デジカメ Watch

【新製品レビュー】ニコン COOLPIX8400

Reported by 安孫子 卓郎

コンパクトデジカメ初の広角24mmを実現

 ニコンのコンパクトカメラの中で、ハイエンドに位置する2機種が発表された。24〜85mmと広角系を担当するCOOLPIX8400と、35mm〜350mmの望遠系を担当するCOOLPIX8800だ。今回は先行して発売されたCOOLPIX8400について、レポートする。

 撮像素子は2/3型原色CCD、総画素数831万画素、有効画素数800万画素のタイプ。最大記録画素数は、3,264 ×2,448 ピクセルだ。このシリーズは、最初のCOOLIPIX5000が2/3型で500万画素でスタート。次のCOOLIPIX5400では1/1.8型で500万画素となったが、今回はまた2/3型に戻って800万画素となっている。どの撮像素子がよいのかという議論はいろいろあると思うが、撮像素子のサイズが変わると、コンバージョンレンズも使えなくなってしまうケースが多いのが困るところだ。




CFスロット部 付属のリチウムイオン充電池

 今回おもしろいのは、CCD-RAW、TIFF、JPEGと出力がある中で、JPEGに1/2圧縮のEXTRAモードを用意したこと。1/4のFINE、1/8のNORMAL、1/16のBASICは継続している。高画質がほしければRAWで撮影するという意見もあるだろうが、ほとんど圧縮ノイズが無く、ハンドリングはTIFFやRAWより遙かに優れる1/2JPEGというモードは、ユーザーに選択肢を与える意味で好ましい存在だろう。実際のところ筆者は1/4のFINEで十分だと思っているし、1/8のNORMALでも実質的に困ることはないのだが、1/2が有ることでマイナスになる要素は何もないので、付け加えられたことはプラスと評価したい。

 レンズは、3.5倍のズームニッコールレンズ、焦点距離が6.1mm〜21.6mm。35mm判換算で24mm〜85mm相当の画角を持つF2.6〜F4.9のレンズ。7枚羽根虹彩絞り。広角側を24mmまで広げてくれたのは、うれしい改良点である。

 一方で残念なのは、最短撮影距離が3cmになってしまったこと。COOLIPIX5000で2cm、COOLIPIX5400では(撮像素子が小さくなったおかげもあると思うが)1cmと、ワイドマクロが売りであったのだが、今回は3cmとなってしまった。このあたりでは1cmの差はきわめて大きいだけに、もう一息頑張ってほしかった部分である。


 オートフォーカスは、中央と、5カ所の自動選択、そして任意選択の9カ所となった。筆者は従来から、縦横十字の5カ所より、斜め上、下の四隅のポイントがほしいと考えていただけに、3×3で9カ所に増えたことは好ましく評価する。AF方式もコントラスト検出方式にくわえてAF測距センサーによる位相差検出方式も搭載。既存のCOOLIPIX5000、COOLIPIX5400ユーザーの方はAFがなかなか合わないとか、マクロで背景にピントが抜けてしまうなどの問題を認識されていたと思うが、相当改善されている。まあ今でも合わないときは合わないし、抜けてしまうこともあるのだが、従来機に比較すると格段の進歩で、使えるレベルに達したといえるだろう。

 ただ、マニュアルフォーカスが、バー表示で大まかに距離を推測する方式なのは使いにくい。マニュアルフォーカスの場合は、3cmとか、1mなど、距離を数値表示で示してほしいところだ。1mにピントを合わせて、固定焦点でスナップしようとか、3cmにあわせて、カメラを前後させてマクロ撮影を行ないたいような場合、バー表示はきわめてわかりにくい。まあ、おそらく99%のユーザーはAFで撮影するだろうから大きな減点ではない。筆者もほとんどAFで撮影するのだが、時にMFを使いたいと思う場合でも対応できるのが、ハイエンドクラスの機種でもあり、COOLIPIX5000では数値表示をしていただけに、あえて一言記載した。

 ファインダーは、今回光学ファインダーを廃止してEVFとなり、カラー液晶ビューファインダー、0.44型高温ポリシリコンTFT液晶、23.5万画素、視度調節機能付きとなった。EVFは嫌いだという人も多いのだが、コンパクトカメラの光学ファインダーは視野率も80%程度しかなく、撮影情報もほとんど表示されない。アバウトに撮影範囲を示してくれるだけの光学ファインダーよりは、視差もなく、視野率も高く、撮影情報ももれなく表示できるEVFの方が優位であると筆者は考えている。

 液晶モニターは1.8型高透過アドバンスト液晶、13.4万画素、撮影時視野率が97%、再生時に約100%。フリーアングル機構がついている。1.8型でもまずまずなのだが、ここは少なくても2型までは頑張ってほしかったところ。胸ポケットにはいるようなサイズなら1.8型でも仕方ないが、COOLPIX8400は相当に大きい。バッテリーを入れた撮影時重量は、*ist Dsのボディのみに肉薄するくらいの重さがある。もちろん*ist Dsはレンズも必要になるし、実際の重量はさらに重くなるわけだが、COOLPIX8400もそれに比較したいくらいのサイズはあるわけで、1.8型と言わず2型までは頑張ってほしかった。記録媒体はType 1/2 CF。このあたりは変更無く、シンプルでよい。

 電源は新しいリチウムイオンバッテリーで、EN-EL7を使用。単三電池6本の電池パックも別売される。CIPA規格による連続撮影時間は約260枚。従来のEN-EL1は680mAhと容量も低く、そろそろ限界と言うことだろうか。今回は1,100mAhなので、だいぶ改善されている。


全メニュー1 全メニュー2 全メニュー3

測光方式 連写モード シーンプログラム

マイメニュー編集 ホワイトバランス1 ホワイトバランス2

秒30コマのUH連写が特徴的

 撮影モードは、P/A/S/Mの基本的なモードに加えて、ハイエンドとしては珍しく15種類のシーンモードが搭載された。普及機に搭載されているものと同じシーンモードだが、これくらいのハイエンド機種を使える人の方が、シーンモードも使いこなせるだろう。コマンドダイヤルは1つだけだが、モードダイヤルにホワイトバランス、ISO感度、記録画素数・圧縮率の選択がついている。頻繁に切り替えるものだけに、直接変更が可能なのは便利である。コンパクトタイプの場合は、独立したボタンを設けるより煩雑さが少なく、よい操作性だろう。

 シャッタースピードはPモード、オート撮影モードで 2〜1/3,000 秒。Sモード、Aモードでは8〜1/3,000 秒。Mモードでは10分までの長時間露出が可能だ。撮像感度はISO50相当が基本になり、ISO100、200、400まで増感が可能である。

 連写機能で注目に値するのはUH連写だ。通常の連写そのものは連写Hで約2.3コマ/秒、連続5コマ、連写Lが約1.2コマ/秒、連続11コマまでと、平均的なものだが、おもしろいのがUH連写。640×480ピクセルで、約30コマ/秒、最高100コマまでの連写ができる。

 UH連写自体は従来からあったが、今まではQVGAサイズでの連写だっため、取り上げてこなかった。しかし動画機能の向上と共に、記録画素数もVGAに上がり、秒30コマの高速撮影なら使いみちも出てきている。たとえばゴルフスイングの撮影などをしても、バックスイングからフォローまでの中間に、おそらく2〜3コマのカットがはさめる。十分ではないかもしれないが、フォームチェックの役には立つだろう。

 ただこのモードでは電子シャッターになるため、発光物があるとスミアが発生するし、画像そのものも、単写画像を縮小したVGAに比べれば粗いものがある。それでも、目的を限定すれば、役に立つ機能だ。また16分割のマルチ連写も、もとの8Mピクセルが3,264 ×2,448ピクセルもあるため、1コマ当たりが816×612ピクセルにもなる。約1.6コマ/秒とマルチ連写は速度が遅いので、何に使うか悩ましいところではあるが、これだけの画質が確保されるのだから、おもしろいプレゼンテーションなどが作れるかもしれない。


デジタル一眼と組み合わせる使い方も

 内蔵スピードライトは、オートポップアップとマニュアルポップアップが切り替えられる。COOLPIX8700では、オートポップアップにしておくと、ストロボモードが発光禁止モードでもポップアップするという珍現象があったのだが、それは改善されている。

 ストロボそのものは、調光方式がCOOLPIX初のi-TTL調光となり、使ってみてかなり優秀な調光方式のように感じられた。きわめて自然で、絶妙な調光をしてくれるのだが、ホットシューにつけて対応できる外部ストロボが、i-TTL調光対応のSB-600とSB-800だけになってしまった。それ以前のタイプは従来のD-TTLも行なえず、ストロボ単体での外光オートなどで使わなくてはならないのは残念。

 COOLPIX8400は重さ400gでバッテリーが70g。メディアを入れれば500g弱になる。COOLIPIX5400は400g弱。COOLIPIX5000は400g強だったので、もっとも重たくなっている。性能も良くなっているが、一眼レフが普及してきた今日にあっては、少し気になる重さだ。

 COOLIPIX5000の28〜85mmに対し、COOLIPIX5400が28〜116mmと望遠側に広がり、COOLPIX8400は24〜85mmと広角側に広がっている。望遠寄りのCOOLPIX8800もリリースされるが、一眼レフと併用するならCOOLPIX8400。単体で使うならCOOLPIX8800が良いのではないだろうか。レンズ交換時にゴミが進入する一眼レフの問題点を考えれば、広角側はCOOLPIX8400でまかない、一眼レフには望遠ズームをつけておくという撮影スタイルも、十分考えられるだろう。

 もちろん、単体で持ち歩いても使いではある。一眼レフもだいぶ軽くなってきているが、レンズ込みで考えれば、まだ200gくらいはCOOLPIX8400の方が軽い。マクロが3cmになってしまったのが何とも残念ではあるが、それをのぞくと、このシリーズの中でもっとも完成度が高く、COOLIPIX5000、COOLIPIX5400ユーザーなら、買い替えを検討する価値は十分にあるだろう。


COOLPIX5000用のワイコンを使ってみる

 従来のCOOLIPIX5000用のワイドコンバージョンレンズ「WC-E68」を無理矢理使ってみたが、やはり周辺がけられた。28mmに対する0.68倍のワイコンなので、24mmで使うのは無理のようだ。新しい0.75倍のワイコンを買えば18mm相当の超広角も得られるが、ニコンのワイコン、テレコンは高画質ではあるが、それなりに高価なのでためらわれるところ。新型ワイコンは31,500円、魚眼は47,250円もしてしまう。ちなみにCOOLPIX8800用にリリースされる新型テレコンは63,000円もする。

 将来の機種に対する継続性が見込まれるなら良いのだが、E68の用に過去の資産が活用できない前例があるだけに、高価なコンバージョンレンズの購入は、慎重にならざるを得ないだろう。


作例(圧縮率)

※作例のリンク先は、特に記載がない限り、撮影した画像データそのものです。縦位置のものは、サムネイルのみ回転していますが、拡大画像はあえて回転せずに掲載しています。クリックすると撮影したの画像が別ウィンドウで表示されます。

※キャプション内の撮影データは画像解像度(ピクセル)/露出モード/ISO感度/露出時間/絞り/露出補正値/ホワイトバランス/レンズ焦点距離です。


 JPEGの圧縮率をEXTRA、FINE、NOMAL、BASICと変えて撮影してみたもの。800万画素もあるので、BASICでもA4印刷なら引き伸ばし倍率が低くて、特に支障はなさそうだ。まあNORMALとFINEを基準にしておけば、間違いないのでは無かろうか。


【Extra】3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/54(秒) / 5.5 / -0.7 / 晴天 / 85mm 【Fine】3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/53(秒) / 5.5 / -0.7 / 晴天 / 85mm

【Normal】3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/57(秒) / 5.5 / -0.7 / 晴天/ 85mm 【Basic】3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/55(秒) / 5.5 / -0.7 / 晴天 / 85mm

作例(感度)

 ISO400では、ややノイズが多めとなる。状況に応じて使えば、十分使える範囲だとは思うが、常用するという感じではない。800万画素であることを考えれば、この程度のノイズは仕方無いところだろう。増感は状況に応じて、使用してほしい。


【ISO50】3264×2448 / プログラムAE / 50 / 1/58(秒) / 5.5 / -0.7 / 晴天 / 85mm 【ISO100】3264×2448 / プログラムAE / 100 / 1/94(秒) / 6.2 / -0.7 / 晴天 / 85mm

【ISO200】3,264×2,448 / プログラムAE / 200 / 1/118(秒) / 7.7 / -0.7 / 晴天 / 85mm 【ISO400】3,264×2,448 / プログラムAE / 400 / 1/180(秒) / 7.7 / -0.7 / 晴天 / 85mm

作例(ホワイトバランス)

 ホワイトバランスをオート、デーライト、曇天と変えてみたものだが、オートの結果は地味すぎてあまり良くない。曇天も悪くはないが、小雨、暗い天候でも、デーライトの方が忠実で好ましいと判断した。オートで撮れないとだめ、という考え方もあるだろうが、このカメラはハイエンド機種でもあるので、ユーザーもひたすらオートに頼るのではなく、使いこなして、さらに写真ライフを満喫するためのクラスだろう。


3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/105(秒) / 6.9 / -1.0 / オート / 85mm 3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/100(秒) / 6.9 / -1.0 / 晴天 / 85mm

3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/99(秒) / 6.9 / -1.0 / 曇天 / 85mm

3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/57(秒) / 5.5 / -0.7 / オート / 85mm 3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/59(秒) / 5.5 / -0.7 / 晴天 / 85mm

3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/59(秒) / 5.5 / -0.7 / 曇天 / 85mm

作例(コントラスト・彩度)

 コントラストと彩度をプラスにした場合と、マイナスにした場合。プラスにしても特に極端な上昇を見せるわけではないので、最強設定でも、多くのコンパクトデジカメのノーマル設定くらいの派手さのようだ。


【コントラスト+2、彩度+2】3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/51(秒) / 5.5 / -0.7 / 晴天 / 85mm 【コントラスト-2、彩度-2】3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/53(秒) / 5.5 / -0.7 / 晴天 / 85mm

作例(スピードライト)

 内蔵スピードライトでシンクロ撮影しているが、i-TTLは自然で優れた調光をしてくれている。スピードライトを使用する撮影はなかなか難しくて、難儀している人も多いと思うが、これは信頼して、オートで活用して良さそうだ。


【日中シンクロ】3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/149(秒) / 4.5 / 0 / オート / 24mm 【日中シンクロ】3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/232(秒) / 5.7 / -0.3 / オート / 24mm

 i-TTLに対応していないニコンのスピードライト「SB-28DX」を付けて撮影してみた。直射では全く調光されずに論外だが、天井にバウンスさせると、使うことができる。それぞれ内蔵のスピードライト、SB-28DXをバウンスさせた場合で、ホワイトバランスをオートとスピードライトで比較してみたが、ホワイトバランスもスピードライトにしたほうが良い結果となった。古いストロボを持っている方は、バウンスで使用するか、新しいSB-8000などに買い換えた方が良さそうだ。

 筆者もスピードライトはSB-28DXのまま使ってきたが、今回の結果を見て、そろそろスピードライトも新しくしようかと考え始めている。


【WBオート】3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/60(秒) / 4.3 / 0 / オート / 69mm 【WBフラッシュ】3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/60(秒) / 4.1 / マニュアル / 64mm

作例(マクロ)

天候は小雨であり、かなり暗い状況。彩度標準、階調補正標準で撮影していたので、ややコントラストが低く、鮮やかさにかける描写となった。-1の補正をかけている。コンパクトデジカメの派手な絵作りになれていると、標準に設定での画像はやや物足りない印象を受けるが、忠実で誇張のない、素直な発色だ
3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/95(秒) / 6.9 / -1.0 / オート / 85mm
ワイドマクロならではの描写。従来このシリーズではAFが合いづらかった。しかし、今回は改良され、こうしたシーンでもさほど苦労することなく撮影できた
3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/170(秒) / 5.1 / -1.3 / オート / 24mm

-1EVの露出補正。このオレンジも肉眼の印象に近く、忠実に描写している
3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/93(秒) / 6.9 / -1.0 / 晴天 / 85mm
テレ側のマクロは20cm。特別に優れているわけではないが、薔薇など大きめの花なら大丈夫。こうした場合、ワイドマクロでは背景が写りすぎることもあるので、テレマクロで撮影した
3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/103(秒) / 6.2 / -1.0 / 晴天 / 85mm

アンネの日記の主人公、アンネ・フランクの名がつけられた薔薇。売買は禁止され、寄贈によってのみ栽培できる。きれいなオレンジの花をつけるが、そのままの色が再現されている
3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/129(秒) / 6.9 / -1.0 / 晴天 / 85mm
花や葉の色再現は忠実。地面の明るさも正しい。しかし、地面についてもっと黒を締めたいという人は、撮影後にレタッチするか、コントラストをプラス側に補正した方がよいだろう
3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/136(秒) / 6.9 / -0.7 / 晴天 / 85mm

イントゥーリーグという薔薇。その名のように神秘的な色だが、デジタルカメラでは再現が難しい。赤っぽくなることが多いが、ここでも忠実に再現している
3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/141(秒) / 7.7 / -2.0 / 晴天 / 85mm
これも再現が難しい色。銀塩フィルムの場合、リアラのような4色感光層のフィルムでないと再現できなかった。さらにプリントのできにも左右される。デジカメなら撮影できていれば、プリントなど後工程処理に引きずられることなく微妙な色再現が可能となる
3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/163(秒) / 5.4 / -1.0 / 晴天 / 37mm

少し離れた位置にいたため、手を伸ばしての撮影となる。ブレ、ピントに問題があるかと思ったが、さすがはワイドマクロだけ合って、若干ブレはあるものの、見られる範囲に収まっている
3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/99(秒) / 4.1 / -0.3 / 晴天 / 24mm
背景に道行く人を入れて臨場感を出している。AFポイントは周辺のポイントを使っているが、中央とほぼ変わらない使い心地である
3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/114(秒) / 4.1 / -0.7 / 晴天 / 24mm

最短撮影距離が3cmなので、これ以上は寄れない。物足りないが、ワイドマクロの特徴は背景の描写にあるわけで、近寄りすぎない方が背景描写という点ではおもしろい写真になる。とはいうものの、もっと寄りたいことも多いが……
3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/150(秒) / 4.5 / -1.0 / 晴天 / 24mm
ローアングルについては、やはり一眼レフよりコンパクトに軍配が上がる。一眼レフではカメラそのものが大きいし、アングルファインダーを使っても地面すれすれまで顔を近づけなくてはならない。コンパクトならしゃがむだけで十分撮影が可能となる。手前が流れているが、最短撮影距離の内側に入っているためだろう
3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/117(秒) / 4.1 / 0 / 晴天 / 24mm

これもワイドマクロならではの作例。花なら背景をぼかしたいが、昆虫では生活感を出して背景も生かした方が面白い
3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/204(秒) / 5.1 / -0.7 / 晴天 / 24mm

UH連写

640×480 / プログラムAE / 200 / 1/925(秒) / 7.2 / 0 / オート / 35mm 640×480 / プログラムAE / 200 / 1/925(秒) / 7.2 / 0 / オート / 35mm 640×480 / プログラムAE / 200 / 1/925(秒) / 7.2 / 0 / オート / 35mm

640×480 / プログラムAE / 200 / 1/925(秒) / 7.2 / 0 / オート / 35mm 640×480 / プログラムAE / 200 / 1/925(秒) / 7.2 / 0 / オート / 35mm 640×480 / プログラムAE / 200 / 1/925(秒) / 7.2 / 0 / オート / 35mm

その他作例

太陽を直接入れたが、花にとまる蜂もしっかり描写されて、なかなかのレンズ性能を感じさせる。光芒が14本なので、7枚羽根絞りだとわかる。光芒の数は、羽根の枚数が奇数だと倍数、偶数だとそのままの数になる。奇数にこだわるニコン製品はこうした時に好ましい結果となる
3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/627(秒) / 7.2 / 0 / オート / 24mm
リアルな描写だ。シャドー部から空のグラデーションに至るまで、良く描写されている
3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/175(秒) / 4.5 / 0 / オート / 24mm

このケースではどうにもAFが合わなかったが、コントラストのない被写体だから、まあ仕方ないだろう。最終的には手前のブルーの輪のところで、ピントを合わせた
3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/94(秒) / 6.9 / 0 / オート
24mmと広角なので、大きな船も画角の中に収まった。すっきりして、さわやかな描写である
3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/315(秒) / 7.2 / 0 / オート

逆光にも関わらず、良く描写されている。それはよいのだが、警告表示機能を使うと空の部分が反転し、白飛びしているかのように表示される。実際にはちゃんと撮れているので過剰警告といえる。警告表示に惑わされて、削除しないように注意したい
3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/267(秒) / 6.4 / 0 / オート / 24mm
一見ローアングルのようだが、実は堤防の上で、ハイアングルの撮影。空やコンクリーとの白さに引きずられることなく、良好に露出がコントロールされている
3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/229(秒) / 7.0 / 0 / オート / 48mm

ハイビスカスの花が非常にリアルだ。グリーンは濃く、赤は鮮やかに、空はすっきり描写された。葉の緑の濃さを考慮して-0.3EVの露出補正を行っている
3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/240(秒) / 5.7 / -0.3 / オート / 24mm
もし35mmや38mmから始まるレンズなら、電車の上だけしか画面に収まらずに、つまらない写真になる。広角レンズが必須の場面は多く、24mmからのズームがついたことは大変好ましい
3,264×2,448 / プログラムAE / 50 / 1/73(秒) / 3.2 / 0 / オート / 24mm


URL
  ニコンのホームページ
  http://www.nikon.co.jp/
  製品情報
  http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/digital/coolpix/8400/
  関連記事
  ニコン、広角24mmからの800万画素機「COOLPIX8400」(PC Watch)
  http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0916/nikon3.htm



安孫子 卓郎
(あびこたくお) きわめて頻繁に「我孫子」と誤変換されるので、「我孫子ではなく安孫子です」がキャッチフレーズ(^^;。大学を卒業後、医薬品会社に就職。医薬品営業からパソコンシステムの営業を経て脱サラ。デジタルカメラオンリーのカメラマンを目指す。写真展「デジタルカメラの世界」など開催。現在パソコン誌、写真誌等で執筆中。

2004/10/21 13:40
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