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【新製品レビュー】ソニー サイバーショットDSC-M1 / DSC-T3

Reported by 安孫子 卓郎

 ソニーから発表された新型デジカメ「サイバーショット DSC-M1」(M1)と「サイバーショット DSC-T3」(T3)の2機種をレポートする。といっても残念ながら、貸出期間の関係で撮影日がずれてしまったため同一の場面とは行かないことをお詫びしておく。天候も前半は晴れ間が多かったのに対し、後半は雨がちとなったため、同じ場所で撮影しても、かえって誤解を招くのではないかとの判断から、ロケ地も一部変更している。

 この2機種は大きくコンセプトが違うため、並べて比較するのはどうかという気もするのだが、同一の撮像系を使用しているため、静止画中心に比較してみることにした。


DSC-M1 DSC-T3

M1の外観

 外観は携帯電話そのもの。ただし大きさは携帯電話と比較するとかなり大きく、51×27.8×114mm(幅×奥行き×高さ)で220g(撮影時)となる。たとえば同社のサイバーショット DSC-P150が51.5×26.6×108mmで183gなので、さらにひと回り大きいことになる。富士写真フイルムのFinePixF710などとも似たような大きさであり、この手の横長デジカメクラスと考えていただければよいだろう。ただし重量は220gもあるから、手に持った感触はだいぶ重たい印象がある。




 起動は液晶部分を90度横へ回転させることで行なう。この状態ではレンズと液晶が同じ方向を向く自分撮りモードになるが、液晶を180度回転させることで、正面を撮影する通常の撮影スタイルになる。液晶を180度ひっくり返してボディに重ねると、普通のデジカメスタイルになるが、この状態では再生しかできない。液晶を裏返した状態でシャッターボタンが付いていれば、普通のデジカメスタイルで使えるのだが、それは無理。パワーボタンを押しても再生モードにしかならない。撮影をするときは、どうしても横に液晶を出した形で行なうしかない。

 液晶はさらに上下にも回転するので、ハイアングルやローアングルの撮影にも対応する。グリップ部が下に突きだした形となるため、頭の上に持ち上げるなどハイアングルでは撮影しやすいが、ローアングルはやや違和感がある。

 外観で気になるのは、メモリースティックDuoが外部に露出した形で収納されること。スロットそのものにはカバーがついており、不用意にほこりが入り込む心配はないのだが、メディアのおしりが外部に露出した形となる。EXILM EX-S3などもSDメモリーカードのおしりが露出した形となっており、これでも大丈夫だからこのような仕様になっているのだと思うが、何となく不安は感じてしまう。


“自分撮り”も可能 メモリースティックDuoのおしりが露出する

M1のバッテリー クレードル

M1の操作性

 撮影スタイルも携帯電話そのもの。両手でホールディングすることはきわめて難しく、片手でしか持てないスタイルだ。静止画と動画、2つのシャッターボタンがあり、その真ん中にズームレバーがある。右手親指でズームしながらシャッターを押す。片手持ちの親指一本操作となる。左手でも操作してみたが、特に問題なく使えることがわかった。片手が使えない場合は反対の手でシャッターを押せばよく、ある意味普通のカメラスタイルよりも優しい操作性かもしれない。

 シャッターボタンには特徴がある。「PHOTO」と表示される静止画ボタンでは、通常の撮影のほか「HYBRID」の切り替えがあり、このモードにするとMPEG-4動画を常時モニターし続け、シャッターを押したときからさかのぼって5秒間と、その後3秒間の動画を記録。静止画の前後に(前だけも可)動画を残せる特徴がある。従来は動画撮影中に静止画を撮影できるという機能の方向性があったが、その逆を行く発想だ。

 もっとも静止画を撮影しようと思っているときは、その前後はカメラはあちこちを向いていることが多いと思われるので、使いみちは案外限定されるだろう。子供などをずっと追いかけて行きながら、静止画を撮るような場合なら良さそうだ。

 一方動画は「MOVIE」ボタンを押して撮影する。こちらでも途中に静止画を撮影する機能が有れば良かったと思われるが、それはない。その代わり5秒に限定して動画を撮影する限定モードがある。またデジカメでは珍しく、動画撮影中の光学ズームが可能である。このあたりはソニーの動画技術が活かされた部分だろう。


T3の外観

 T3は、17.3mm厚のスリムなボディに2.5型のクリアフォト液晶を搭載。レンズはM1と同じくカール・ツァイス バリオ・テッサーの光学3倍ズームで、F3.5〜4.4。35mmフィルム換算で38〜114mm相当の画角だ。最短撮影距離などもM1と同一で通常50cm、マクロで8cm、シーンセレクションの中にある拡大鏡モードを使うと1cmまでの近接撮影が可能だ。撮像素子も同じもので、1/2.4型有効510万画素、インターレーススキャンの原色フィルタータイプだ。

 このタイプの初代となるDSC-T1(T1)は、上下にスライドするレンズカバーが採用されていたが、T3では廃止され、パワーボタンによって起動する電動式のレンズカバーに変更されて、よりスリムさが印象的になっている。正面から見るとのっぺりした印象すら受けるほどスリムだ。




 T1のスライド式レンズカバーはレンズ保護がしっかり出来ている安心感があり、パワーオンにするのも軽快に行なえたので良かったのだが、収納時に開いてしまうなど問題もあった。電動ボタンでその点は解消されたが、パワーボタン、シャッターボタン共に小さくて、やや押しにくい。特にシャッターボタンは、前傾してかっこよくできており、良さそうなのだが、実際使っていると押しにくい場面も多かった。一眼レフタイプのグリップがある場合は前傾しているほうが押しやすいのだが、T3のような薄型で四角いデザインの場合は、シャッターボタンはフラットに真上についている方が、押しやすいようだ。

 動画、静止画、再生はボディ横のスライドレバーで切り替える。T3の外観で気になるのは、ボディ本体に三脚座がないこと。底面にはクレードルとの接点が有るのみだが、カバーもなくむき出しなのは、何となく心配。クレードルには三脚座があり、コネクターのむき出しも塞がれるのでちょうど良いのだが、クレードル付きで持ち歩いては何のためのスリム、コンパクトかわからない。もちろんソニーが作る以上、むき出しでも問題ないからこのような作りになっているのだとは思うが、コネクター部分にカバーはほしいし、本体に三脚座もほしい。


T3の操作性

 M1と比較すればT3はスタンダードなデジカメなので、特に変わった操作性はない。従来からのソニースタイルを受け継いだ作りである。

 背面の液晶は屋外でも見やすく、ファインダーが見えなくて困るようなことはない。通常、液晶には残時間、残り撮影枚数、撮影モード、圧縮率、画素数、ストロボモード、AFモード等が表示されているが、メニューボタンを押すとそれらよりも大きな文字でメニューが表示され、さらに選択されている項目は一段と大きく表示される。2.5型液晶と大きいこともあって文字は読みやすくなっている。十字型ボタンも押し易く、使い勝手はよい。ただし前述のようにシャッターボタンの感触は今一歩。


共通スペック

 得意のA/DコンバーターDXPは14bit。画像処理エンジンにリアル・イメージング・プロセッサーを搭載し、長時間露光時のノイズリダクションのほか、クリアルミナンスNR/クリアカラーNRなども搭載。このあたりはソニーの定番となっている。ISO感度設定は自動/100/200/400相当。液晶モニターサイズは2.5型で視野率100%。画素数はT3が23万ピクセル、M1が12万3千ピクセル。記録フォーマットはJPEG/MPEG-4。記録画素数は最大2,592×1,944ピクセル。高速連写が5MのFineで最大4枚。動画は640×480、約30fps。

 記録媒体はM1、T3共にメモリースティックDuoとメモリースティックPRO Duo。これについては、いささか首をひねらざるを得ない。特にM1の場合は、これだけの(でかい)ボディサイズがあってDuoか、という思いがどうしても残る。最近SDメモリーカードの価格がCF並みに下がり、xDピクチャーカードとメモリースティックだけが約2倍の価格で取り残されている。その上さらにメモリースティックすら使えずに、より高いDuoを購入しなくてはならないと言うのは、いかがなものか。これが携帯電話並のサイズで、重さが60gしかないというのであれば、Duoを買うのもごもっともと納得がゆくのだが、M1はデジカメとしても大きい方だし、T3も普通のメモリースティックを使うことが無理だと言うほど、小さいわけではない。

 しかし同じくDuo専用のT1が大ヒットしていることを考えれば、すでに消費者はメディアを完全なる消耗品と認識し、新たに買い足すことは普通のことで、メモリースティックを持っているユーザーがそれを使えないとしても、問題にならないということなのだろうか。とすれば筆者のようなメディアをもったいないとする考え方も、すでに時代遅れで、認識を改める必要があるのかもしれない。

 念のために解説しておくと、メモリースティックDuoとは、メモリースティックminiといったものでサイズが小さい。Duoはアダプターを介してメモリースティック対応機種に使えるが、フルサイズのメモリースティックはDuo専用機には使えない。Proと言うのは256MB以上の容量を持つことが可能な仕様となっている。最近の機種はProも問題なく使えるが、古い機種では使えないタイプもある。
【お詫びと訂正】初出時にメモリースティックProに関する記述を誤っておりました。お詫びして修正させていただきます。
 電源はインフォリチウムTタイプ。T3について実使用を記録して計算、測定してみた。満充電で103分の使用可能と表示されるが、のべ74分撮影し、ノーストロボ125枚、ストロボ発光75枚の撮影をして、残り18分と表示されている。またのべ48分間の使用で、静止画84枚と動画6ファイル、76秒間の撮影をしたところ、残表示は静止画52分、動画36分とでた。これをみると、ストロボ撮影や動画の撮影ではバッテリーを余分に消費するが、ストロボを時々使う程度であれば、静止画はほぼ表示通り、100分程度の撮影が可能と判断して良さそうだ。


まとめ

 T3はソニーのデジカメとしてはオーソドックスな作りであり、T1の後継機としてそのまま受け入れられるものだろう。一方のM1はあまりにユニーク。この機種は、我々のようなカメラマンがカメラとして使い勝手がよいとか、悪いとか評価すること自体、正しくないのではないだろうか。店頭で実機を手に取り、「きゃー、これ、かわいい。いつもの携帯と同じだから、使いやすいね」みたいなノリで、軽く買ってしまうことがコンセプトのように思われる。

 M1の最大の問題点は、電話が付いていないことだろう。持ちにくいとか、逆光に弱いとか、そういうことはたいした問題ではない。これで電話が付いていれば、何の問題もなく高画質デジカメ付き携帯なのだが、電話が付いていないから他のデジタルカメラとの比較になる。本サイトなどを読んで研究し、デジカメを買いたいと思っている方には、T3とM1ならT3をお薦めする。デジカメとしてはこちらのほうが使いやすい。

 M1の場合は、電話の付いたM2の発売(あるかどうかわからないが)を待ってみるのが良さそうに思う。仮に500万画素光学3倍ズームつき携帯電話が発売されるとするならば、いささか大きく重たいとはいえ、魅力的ではないだろうか。


M1の作例

※作例のリンク先は、特に記載がない限り、撮影した画像データそのものです。縦位置のものは、サムネイルのみ回転していますが、拡大画像はあえて回転せずに掲載しています。クリックすると撮影したの画像が別ウィンドウで表示されます。


※キャプション内の撮影データは機種名/画像解像度(ピクセル)/露出時間/絞り/露出モード/ISO感度/露出補正値/焦点距離/ホワイトバランスです。


●彩度、コントラスト、シャープネス


彩度、コントラスト、シャープネスをノーマルで撮影。
2,592×1,944 / 1/160(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / -1.0 / 6.70(mm) / オート
彩度、コントラスト、シャープネスを強で撮影。
2,592×1,944 / 1/125(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / -1.0 / 6.70(mm) / オート

彩度、コントラスト、シャープネスを弱で撮影。日陰であることもあり、強の設定でも良さそうだ。
2,592×1,944 / 1/160(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / -1.0 / 6.70(mm) / オート
彩度、コントラスト、シャープネスをノーマルで撮影
2,592×1,944 / 1/60(秒) / F4.4 / プログラムAE / 100 / -1.0 / 20.10(mm) / オート

彩度、コントラスト、シャープネスを強で撮影。
2,592×1,944 / 1/80(秒) / F4.4 / プログラムAE / 100 / -1.0 / 20.10(mm) / オート
彩度、コントラスト、シャープネスを弱で撮影。水中の鯉は強に設定して撮影すると、水面の反射が抑えられてより好ましい画像となった。
2,592×1,944 / 1/60(秒) / F4.4 / プログラムAE / 100 / -1.0 / 20.10(mm) / オート

●テレとワイドマクロ

 テレ側とワイド側でマクロ撮影して、比較してみた。ただカメラとしては片手操作になり、ブレやすいため、マクロなどは出来る限りワイド側で撮影することをお薦めする。


2,592×1,944 / 1/160(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / -0.7 / 6.70(mm) / オート 2,592×1,944 / 1/125(秒) / F5.6 / プログラムAE / 100 / -0.3 / 6.70(mm) / オート

●ホワイトバランス

 オートとタングステンに設定。光そのものは自然光とのミックスで、タングステンオンリーではないので、オートの方が見た目には近い。それと共にレンズの収差で全体がゆがんでしまうことの参考例として良さそうなので取り上げた。

 コンパクトカメラとしてはこの程度のゆがみはどのカメラでもあるので、少し望遠側にズーミングするなどして使うと良いのだが、レンズそのものが38mm相当から始まるため、ズーミングすると収まらなくなってしまう。こんな場合でも、レンズは広いところから始まる方が、融通が利くわけだ。


ホワイトバランスをオートで撮影。
2,592×1,944 / 1/15(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / 0 / 6.70(mm) / オート
ホワイトバランスをタングステンで撮影。
2,592×1,944 / 1/15(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / 0 / 6.70(mm) / オート

ISO100で望遠端、-1EVで撮影。逆光ではあるがカメラに直接日差しはなく、比較的良いコンディションでの撮影なので、画像の方も良く写っている。ただこのようなケースでは-1EV程度の補正は必須になるので、何も考えずにオート、というわけにはゆかない。
2,592×1,944 / 1/200(秒) / F4.4 / プログラムAE / 100 / -1.0 / 20.10(mm) / オート
-2EVの補正をして、太陽を直接入れたもの。太陽を入れてしまうとその部分が飛んでしまうのは必然なので仕方がないが、全体的には良い描写である。薄曇りに助けられたこともあるが、予想以上に良く写った。
2,592×1,944 / 1/1000(秒) / F10.0 / プログラムAE / 100 / -2.0 / 20.10(mm) / オート

テレ側で-1EVの撮影。場所が暗いので-1EVの補正をかけた。M1は特にブレやすいので、このようなケースは注意が必要。
2,592×1,944 / 1/125(秒) / F4.4 / プログラムAE / 100 / -1.0 / 20.10(mm) / オート
-1.3EVの補正をかけたが、さらにマイナス補正した方が良かったようだ。ISO100で撮影しているので描写はよいが、マイナス補正はどんどんかけてゆかないと、良好な結果は得られないことがある。
2,592×1,944 / 1/100(秒) / F4.4 / プログラムAE / 100 / -1.3 / 20.10(mm) / オート

-1EVの補正。赤い花はマイナス補正をかけておかないとなかなか自然に描写されない。ここでは-1EVを選択したが、ちょうど良かったようだ。
2,592×1,944 / 1/125(秒) / F5.6 / プログラムAE / 100 / -1.0 / 6.70(mm) / オート
これはワイド側のマクロモードで撮影しているが、背景はそこそこぼけている。ボケ方も悪くない。
2,592×1,944 / 1/250(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / -0.7 / 6.70(mm) / オート

これは-2EV。手前の花に露出が来るかと思ったのだが、予想以上に背景の暗さに影響されており、-2EVまで落としてやっと適正となった。慣れない方は段階露光などを行なう方がよい。
2,592×1,944 / 1/30(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / -2.0 / 6.70(mm) / オート
これはワイド側のマクロモード。結構しっかり解像しており、携帯電話のレンズとは段違いだ。
2,592×1,944 / 1/125(秒) / F5.6 / プログラムAE / 100 / 0 / 6.70(mm) / オート

ISO400で-0.7EVの露出補正。よく見ればノイズが乗っているが、この手の撮影なら使える範囲だろう。
2,592×1,944 / 1/125(秒) / F5.6 / プログラムAE / 400 / -0.7 / 6.70(mm) / オート
ISO400で-0.7EVの露出補正。白い毛の部分が白飛びしているが、これは日差しが当たっているためなので、やむを得ない。
2,592×1,944 / 1/250(秒) / F8.0 / プログラムAE / 400 / -0.7 / 7.20(mm) / オート

T3の作例


赤い建物でそのままではオーバーになるかと-0.7EVの露出補正をかけた。ややマイナス補正しすぎかと思ったが、思いの外アンダーになっていない。基本的にアンダー補正して使う方が良さそうだ。
2,592×1,944 / 1/500(秒) / F5.6 / プログラムAE / 100 / -0.7 / 6.70(mm) / オート
商店街の中を、こちらも-0.7EVの露出補正で撮影。
2,592×1,944 / 1/80(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / -0.7 / 6.70(mm) / オート

餌待ちなのか、ドアの前にいた黒猫をマクロモードで。黒猫の描写は難しく、マイナスにしすぎるとつぶれてしまう。ここでは-0.3EVの露出補正を行なったが、もう少しアンダーにした方が良かったようだ。
2,592×1,944 / 1/50(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / -0.3 / 6.70(mm) / オート
店の飾りの人形。-0.3EVの露出補正で撮影して、ちょうど良い。
2,592×1,944 / 1/80(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / -0.3 / 6.70(mm) / オート

猫が歩き出してしまったのであわてて撮影したが、コンパクトデジカメなのでピントのずれもなく、被写界深度内に収まってくれたのはありがたい。
2,592×1,944 / 1/160(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / -0.3 / 6.70(mm) / オート
大半が空なので、もっとアンダーになるかと思っていたのだが、アンダーにもならず、雲の質感も描写されて、予想よりも良好な結果が得られた。
2,592×1,944 / 1/500(秒) / F8.0 / プログラムAE / 100 / 0 / 6.70(mm) / オート

テレ側で撮影しているが、なかなか切れの良い描写を見せている。
2,592×1,944 / 1/100(秒) / F7.1 / プログラムAE / 100 / -0.3 / 20.10(mm) / オート
背景に引きずられないように-0.7EVの露出補正。回転式液晶ではないが、ローアングルにはコンパクトは圧倒的有利。一眼レフも低価格化してきているが、猫を撮るなら将来的にもコンパクトデジカメは欠かせないアイテムだろう。
2,592×1,944 / 1/160(秒) / F5.6 / プログラムAE / 100 / -0.7 / 6.70(mm) / オート

ストロボは弱の設定で使用している。白い猫だが白飛びすることもなく、背景とのバランスも良く、なかなか具合良く撮れている。
2,592×1,944 / 1/40(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / -0.3 / 6.70(mm) / オート
ISO400で-1.3EVの補正。それでも1/8秒になってしまったので、やや甘い描写となった。
2,592×1,944 / 1/8(秒) / F3.5 / プログラムAE / 400 / -1.3 / 6.70(mm) / オート

ISO400で-1.3EVの補正。1/4とスローシャッターなので少しブレた。これくらい暗いとノイズが目立つが、こういう被写体なら仕方有るまい。
2,592×1,944 / 1/4(秒) / F3.5 / プログラムAE / 400 / -1.3 / 6.70(mm) / オート
ノーマルで撮影。
2,592×1,944 / 1/40(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / -0.7 / 6.70(mm) / オート

セピアモードで撮影。
2,592×1,944 / 1/30(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / -0.7 / 6.70(mm) / オート
モノクロモードで撮影。
2,592×1,944 / 1/30(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / -0.7 / 6.70(mm) / オート

コントラスト、シャープネス、彩度を強で撮影。
2,592×1,944 / 1/30(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / -0.7 / 6.70(mm) / オート
コントラスト、シャープネス、彩度を弱で撮影。
2,592×1,944 / 1/30(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / -0.7 / 6.70(mm) / オート

モノクロモードでコントラスト、シャープネス、彩度を強で撮影。最近モノクロの撮影がはやりがちだが、このように設定を強にした方がモノクロには向くようだ。
2,592×1,944 / 1/30(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / -0.7 / 6.70(mm) / オート
ストロボで撮影したが、暗い背景の割には適正な調光だと言えよう。
2,592×1,944 / 1/50(秒) / F3.5 / プログラムAE / 120 / -1.0 / 9.30(mm) / オート

拡大鏡モードで1cmというマクロが行なえるので、なかなかおもしろい。拡大鏡モードにしても、露出補正が行なえるから、被写体に合わせて調整できる。
2,592×1,944 / 1/30(秒) / F3.5 / プログラムAE / 250 / -0.7 / 6.70(mm) / オート
日中シンクロさせてみたが、ほどよい補助光となっており、使い勝手は良さそうだ。ちなみにこれは解像度を3:2モードにして撮影した。
2,592×1,728 / 1/400(秒) / F7.1 / プログラムAE / 100 / 0 / 20.10(mm) / オート

M1とT3

●感度

 M1とT3をISO100、200、400で撮り比べたのだが、まず天候が違ってしまったため、直接の比較は行ないにくくなってしまった。また、最初にM1を使用したときにはミニ三脚で撮影したのだが、次にT3を持って出かけたときには、T3に三脚座がないため撮影する角度が違ってしまっている。

 子細に見ると、当然増感するたびにノイズは増えており、特にシャドー部ではノイズを感じるが、A4にプリントして肉眼で比較してみると、PCで見るのとは違ってあまりノイズ感はない。また白飛びも増感してもさほど増えておらず、増感の技術もかなり進歩しているのだと感じさせる結果となった。


ISO100。
DSC-M1 / 2,592×1,944 / 1/3(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / 0 / 6.70(mm) / オート
ISO200。
DSC-M1 / 2,592×1,944 / 1/8(秒) / F3.5 / プログラムAE / 200 / 0 / 6.70(mm) / オート
ISO400。
DSC-M1 / 2,592×1,944 / 1/13(秒) / F3.5 / プログラムAE / 400 / 0 / 6.70(mm) / オート

ISO100。
DSC-T3 / 2,592×1,944 / 1/6(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / 0 / 6.70(mm) / オート
ISO200。
DSC-T3 / 2,592×1,944 / 1/10(秒) / F3.5 / プログラムAE / 200 / 0 / 6.70(mm) / オート
ISO400。
DSC-T3 / 2,592×1,944 / 1/20(秒) / F3.5 / プログラムAE / 400 / 0 / 6.70(mm) / オート

●露出

 どちらも外光に引きずられてアンダーになることもなく、見た目に近い自然な露出で記録されている。


DSC-M1 / 2,592×1,944 / 1/60(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / 0 / 6.70(mm) / オート DSC-T3 / 2,592×1,944 / 1/25(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / 0 / 6.70(mm) / オート

●画質

 撮影日が違うのと、天候の差があるためうっかりしてT3は400で撮影してしまったが、逆に比較になるので掲載することにした。M1の方が天候も良く、明るいためにISO100で撮影している。そのため画質の鮮鋭度は高く、比べれば明らかに良好な画質。しかしT3も400であることを考えれば、見劣りしない画像だ。黙って見せれば、「これは400だから使えない」と言う評価にはならないかも。


M1、ISO100で撮影。
DSC-M1 / 2,592×1,944 / 1/25(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / -0.3 / 6.70(mm) / オート
T3、ISO400で撮影
DSC-T3 / 2,592×1,944 / 1/15(秒) / F3.5 / プログラムAE / 400 / -0.3 / 6.70(mm) / オート


URL
  ソニーのホームページ
  http://www.sony.co.jp/
  製品情報(DSC-M1)
  http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-M1/
  製品情報(DSC-T3)
  http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-T3/
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  http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0909/sony2.htm



安孫子 卓郎
(あびこたくお) きわめて頻繁に「我孫子」と誤変換されるので、「我孫子ではなく安孫子です」がキャッチフレーズ(^^;。大学を卒業後、医薬品会社に就職。医薬品営業からパソコンシステムの営業を経て脱サラ。デジタルカメラオンリーのカメラマンを目指す。写真展「デジタルカメラの世界」など開催。現在パソコン誌、写真誌等で執筆中。

2004/10/13 17:51
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