眼レフと比べて、機能や連写性能を云々するのは野暮だと思う。家電の巨人、パナソニックとは言え、デジタル一眼レフは初めてなのだから、いたらない点はあって当たり前。それよりも、いわゆるアナログ感覚の、いじって楽しめるカメラとしての趣味性の高さ(デザインについては賛否両論あるようだが)、立体感豊かで上質なライカDレンズの写りはかなり貴重なもの。ピクセル等倍でのシャープな切れ味を求める方よりも、味のあるデジタル写真を楽しみたい方にお試しいただきたいデジタル一眼レフだ。


作例

※作例のリンク先ファイルは、JPEGで撮影した画像をコピーおよびリネームしたものです。
※写真下の作例データは、記録解像度(ピクセル)/露出時間/絞り値/露出補正値/ISO感度/ホワイトバランス/実焦点距離を表します。
※一部の作例については、作例データの一部項目を別の行で強調表示しています。
※オリンパス製レンズを使用した一般作例以外の作例は、すべてLeica D Vario Elmarit 14-50mm F2.8-3.5で撮影しています。


◆ISO感度

 常用できそうなのはISO400相当まで。暗部が多少ざらつくものの、ピクセル等倍で見なければそれほど気にならない。ISO800相当になると暗部のシマリが悪くなってきて、ザラツキも増えてくる。ISO1600相当ではかなりディテールがつブレてくるので、オマケ的存在と考えたほうがよさそうだ。


ISO100相当
3,136×2,352 / 2.5秒 / F22 / 0EV / WB:白熱灯 / 50mm
ISO200相当
3,136×2,352 / 1.3秒 / F22 / 0EV / WB:白熱灯 / 50mm

ISO400相当
3,136×2,352 / 0.6秒 / F22 / 0EV / WB:白熱灯 / 50mm
ISO800相当
3,136×2,352 / 1/3秒 / F22 / 0EV / WB:白熱灯 / 50mm

ISO1600相当
3,136×2,352 / 1/6秒 / F22 / 0EV / WB:白熱灯 / 50mm

◆フィルムモード

 コンパクトのLUMIXに比べると、スタンダードがやや柔らかめ(彩度とコントラストが低め)に感じられる。フォーサーズのカメラは、他メーカーのレンズを装着する可能性があるために、意図的に控えめにしているのかもしれない。ダイナミックはハデめ、ネイチャーは彩度だけ高めという感じ。スムーズはカラー、モノクロともにやや暗めに仕上がるので、1/3段明るめのコマを掲載している。


スタンダード
3,136×2,352 / 2.5秒 / F22 / 0EV / ISO100 / WB:白熱灯 / 50mm
ダイナミック
3,136×2,352 / 2.5秒 / F22 / 0EV / ISO100 / WB:白熱灯 / 50mm

ネイチャー
3,136×2,352 / 2.5秒 / F22 / 0EV / ISO100 / WB:白熱灯 / 50mm
スムーズ
3,136×2,352 / F22 / 3.2秒 / 0.3EV / ISO100 / WB:白熱灯 / 50mm

スタンダードB&W
3,136×2,352 / 2.5秒 / F22 / 0EV / ISO100 / WB:白熱灯 / 50mm
ダイナミックB&W
3,136×2,352 / 2.5秒 / F22 / 0EV / ISO100 / WB:白熱灯 / 50mm

スムーズB&W
3,136×2,352 / F22 / 3.2秒 / 0EV / ISO100 / WB:白熱灯 / 50mm

◆一般作例(Leica D Vario-Elmarit 14-50mm F2.8-3.5)


ピントの合った部分のエッジが柔らかく描写されていて、一見するととてもアマく見えるが、解像していないアマさとは違う
3,136×2,352 / 1/125秒 / F4 / -0.7EV / ISO100 / WB:昼光 / 50mm
ベタ曇りの光線状態だったせいか、もう少しコントラストと彩度が高くてもいいかなぁ、という感じ。素材として使うには扱いやすそうな画像だ
3,136×2,352 / 1/3秒 / F8 / -1.3EV / ISO100 / WB:昼光 / 14mm

画面サイズが小さい分、シャドー部のノイズが心配だったが、思っていたほどでもない感じ。ヴィーナスエンジンIIIのおかげだろうか
3,136×2,352 / 1.3秒 / F11 / -0.7EV / ISO100 / WB:昼光 / 50mm
濡れた石のヌメッとした感じや、浮き上がってきそうな丸みの表現が見事
3,136×2,352 / 1.3秒 / F11 / -0.7EV / ISO100 / WB:昼光 / 14mm

カメラによってはピカピカの赤になってしまいそうな条件だが、きちんと大人っぽい表現をしてくれた
3,136×2,352 / 2秒 / F11 / -0.7EV / ISO100 / WB:昼光 / 30mm
ピクセル等倍で見ると、シャープ感が足りなくてイマイチにしか思えないが、50%ぐらいにすると、すごくきれいに見える
3,136×2,352 / 1/1.3秒 / F11 / -1.3EV / ISO100 / WB:昼光 / 50mm

こういうペタッとした凹凸の目立たない画面だと、あまりおもしろみのない写り。フィルムモードがスタンダードだとかなり地味な感じになる
3,136×2,352 / 1/50秒 / F8 / 0EV / ISO100 / WB:昼光 / 30mm
スタンダードだと地味すぎるし、ダイナミックはきつすぎるしで、個人的には両者の中間のモードが欲しいと思った
3,136×2,352 / 1/25秒 / F8 / 0EV / ISO100 / WB:昼光 / 14mm

広角端ではややタル型の歪曲があるが、28〜100mm相当でF2.8〜3.5の明るさなら文句を言ってはバチが当たる。この曲がらなさはお見事
3,136×2,352 / 1/100秒 / F5.6 / 0EV / ISO100 / WB:昼光 / 14mm
100mm相当の望遠端で1/50秒だから、まあまあ安全圏だが、手ブレ補正機構の助けがあれば、失敗の確率をぐんと減らせるのがありがたい
3,136×2,352 / 1/50秒 / F5 / 0EV / ISO100 / WB:昼光 / 50mm

◆一般作例(Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5)


深度が欲しかったのと、水を止めたくなかったのでF16まで絞り込んだ。石の立体感に感動。
3,136×2,352 / 1/2秒 / F16 / -1.7EV / ISO100 / WB:昼光 / 54mm

◆一般作例(Zuiko Digital ED 50-200mm F2.8-3.5)


L1用の望遠ズームレンズって、現実的にはこの50〜200mmしかないような気がする。あまり安くないけど、写りは十分といったところ
3,136×2,352 / 1/40秒 / F8 / -1EV / ISO100 / WB:昼光 / 200mm
400mm相当の画角でF3.5の明るさ、それでこのサイズなのだから文句はない。L1とのバランスも悪くないし、シャープさも上々
3,136×2,352 / 1/1.6秒 / F8 / -1EV / ISO100 / WB:昼光 / 200mm

ボケのよくないレンズだとすごく汚い画面になってしまうが、このレンズはすごく素直にボケていく。かなりいい感じ
3,136×2,352 / 1/20秒 / F11 / 0.3EV / ISO100 / WB:昼光 / 200mm

◆一般作例(Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro)


最初、手持ちで撮ろうとしたが、ファインダーと眼鏡が曇って、ライブビュー撮影に切り替えた。梅雨時のマクロ撮影にはライブビューが効果的だった
3,136×2,352 / 1/50秒 / F5.6 / 0EV / ISO100 / WB:昼光 / 35mm
開放F3.5でほぼ等倍。ファインダーは暗いし、ピントの山も見えづらい。ライブビュー+MFのほうが正確にピント合わせができていい
3,136×2,352 / 1/30秒 / F11 / -0.3EV / ISO100 / WB:昼光 / 35mm

写りは悪くないし、ボケもきれいなほうだと思うが、あまり好きになれないレンズ。たぶん、サイズが小さすぎてボディとの見た目のバランスがよくないからだ。
3,136×2,352 / 1/100秒 / F4 / 0EV / ISO100 / WB:昼光 / 35mm


URL
  パナソニック
  http://panasonic.jp/
  製品情報(LUMIX DMC-L1)
  http://panasonic.jp/dc/l1/product/
  製品情報(Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5)
  http://olympus-esystem.jp/products/lens/14-54_28-35/
  製品情報(Zuiko Digital ED 50-200mm F2.8-3.5)
  http://olympus-esystem.jp/products/lens/50-200_28-35/
  製品情報(Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro)
  http://olympus-esystem.jp/products/lens/35_35M/
  レンズ交換式デジタルカメラ機種別記事リンク集(LUMIX DMC-L1)
  http://dc.watch.impress.co.jp/static/link/dslr.htm#l1



北村 智史
(きたむら さとし)1962年、滋賀県生まれ。国立某大学中退後、上京。某カメラ量販店に勤めるもバブル崩壊でリストラ。道端で途方に暮れているところを某カメラ誌の編集長に拾われ、編集業と並行してメカ記事等の執筆に携わる。1997年からはライター専業。最初に買ったデジタルカメラはキヤノンPowerShot S10。 ブログ:http://ketamura08.blog18.fc2.com/

2006/08/11 01:14
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