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【新製品レビュー】ソニー サイバーショットDSC-N1

〜タッチパネル対応3型液晶を搭載したコンパクトデジカメ
Reported by 北村 智史

 「DSC-N1」は、サイバーショットの新シリーズで、Tシリーズのような折り曲げではなく、オーソドックスな光学3倍ズームを搭載している。CCDは1/1.8型の有効810万画素。最高ISO800までの高感度撮影が可能なところも注目だろう。液晶モニターはコンパクト機では最大級の3型、23万画素のクリアフォト液晶プラスと呼ばれるもので、タッチパネル機能を備えている。実売価格は約6万円だ。

 なお、今回試用したのはベータ機なので、画質等は量産品とは多少異なる可能性がある(取り扱い説明書がなかったので、各部の名称などを間違えて書いているかもしれないが、お許しいただきたい)。


大きく見えるが、実はスリム

 ソリッドなデザインとシルバーのカラーのせいか、かなり大ぶりに見えるが、T5より幅で3.1mm、高さ1.1mm、奥行き2.4mmしか違わない(さすがにT7やT9と比べると分厚いが)。幅と高さは液晶モニターが大きいからで、厚みがあるのは普通のズームだからと考えれば納得できる数字。実際、カシオのEXILIM ZOOM EX-Z57とたった0.2mmしか違わないのだ。

 前面にサークル状のヘアライン仕上げがほどこされており、ペンタックスOptio S系のはっきりしたものとは違ってデザイン上のアクセントに見えにくく、ちょっと好みが分かれそうに思う。




前面は細かいサークル状のヘアライン仕上げ。高級感があるとは言えないような気もしないではないが、個人的には好きな仕上げだ
 レンズはカール ツァイスのバリオ・テッサー(6枚構成でも“テッサー”なのね)7.9〜23.7mm F2.8〜5.4、35mm判換算で38〜114mmに相当する。望遠側のF値がF5.6に近いのはいただけないが、感度がISO800まであるから、勘弁してあげてもいいかなという感じ。

 バッテリーはCIPA準拠で300コマの撮影が可能。まずまずの長寿命と言えるスペックだ。記録メディアはメモリースティックDuoを採用。PRO Duoにも対応している。26MBの内蔵メモリーを搭載しており、メモリースティックDuoは付属していない。


バリオ・テッサーの光学3倍ズーム。カール ツァイスブランドだがT*コーティングではないのが惜しいところ メモリースティックDuoは写真ではわかりやすいように表向きに置いているが、実際は裏向きに装填する。バッテリーはGタイプのリチウムイオンで容量960mAh

 操作部はいたってシンプルで、上面は電源とシャッターボタン。背面もズームキーとボタンがふたつ。側面に静止画、動画、再生モードの切り替えスイッチがあるだけで、十字キーさえない。というのは、液晶モニターがタッチパネルになっているからだ。タッチパネルの操作は、指(と言うか爪の先)か付属のスタイラス(タッチパネル用のペンである)で行なう。


十字キーがないため、操作部はおそろしくシンプル。下側の2つのボタンは電源が入っているときだけブルーLEDで照明される。側面のモード切り替えレバーは何かの拍子に動いてしまいやすいので、バッグやポケットから出したときにモードが切り替わっていることがよくあった 付属のスタイラスはストラップに引っかけられるようになっていて、紛失する心配はあまりなさそう。だが、タッチパネル操作は指でやったほうが手っ取り早いので、出番はほとんどないと思う

 液晶自体も新開発のクリアフォト液晶プラスを採用。画素数も23万画素とトップクラスの高精細なものだ。カタログ情報によると、従来のクリアフォト液晶に比べて色再現性とコントラストが約1.6倍にアップしていると言う。逆光でマイナス補正しているような悪条件(太陽の光がまぶしいうえに、マイナス補正で画面は暗くなっているので、よけいに見づらい)のときに、並行して撮影していたオリンパスCAMEDIA SP-700より見え方がよかった。


売りのタッチパネルは操作性がいまひとつ

背面右下の指マークのボタンを押すと出てくる初期画面。指でタッチしたときにミスしにくいようにということだろう、アイコンが大きくて、一度に表示される機能の数は少ない。消すには再度ボタンを押すか、シャッターボタンを半押しする
 タッチパネルを呼び出すには、背面右下の上側のボタンを押す。液晶モニターの画面上のアイコンに触れると機能の切り替えやメニュー操作が行なえる。ただし、肝心の操作性はあまりいいとは言えない。

 例えば、露出補正を行なうには、ボタンを押して露出補正アイコンに触れ、上下の矢印アイコンに必要な量の分だけ触れなくてはならない。プラス1.0段補正をするなら3回タッチすることになる。問題は、操作に必要な指の移動量の多さ。ボタンはカメラの右端、露出補正アイコンは液晶モニターの左端、上下の矢印アイコンは液晶モニターの右端だ。どこを押せばいいか見た目でわかるボタン+十字キー式と違って、タッチパネルはアイコンが表示されるまでどこをタッチすればいいかわからないから、よけいに操作に手間取ることになる。


 ISO感度の変更はもっと面倒で、ボタンを押してMENUアイコンにタッチ、ISOアイコンにタッチして希望の感度にタッチ、と手数も多い。しかも、オートからISO200までと、ISO400とISO800はわざわざ別ページになっている。3型の大きな液晶モニターを搭載していながら、どうしてわざわざ2ページに分割しているのだろう。


露出補正のアイコンは画面の左側、上から2番目だが、補正操作のための矢印アイコンは右下に出る。覚えてしまえばどうってことはないが、あっちこっちと指を移動させなくてはならないのはおもしろくない 初期画面でMENUをタッチすると出てくる画面。3型の大きな液晶に4項目しか表示しないなんて贅沢だと思う。左側のスクロールバーを見ればわかるが、項目数はけして少なくないのだ

 もちろん、見た目の統一感はデザイン的には大事だと思う。が、操作のしやすさを犠牲にしてまでやることではない。PC用のソフトでもマウスの移動量を少なくする努力を払っていないものが見受けられるが、それと同じで真似をしてはいけないインターフェイスの見本である。

 各機能なりメニュー項目をタッチしたときに、すぐそばにポップアップメニューなり上下の矢印アイコンを表示すれば、指の移動量は格段に減る。ユーザーの作業量は減って疲労も減るだろう(筆者が愚痴に費やす文字数も減って、この稿もいくぶんは読みやすくなるに違いない)。Mac OSやWindowsのコンテクストメニューという便利でお利口な見本があるのにね、って思ってしまう。


タッチパネルならではの快適フレキシブルスポットAF

 まあ、文句はそれぐらいにして、タッチパネルの便利なところも紹介しよう。フォーカスモードは従来と同じ5点のマルチAF、中央1点の中央重点AFのほかに、スポットAFがある(あと、マニュアルもあるが)。スポットAFはフレキシブルタイプで、画面に表示される枠線の中であれば、どこにでも測距点を移動させられる。リコーのCaplioなどにも搭載されているものだ。が、N1のいいところは、ピントを合わせたい場所にタッチするだけで測距点の移動が可能な点。十字キーでやるより何倍も早いので、積極的に使おうという気になる。


ISO感度設定画面。初期画面のように並べれば、ページをめくる手間はいらないはずだ 普通、オートで設定される上限の感度より高い感度に設定したいときに感度設定のメニューを開くはずで、だとしたら、ISO400と800が別ページになってしまうのは無駄な手間だと思う

通常のマルチAFでは5つの測距点の中から、カメラが自動で測距点を選ぶようになっている マルチAFのフォーカスイメージ

スポットAF時は、画面上の枠線内の好きなところをタッチすれば、その位置でピント合わせが行なえる。 ポイントは十字キーで動かすのより格段にラクチンで便利だ

 再生時の画像送りも画面上の左右の矢印アイコンをタッチすればいい。背面右下のボタン(モニターのマーク)で、ヒストグラムを表示させたりもできるし、画像だけを表示することもできる。


通常の再生画面。MENUと左右の矢印アイコンが大きくてうっとうしい。一応、半透明なのだが、かなり黒っぽいのでほとんど意味はない 詳細モードではISO感度や露出値などと同時にヒストグラムも表示される

 撮影中は左右の矢印アイコンが大きくて邪魔っ気だなぁと思っていたら、小さな指マークだけの表示に切り替えられるようになっていた。このときは、画面のどこでもいいから左から右になぞると次の画像に、右から左になぞると前の画像に移動できる。画像のみ表示の状態でも、左右になぞれば画像を送る、戻るの操作が可能だ。拡大再生時(拡大縮小は普通にズームキーを使う)も画面上の上下左右矢印アイコンをタッチすれば、スクロール操作となる。アイコン表示を消しているときは画面をなぞってスクロールさせる。


指マークだけを表示している状態。画面を適当に右から左、左から右になぞると前後のコマに移動できる。操作自体はまどろっこしいが、アイコン式と違って、タッチする場所を限定されないと画面が見やすくなるのがいいところ 画像だけを表示した状態でも指で画面をなぞれば前後のコマに移動できる

 このあたりの操作性もケチをつけはじめればキリはないが(なぞる操作でコマ送りやスクロールなら、タッチ操作でポップアップメニュー表示とかだともっと便利になりそう)、くどくなるだけなのでやめておく。個人的には、拡大再生時に全画面表示に瞬時に戻れる「×1.0」アイコンが用意されているのがうれしい点。拡大してピントやブレをチェックして次のコマに移動という操作が素早く行なえて快適なのだ。


拡大再生時の表示。4つの矢印アイコンをタッチするとスクロール。「×1.0」アイコンにタッチすると、一気に全画面表示に切り替えられて便利だ 同じく拡大再生時の画面。指マークのみ表示するモード。指で画面をなぞる量を変えても、一度の操作でスクロールする量は固定のようで、大幅に移動したい場合は矢印アイコンのほうが快適だ

 マルチ表示は6画面、または12画面で、同じ3型液晶モニターを搭載したオリンパスCAMEDIA SP-700(25画面表示)や三洋電機Xacti DSC-E6(36画面表示)に比べると物足りなく思える。もっとも矢印とMENUアイコンを表示させるスペースが必要なのだからいたしかたない(上下移動ができないのもさびしいところだが)。


6画面ないし12画面のマルチ表示も可能 上下の矢印アイコンがないのはどうしてだろう

レンズは優秀。ISO800相当の高感度でも十分な画質

 広角端の四隅で多少像の乱れが見られるものの、目くじらを立てるほどではない。周辺光量も豊かだ。F4に絞られる状況では四隅もかなり改善される。全体的に解像力が高く、暗部のノイズの浮きも目立たない。太陽が画面に入る構図では、白色のゴーストが出る。形がきれいでないのでちょっと気になる。フレアはよく抑えられている。ただし、広角端ではタル型の歪曲収差が残っているが、ズームレンズならこのぐらいは許容範囲だ。


※作例のリンク先は撮影画像をコピーしたものです。

※写真下の作例データは、記録解像度(ピクセル)/焦点距離/シャッター速度/絞り値/ISO感度/露出補正値/ホワイトバンラスを表します。


2,448×3,264 / 7.9mm(38mm相当) / 1/200秒 / F2.8 / ISO64相当 / EV0 / AWB
広角端の絞り開放。画面周辺部の画質がわかりやすい条件。右下隅あたりを見ると、丸く写るべき電球が三角になっている。一眼レフ用のレンズでもこれぐらいは許容範囲で、コンパクト機としては十分優秀と言える
3,264×2,448 / 7.9mm(38mm相当) / 1/320秒 / F4 / ISO64相当 / EV-0.7 / AWB
開放から1段絞られた状態(絞りF4)。タワーの頂上部分はほんの少しアマい感じだが、全体的には高解像。周辺光量の低下も見られない

2,448×3,264 / 7.9mm(38mm相当) / 1/400秒 / F8/ ISO64相当 / EV0 / 太陽光
画面に太陽が入る条件だと白っぽいゴースト(画面の左上に2カ所。太陽のすぐ右下にも赤っぽいのがあるが、こちらはそれほど気にならない)が発生する。形がちょっと嫌な感じだ
3,264×2,448 / 7.9mm(38mm相当) / 1/640秒 / F4 / ISO64相当 / EV0 / 太陽光
広角端ではタル型の歪曲が出る。条件によっては気になることはあるが、光学3倍ズームでこの程度ならごく普通のレベルだ

 感度は標準でISO64相当。ISO50相当が一般的になりつつあるから、1/3段でも高いのはうれしい。ISO200相当までならノイズはほとんど気にならないし、解像力もそれほど低下しない。さすがにISO400相当になると、空はザラツキが目立ってくるし、エッジがアマくなってディテールがつぶれてくる。とは言っても、十分に実用的な画質だ。

 ISO800相当では、かなり空の部分のザラツキが目立ち、ディテールもかなりあやしくなる。発色も渋くなるので、いざというとき用と考えたほうがいい。おそらくは、盛大に発生しているであろうノイズを、強力なノイズリダクションで消しているのだろうが、うまく処理している。ISO400相当で壊滅的な画質になるカメラが少なくない中で、ISO800相当でこの写りなら「美しい」と評していいと思う。


ISO感度

 画質的にはISO200相当までが常用範囲。ISO400相当でザラツキが目につくようになり、ISO800相当ではザラツキと発色の渋さが気になってくる。もっとも、昼間に撮り比べるから気になるのであって、夜間や室内での撮影でこれだけ撮れれば文句なしだ


2,448×3,264 / 7.9mm(38mm相当) / 1/640秒 / F4 / ISO64相当 / EV-0.3 / AWB 2,448×3,264 / 7.9mm(38mm相当) / 1/1,000秒 / F4 / ISO100相当 / EV-0.3 / AWB

2,448×3,264 / 7.9mm(38mm相当) / 1/500秒 / F8 / ISO200相当 / EV-0.3 / AWB 2,448×3,264 / 7.9mm(38mm相当) / 1/1,250秒 / F8 / ISO400相当 / EV-0.3 / AWB

2,448×3,264 / 7.9mm(38mm相当) / 1/2,000秒 / F8 / ISO800相当 / EV-0.3 / AWB

 最短撮影距離はズーム全域で50cm。マクロ時は広角端で6cm、望遠端で34cm。フレキシブルスポットAFを使えば、フォーカスロック&フレーミング移動の手間が省け、ピントのズレも気にせず撮れるので快適だ。こういった撮影のときにはタッチパネルの便利さが堪能できる。1cmまで寄れる拡大鏡モードもあるが、シーンモードの中に入っていたのを見落として、作例写真を撮り忘れてしまった(でも、ソニーのウェブサイトのスペック表には拡大鏡モードのこと書いてなかったんだよ。言い訳だけどさ)。


マクロ機能は初期画面から切り替える。1cmまで寄れる拡大鏡モードはシーンモードから選べる 2,448×3,264 / 7.9mm(38mm相当) / 1/160秒 / F4/ISO64相当/−0.3補正/AWB
マクロ時の広角端。6cmまで寄れる。こういうときはマルチAFだと、ピントが後ろに抜けてしまうことがよくあるので、フレキシブルスポットAFで、ピントが合いやすそうな場所を選んでやると確実。タッチパネルの便利さが実感できるシチュエーションだ

3,264×2,448 / 7.9mm(38mm相当) / 1/25秒 / F2.8 / ISO400相当 / EV0 / AWB
午後4時すぎで薄暗くなりはじめていたためだろう、シャッターボタン半押しを何度繰り返しても合焦マークが点灯しなかった。中途半端に明るいと、AFイルミネーター(補助光)が効かないようだ

スタンプツールもある手書きペイント機能

 タッチパネルの利用法と言えば手書き機能で、N1もご他聞に漏れずペイント機能を備えている。こういう機能は個人的には使わないし、どれぐらい需要があるかもわからないが、撮った画像の楽しみ方は人それぞれだ。

 ちなみに、N1のペイントツールは、フリーハンドのペンツール(線の太さは数種類変えられる)のほかに、★や雪のマークといったスタンプツールもあって、それぞれに好きな色が選べる。タッチパネルにまともに字も書けない筆者のような人間でも、それなりに遊べるようになっている。

 なお、ペイントした画像は、元画像とは別ファイルで保存される。画像サイズは元画像のサイズと関係なくVGAになってしまうようだ。


再生時のメニューの最初のページ。撮影した画像をVGAサイズにリサイズして保存しておけるアルバム機能、BGM付きのスライドショー機能もある。その下にペイント機能がある ツールはペン、スタンプ、消しゴムの3種類。線の太さや色も選べる。ただ、スタイラスできれいに文字などを描くのは難しい(筆者がヘタクソなだけという可能性もあるが)と思うが、楽しい機能ではある

640×480 / 7.9mm(38mm相当) / 1/100秒 / F2.8 / ISO64相当 / EV0 / AWB
ペイント機能の作例。サイズはVGAになる。それなりに遊べそうだが、個人的にはPhotoshopなりIllustratorでやったほうがいいと思う

価格は高めながらトータルではいいカメラ

 N1の最大の特徴は3型のタッチパネル液晶モニターである。操作性に難はあるものの、慣れるとそれなりに快適だし、けっこうハマる。ほかのデジタルカメラと並行して使えば、一度や二度はN1でないほうのカメラの液晶モニターを指でつつくことになるのは間違いないし、どうしてほかのデジタルカメラはタッチパネルじゃないんだろうと思うようになるはずだ。

 レンズだってまずまず優秀な部類に入る。画質も発色もいい。室内などの薄暗い条件で子どもやペットを撮るならISO800相当の高感度が威力を発揮するはずだ。タッチパネルによるフレキシブルスポットAFの使い勝手のよさは素晴らしい。内容的には万人向けで、筆者のような小うるさいタチの人間でなければ、大きな不満は出ないだろう。

 ただ、価格が高めなのが、どうかな、と思えるところ。4万円を切る800万画素機もあるぐらいなのに、税込み実勢約6万円ではしんどそうな気がする。


高感度撮影


3,264×2,448 / 7.9mm(38mm相当) / 1/20秒 / F2.8 / ISO400相当 / EV0 / AWB
ISO400相当で撮影したカット。細かい気泡が多いせいであまりクリアではないので、ザラツキが目立たないほうがいいと思う。泳いでいる魚がブレてしまうのはいただけないと思うが
3,264×2,448 / 7.9mm(38mm相当) / 1/125秒 / F2.8 / ISO800相当 / EV0 / AWB
こちらはISO800相当。明るめの水槽で泳ぐスピードも遅めな魚なら、何度かトライすればブレずに撮れる。ウロコの感じまでよく出ていてすごい

3,264×2,448 / 7.9mm(38mm相当) / 1/3秒 / F2.8 / ISO800相当 / EV0 / AWB
肉眼でも真っ暗に近い水槽だが、暗いなりに写ってくれた。ピントが合ったのはAFイルミネーターのおかげ。まぶしくて迷惑だったかもしれないが
3,264×2,448 / 7.9mm(38mm相当) / 1/8秒 / F2.8 / ISO800相当 / EV0 / AWB
よく見るとノイズは多いが、模様が模様なのであまり目立たない。ちょっとピントがアマいけど

3,264×2,448 / 7.9mm(38mm相当) / 1/80秒 / F2.8 / ISO800相当 / EV0 / AWB
のどかに泳ぐクラゲを見ると、何となくなごめてしまう。撮るとなるとまた話は別だが(思ったよりピントが合いにくいのだ)。暗めの背景では、案外にザラツキは目立たない
3,264×2,448 / 7.9mm(38mm相当) / 1/3秒 / F2.8 / ISO800相当 / EV0 / AWB
水族園の通路。シャッタースピードの表示を見ていたら撮らなかったと思う。シャッターボタンのタッチが軽めなので、手ブレは抑えやすいようだ

一般作例


2,448×3,264 / 7.9mm(38mm相当) / 1/250秒 / F8 / ISO64相当 / EV0 / AWB
F8まで絞られる条件だと、画面の全体がシャープで素晴らしい。四隅はわずかに色のニジミが見られるものの、重箱の隅的見方ををしなければ問題はない
2,448×3,264 / 7.9mm(38mm相当) / 1/1,000秒 / F4 / ISO64相当 / EV0 / 太陽光
太陽入りのフレーミングでも、気になるようなフレアが出ないのはいい。ゴーストの形は嫌な感じだが、優秀なレンズだと思う

2,448×3,264 / 23.7mm(114mm相当) / 1/500秒 / F8 / ISO64相当 / EV0 / 太陽光
114mm相当となる望遠端。F8まで絞られているせいもあるだろうが、隅々までシャープ。白飛び部分の周囲の破綻も見られない。発色も適切だ
3,264×2,448 / 23.7mm(114mm相当) / 1/250秒 / F8 / ISO64相当 / EV0 / 太陽光
特に赤色は彩度が高いと液晶モニター上では色つぶれしてしまいやすいらしく、実際の画像はセーフなのに、撮っているときは「うーん」と思ってしまうケースがいくつかあった

2,448×3,264 / 15.6mm(75mm相当) / 1/400秒 / F5.6 / ISO64相当 / EV0 / 太陽光
横から見た観覧車。こういうアングルで見ることはまずないので撮ってみたものの、やはり画になるとは言い難い。補正なしで撮ったが、もう少し露出を抑えたほうが、空の青さはきれいに出るはずだ
2,448×3,264 / 7.9mm(38mm相当) / 1/2,000秒 / F8 / ISO64相当 / EV-2/ 太陽光
観覧車の頂上付近からの東京湾。ど逆光に加えてマイナス2段補正で画面はほとんど何も見えない状態で、水平が合っていないカットばかりだった。窓越しなのでシャープさとコントラストは多少落ちている

2,448×3,264 / 7.9mm(38mm相当) / 1/2,000秒 / F8 / ISO64相当 / EV-0.7 / 太陽光
葛西臨海公園の渚に渡る橋の上からのカット。やはり逆光+マイナス補正で画面はかなり見えづらい。このぐらいの条件ならなんとかフレーミングが決められるかな、という感じ
2,448×3,264 / 23.7mm(114mm相当) / 1/800秒 / F8 / ISO64相当 / EV-1 / 太陽光
浜辺で遊ぶムスメであります。親ばかですみません。-1補正ぐらいで、ほどほどのシルエットになる

2,448×3,264 / 7.9mm(38mm相当) / 1/500秒 / F4 / ISO64相当 / EV0 / 太陽光
歪曲が目立つのは画面の端に近い直線。画面のフチに平行だと特に目立つ。画面のフチからなるべく遠く、なるべく並行にならないようにすると、案外に目立たなかったりする
3,264×2,448 / 20.6mm(99mm相当) / 1/200秒 / F7.1 / ISO64相当 / EV0 / 太陽光
葛西臨海水族園の噴水池からテントデッキの帆先。わりとナチュラルで見た目に近い発色。もう少しハデな色にしてくれてもいいが

3,264×2,448 / 7.9mm(38mm相当) / 1/13秒 / F2.8 / ISO64相当 / EV-0.7 / AWB
テントデッキの夕景。閉館間際でけっこう焦って撮った中の1カット(カードもいっぱいになる寸前だった)。彩度とコントラストを上げれば、きっと嘘くさい美しさになるはず
3,264×2,448 / 17.9mm(86mm相当) / 1/100秒 / F4.5 / ISO64相当 / EV0 / AWB
大半はオートホワイトバランスで撮ったが、特に問題のあったカットはなし。日陰だったし、シルバーの車体に日なたの景色が映り込んでいたので、もっと青っぽくなるかと思ったが、大コケはしなかった

2,448×3,264 / 7.9mm(38mm相当) / 1/100秒 / F2.8 / ISO64相当 / EV0 / AWB
N1とほぼ同じお値段のサンタ。けっこう巨大。アゴヒゲのあたりが少し白飛びしているものの、嫌な感じはしない
2,448×3,264 / 7.9mm(38mm相当) / 1/200秒 / F4 / ISO64相当 / EV0 / AWB
東京タワー前のクリスマスツリー。タワーの下にあるとすごく小さく見える。かなり暗めながら、グリーンのトーンもそこそこ出ている


URL
  ソニー
  http://www.sony.co.jp
  製品情報
  http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-N1/index.html

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北村 智史
(きたむら さとし)1962年、滋賀県生まれ。国立某大学中退後、上京。某カメラ量販店に勤めるもバブル崩壊でリストラ。道端で途方に暮れているところを某カメラ誌の編集長に拾われ、編集業と並行してメカ記事等の執筆に携わる。1997年からはライター専業。最初に買ったデジタルカメラはキヤノンPowerShot S10。 ブログ:http://ketamura08.blog18.fc2.com/

2005/12/08 00:14
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