デジカメ Watch

【伊達淳一のデジタルでいこう!】オリンパスCAMEDIA μ-mini DIGITAL

Reported by 伊達 淳一

これは売れるかも! 斬新なフォルムに手堅い機能

 “大画面液晶でスリム”というのが、売れるコンパクトデジカメのトレンドだ。その流れを作り、栄枯盛衰の激しいデジカメ市場において異例ともいえるトップセールスを記録し続けてきたカシオEXILIM ZOOMシリーズだが、パナソニックLUMIX DMC-FX7という強敵が出現、キヤノンからもようやくスリムなIXY DIGITAL40/50が登場し、今年の秋は今までになく、スリムコンパクト王座争奪戦が激しくなりそうだ。

 そんな中で、ちょっと変わった機軸を打ち出してきたのが、オリンパスCAMEDIA μ-mini DIGITALだ。最近のコンパクトデジカメとしては、決して“スリム”でも“大画面”でもないし、ズームも光学2倍、画素数も4メガピクセルと、最新鋭モデルよりも1ランク落ちるスペックだ。

 しかし、μ-mini DIGITALを初めて見たとき、「これは売れる!」とボクは直感した。“しずく”をイメージしたというこれまでにない斬新なフォルム、明るくポップな6色のカラーバリエーション、そして、サン・ヨン・パという手頃な実売価格。“大画面でスリム”というトレンドとは異なる方向性を持ったカメラだけに、これまでとは違った価値観を創造できそうな予感がひしひしと感じられる。

 もちろん、コンパクトデジカメとして最低限の要素は満たしている。液晶モニターは1.8型13.4万画素で、大画面ではないものの、コントラストが高く、視野角も広い。しかも屋外でも明るく見やすいのは○。ズームが光学2倍という点に引っかかる人もいるかもしれないが、ズームワイド端の画角が37mm相当の光学3倍ズームよりも、35mm相当の画角をきっちりカバーする光学2倍ズーム機のほうがいい。光学2倍と光学3倍の望遠の差はトリミングすればなんとかなる違いだが、引きのないシチュエーションでの広角不足はどうしようもないからだ。



バッテリーと並べたところ カシオ「EX-Z55」との比較

 マクロ撮影にもまあまあ強い。最短撮影距離は50cmで、マクロモードでも20cmまでしか近寄れないが、スーパーマクロモードにするとズーム位置は固定されるもののレンズ前8cmまで近寄れる。やっぱりコンパクトデジカメはマクロ撮影に強くなければおもしろくない。起動時間もまずまずで、約2秒弱で撮影スタンバイ状態になる。機能ボタンの数は多くないので、露出補正やホワイトバランス、感度などの設定はすべてメニューで行なうが、マクロとフラッシュモード、セルフタイマーの切り換えは十字ボタンに割り当てられているので、お手軽簡単フルオートのコンパクトカメラとしては使い勝手は悪くない。

 さらに、忘れてはいけないのは生活防水機能だ。μ-mini DIGITALを初めて見たとき、てっきり生活防水機能はなくなったのかと思ったが、音声機能があるにもかかわらず、JIS保護等級4級相当の生活防水機能を備えている。ちなみに、4級相当の防水機能とは、「飛沫に対する保護、いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響をうけない」ということで、雨やしぶきなどがかかっても大丈夫という程度。水にちゃぽんと漬けたりシャワーなど圧力のある水流を直接当ててはダメだ。それでも、雨に濡れても大丈夫、という安心感があるのとないのとでは大違いだ。

 一方、ちょっと残念なのは、開放F値がF3.5〜F4.9と少し暗めな点。光学ファインダーが省かれているので(もっとも光学ファインダーがあってもまず使わないけどね)、ホールディングが不安定になりやすく、それだけに開放F値が暗いと手ブレの危険が増大する。しかも、液晶モニターには絞りやシャッタースピードは一切表示されず、あるのは手ブレ警告表示のみ。1/15秒程度のシャッタースピードならしっかり構えれば手ブレを回避できるが、1/4秒ともなるともはや手持ち撮影でブレなく撮影するのは困難なので、撮影行為そのものをあきらめるか、素直に感度をアップして撮影するところだが、μ-mini DIGITALはシャッターを切ってみないとスローシャッターなのか、超スローシャッターなのかがわからないのが不満だ。

 また、従来のμ-DIGITALは、オプションでワイヤレスリモコンに対応していたが、μ-mini DIGITALはリモコン非対応だ。リモコンに対するニーズはさほど多くないのかもしれないが、デジカメの黎明期からコンパクトカメラにはリモコンを付けるべし、とメーカーに要望し続け、その願いをいち早く取り入れてくれたオリンパスだけに、個人的にはちょっと複雑な思いだ。とはいえ、リモコン対応のためにコストアップし、売れ行きが鈍ってしまっては本末転倒なので、仕方がないことなのだろう。


写りも十分、おしゃれなコンパクト機を求める人に

 μ-mini DIGITALには、14種類のシーンプログラム+音声付き動画モードが搭載されていて、静止画撮影ポジションで背面の十字キーを上方向に操作すると、シーンプログラムの選択画面が表示される。通常のプログラムAEもシーンプログラムの1モードという扱いで、風景や夜景などのシーンプログラムで撮影した後はまたプログラムAEに戻す必要がある。メニューで「設定保持=しない」に設定していれば、電源を切ると自動的にプログラムAEに戻ってくれるが、フラッシュ発光モードや画質モードもデフォルト設定に戻ってしまうのは困りモノ。フラッシュは自動発光、画質モードはHQ、ISO感度はオートになってしまうのだ。以前から“すべての設定を保持する”という考え方には疑問があり、機能別に「設定保持する/しない」を選択できるようにしてほしいと要望しているのだが、μ-mini DIGITALでも相変わらずだ。

 せめて、モードダイヤルにプログラムAEとシーンプログラム、動画の3ポジションがあれば、“設定保持=する”にしておいても特に不便は感じないので、QUICK VIEWボタンを再生モード切替にして、モードダイヤルの再生ポジションは廃止、空いたポジションにシーンプログラムを入れてくれればボク的にはかなり使いやすくなると思う。

 写りも予想以上にいい。あくまで、“1/2.5型4メガズームとしては”という枕詞は付くものの、光学2倍と無理のないレンズスペックのためか、周辺部でも像の乱れは少なく、整った描写を見せる。

 オートホワイトバランスも青みがかることがほとんどなく、プリセットのホワイトバランスに切り換える必要はほとんどなかった。人工照明下では若干色カブリが残るケースもあるので、できればマニュアルセットのホワイトバランスも搭載しているとうれしかったが、まあこのクラスのデジカメにそこまで望むのは酷というものだろう。

 μ-mini DIGITALには、おもしろ機能も搭載されている。撮影した画像に歪みを加えるフィッシュアイ、フワッとソフトな描写が得られるソフトフォーカス、といったフィルター効果を画像に施すことができるのだ。また、特に珍しい機能ではないが、撮影した画像に音声メモを録音できるのも、常時携帯してメモ代わりに使うのに便利だ。


 μ-mini DIGITALの貸出を受けてからほぼ毎日、外出するときは首から提げて出歩いている。ハンドストラップではなくネックストラップにしているのは、アクセサリーとしてもおしゃれだし、それにμ-mini DIGITALを構えるときにネックストラップを首に掛けたままストラップをピンと張ってシャッターを切ると、ホールディングが安定するので夕景など手ブレしやすいシーンに威力を発揮するからだ。それに、ハンドストラップだと、ポケットから取り出す際にうっかり手を滑らせて落としてしまうという不安もあるので、ネックストラップなら安心というわけだ。
 
 まあ、画質については人によって要求レベルが違うので、最終的には掲載した実写サンプルを見て判断してほしいが、ボクとしてはここまで写れば満足。LUMIX DMC-FX7やCyber-shot T3、IXY DIGITAL50、EXILIM ZOOM EX-Z50といった“大画面でスリム”な機種とは実売で15,000〜20,000円の開きがあるので、手ごろな価格でおしゃれなデジカメが欲しいと思っている人にはμ-mini DIGITALはピッタリのデジカメではないだろうか。

 それと、オリンパスのxDピクチャーカードの実売価格がかなり下がってきた。AV機器などとの連携も期待できず、安くなければxDピクチャーカードの存在異議はない! とメーカーの人に会うたびに文句を言い続けてきたのが効いたのは不明だが、それでもxDピクチャーカードの大幅なプライスダウン(といってもようやく他のメモリカードとなんとか勝負できる実売価格になっただけだが……)は大歓迎だ。

 さて、ここから先は蛇足で、μ-mini DIGITALには直接関係ない話。これから先、ハイビジョンテレビへの買い換えが進んでくると思われるが、デジカメで撮影した画像をハイビジョンテレビに表示すると、透過光だけあって非常にキレイで、しかもプリントよりも大画面なので迫力がある。残念ながら今のハイビジョンテレビはJPEGの展開が遅く、実用的なスピードでスライドショーを楽しめないが、デジカメで撮った写真をハイビジョンテレビで楽しむ、という楽しみ方が浸透してくれば、いずれJPEG伸張エンジンを搭載したハイビジョンテレビが登場するのでは、と期待している。

 デジカメ画像はハイビジョンテレビで楽しむというトレンドができあがったとき、果たしてxDピクチャーカードはハイビジョンテレビのスロットに挿すことができるだろうか? ハイビジョンテレビにxDピクチャーカードスロットを搭載してもらうためには、xDピクチャーカードを採用するデジカメのシェアを一気に拡大することが最重要課題だ。

 それには、他のメモリーカード並みの価格に揃えるのではなく、率先してxDピクチャーカードをプライスダウンして、シェア拡大を図るべきだ。世界のコダックがEasyShare LS755にxDピクチャーカードを採用したことは、xD陣営には追い風だ。このチャンスを逃さず、うまく風に乗ってほしいものだ。


作例

※作例のリンク先は、特に記載がない限り、撮影した画像データそのものです(ファイル名のみ変更しました)。縦位置のものは、サムネールのみ回転していますが、拡大画像はあえて回転せずに掲載しています。クリックすると撮影したの画像が別ウィンドウで表示されます。
※キャプション内の撮影データは、解像度(ピクセル)/露出時間/レンズF値/露出プログラム/ISO/露光補正量/ホワイトバランスです。


ズームワイド端の描写。地面に貼られたタイルはツブレ気味だが、画面周辺部でも極端な画質低下がなく、安心してみていられる描写だ。
2272×1704 / 1/100(秒) / F10.0 / プログラムAE / 64 / 0 / オート
ズームテレ端の描写。金属の反射をみても色にじみは皆無で、非常にキレのいい描写だ。レンズ性能が追いつかない5メガ機よりも画質は上だ。
2272×1704 / 1/400(秒) / F4.9 / プログラムAE / 64 / 0 / オート

1/1.8型の4メガ機と比べると、さすがに細部の描写が飲まれ気味だが、1/2.5型4メガ機としてはかなり健闘している。周辺部は多少甘くなるものの、あからさまに像が流れるようなヒドイ描写ではない。草木の緑もくすみがなく、見た目以上に鮮やかだ。
2272×1704 / 1/50(秒) / F3.5 / プログラムAE / 64 / 0 / オート
ダイナミックレンジは広くはないが、その分、中間調のコントラストが高く、プリントするとメリハリが効いて見栄えはいい。自転車のかごのメッシュも非常にクッキリと解像している。ハイライトのつながりも良く、白飛びしても自然だ。
2272×1704 / 1/100(秒) / F3.5 / プログラムAE / 64 / 0 / オート

Exifを見るとF10まで絞り込まれていて、シャッタースピードは1/160秒とさほど速くはない。絞りの段数が粗く、いきなり開放からF10になってしまうので、シャッタースピードが妙に遅くなるのだろう。手ブレ防止を考えれば1/500秒くらいまでは絞らず、速めのシャッタースピードにしてほしいところだ。
2272×1704 / 1/160(秒) / F10.0 / プログラムAE / 64 / 0 / オート
木の葉の周りにもっと色収差(パープルフリンジ)が発生するかといじわるな期待(?)をしたが、レンズ自体の色収差が少ないのか、独自の画像処理エンジン、TruePic TURBOでうまく消しているのかは不明だが、予想以上にまともな写りでビックリ。
2272×1704 / 1/100(秒) / F4.3 / プログラムAE / 64 / 0 / マニュアル

1/3EVほど露出アンダー気味だが、白っぽい被写体を撮影して露出補正なしでここまで写れば、まあ合格といえる。青空にノイズが浮いているが、粒が細かく、カラーノイズもうまく補正されて色の浮きが抑えられているので、さほどノイズっぽくはない。
2272×1704 / 1/125(秒) / F14.0 / プログラムAE / 64 / 0 / オート
白飛びしそうで白飛びしていない絶妙の露出だ。ビルの壁面のパターンもしっかり解像していて、F10まで絞り込まれている割にはさほど小絞りボケの影響を感じない。青空の色相もわざとらしくなく自然だ。
2272×1704 / 1/100(秒) / F10.0 / プログラムAE / 64 / 0 / オート

マクロモードで撮影。μ-mini DIGITALの液晶モニターは視野角が広く、斜めから見ても像が反転しないので、ローアングルから撮影する場合でも、地面にはいつくばる必要はなく、ちょっと首をかしげる程度で十分フレーミングを確認できる。
2272×1704 / 1/100(秒) / F4.4 / プログラムAE / 64 / 0 / マニュアル
スーパーマクロモードでバラの花をクローズアップ。直射日光が当たっている花びらのハイライト部分を見ても不自然に色相がずれていない。非常にうまくCCDの特性を引き出している。
2272×1704 / 1/320(秒) / F4.9 / プログラムAE / 64 / 0 / オート

近所を散歩していたら彼岸花が咲いていたのでパチリ。スーパーマクロモードでの撮影だ。スーパーマクロモードにするとズームはほぼテレ端に固定されてズームやフラッシュは効かなくなるが、レンズ前8cmまで近寄れる。背景のボケはちょっとクセがある。
2272×1704 / 1/60(秒) / F4.9 / プログラムAE / 64 / 0 / オート
同じ彼岸花のカットにカメラ内で「ソフトフォーカス」をかけてみた。オリジナルの画像とは別に、ソフトフォーカスがかかった画像が作成される。重ねてソフトフォーカスを施すことも可能だ。
2272×1704 / 1/60(秒) / F4.9 / プログラムAE / 64 / 0 / オート

通常のプログラムAEで撮影。像の乱れや色収差もほとんどなく、非常にキレがいいレンズだ。おそらくしばらくしてから、1/2.5型5メガピクセルCCDを搭載した上記機種が登場するのを見越して、高解像力のレンズを搭載してきているのだろう。
2272×1704 / 1/125(秒) / F10.0 / プログラムAE / 64 / 0 / オート
左カットと同じシーンを風景モードで撮影。こうして比較すると、風景モードでは彩度やコントラスト、シャープネスが高めになっている。ExifPrintのシーン撮影タイプタグにも「風景」と記述されるので、ExifPrintにするとさらに差は大きくなるはずだ。
2272×1704 / 1/125(秒) / F10.0 / 風景 / 64 / 0 / オート

このクラスのデジカメだと、“作画する”というよりもお散歩にお供させるスナップカメラ的使い方が多くなる。ビルからの反射はあるものの日陰での撮影だが、青空かぶりもなく自然な色調で撮影できた。シャドーの輝度ノイズが激しい、と思ったら、壁面の模様だった(笑)。
2272×1704 / 1/20(秒) / F3.9 / プログラムAE / 64 / 0 / オート
同じ場所でのスナップ。欲を言えば、もう少しシャドー部の階調に余裕が欲しいところだが、1/2.5型のCCDではこれでも健闘しているほうだ。直線の被写体を画面周囲に入れると、ワイド端でのタル型収差が若干気になるところだ。
2272×1704 / 1/30(秒) / F3.5 / プログラムAE / 64 / 0 / オート

手ブレ警告表示が出ていて、とりあえずシャッターを切ってみたら結構スローシャッターっぽい疑似シャッター音だったので、ネックストラップを突っ張らせて何枚か撮影。何枚かはブレてしまったが、運良くブレなかったカットがこれ。シャッタースピードは1/10秒だった。絞りやシャッタースピードの制御が不可能でも露出情報くらいは確認したいところだ。
2272×1704 / 1/10(秒) / F4.7 / プログラムAE / 64 / 0 / オート
半逆光のシーン。露出補正なしだがほぼ適正露出。祭りのちょうちんの赤もなかなかいい感じだ。木の葉の間から漏れる光が多少にじんではいるが、盛大にパープルフリンジが発生するというほどではない。
2272×1704 / 1/320(秒) / F3.5 / プログラムAE / 64 / 0 / オート

建築中のビルを覆う青いネット。メッシュが非常に細かいので解像はほとんどしていないが、偽色やモアレは発生していない。HQモードで撮影しているので、輪郭に一部モスキートノイズが発生している。
2272×1704 / 1/320(秒) / F3.5 / プログラムAE / 64 / 0 / オート
都庁前広場で開かれた薪能の開幕を待つ人々。地面のタイルまでクッキリと写っている。しかし、ISO64と感度が低いので、この程度の明るさでもF3.5で1/25秒と手ブレ限界ギリギリだ。ISO感度オート時はもっと積極的に感度をアップしてほしい。
2272×1704 / 1/25(秒) / F3.5 / プログラムAE / 64 / 0 / オート

都庁1階のインフォメーションコーナーでのスナップ。内蔵フラッシュ一発の写真だが、フラッシュ撮影特有の青みもなく、非常に鮮やかな発色だ。内蔵フラッシュのパワー不足を補うため、ISO100にゲインアップしているが、ノイズの増加はほとんど感じない。
2272×1704 / 1/30(秒) / F3.5 / プログラムAE / 100 / 0 / オート
規則正しく並べられた椅子を切り取ってみた。てっきり露出補正が必要になるかと思ったが、無補正のままでバッチリ。このカットは絞りがF4で1/500秒と高速シャッターが切れている。撮像素子が1/2.5型と小さく深度も深いので、シャッタースピード上限まではなるべく絞らず撮影してほしいと思う。
2272×1704 / 1/500(秒) / F4.0 / プログラムAE / 64 / 0 / オート

横浜桜木町の帆船、日本丸。35mm相当の画角だと横位置で日本丸のマストまで完全に収めることができるが、37mm相当の画角しかないとマストのてっぺんまで入りきらない。35mm相当をカバーできない3倍ズーム機よりもμ-mini DIGITALの2倍ズームの方が個人的には評価できる。
2272×1704 / 1/160(秒) / F10.0 / プログラムAE / 64 / 0 / オート
下北沢を散歩していて見つけた雑貨屋のサンタのオブジェ。サンタの中で電灯光が光っているが、その電灯光にオートホワイトバランスが影響されずに、自然な色調で撮影できている。輝度差が大きく、木の葉の間から光がにじんでいるが、目立ったパープルフリンジは発生していない。
2272×1704 / 1/15(秒) / F4.9 / プログラムAE / 64 / 0 / オート

原宿での街頭スナップ。日陰ではあるが、ビルからの反射でそれなりに光が回っているので、非常にメリハリがあってキレイな写りだ。スリムコンパクト系のデジカメとしては、非常にシャープな写りだ。
2272×1704 / 1/80(秒) / F3.6 / プログラムAE / 64 / 0 / オート
ライブビューやレックビューではもっと茶色味がかったグレーに見えていたが、パソコンで確認するとほぼ見た目どおりのグレーに写っていた。特別な意図がない限り、安心してオートホワイトバランスまかせで撮影できる。
2272×1704 / 1/160(秒) / F3.6 / プログラムAE / 64 / 0 / オート

ワイド端での歪曲収差は結構タル型が目立つ。フィッシュアイ作成のように、撮影画像に対して歪曲収差をカメラ内で補正する機能を装備できないモノだろうか?
2272×1704 / 1/200(秒) / F3.5 / プログラムAE / 64 / 0 / オート
スーパーマクロモードで木に結ばれたおみくじを撮影。1/2.5型と小さなCCDでもスーパーマクロモードではかなり被写界深度が浅く、狙った被写体に確実にピントを合わせるのはむずかしい。
2272×1704 / 1/20(秒) / F4.9 / プログラムAE / 64 / 0 / オート

ショーウィンドウモードで撮影。どういう効果があるのかよくわからないモードだが、Exif情報を見ると感度がISO100までゲインアップしている。
2272×1704 / 1/10(秒) / F3.5 / ショウーウィンドウ / 100 / 0 / オート
ショーウィンドウモードでショーウィンドウを撮影。例によってネックストラップを突っ張らせてホールディングを安定させている。1/6秒でもズームワイド端なら運が良ければブレずに撮影できる。
2272×1704 / 1/6(秒) / F3.5 / ショウーウィンドウ / 100 / 0 / オート

ISO感度オートでは手ブレしてしまったので、手動でISO400に設定して撮影。さすがに最高感度のISO400ともなるとカラーノイズがかなり目立つが、階調はそれなりに残っている。
2272×1704 / 1/13(秒) / F3.5 / プログラムAE / 400 / 0 / オート
夜景というにはまだ早い時間帯だが、夜景モードで撮影してみた。街灯を直接画面内に入れて撮影しているが、わずかにゴーストが発生するだけで、光源周りの描写も破綻していない。
2272×1704 / 1/20(秒) / F3.5 / 夜景 / 64 / 0 / オート

六本木ヒルズのおなじみのオブジェを夜景モードで手持ち撮影。ISO感度オートではブレブレになるので、手動でISO400まで感度をアップして撮影してみたが、やはり1/4秒以下のシャッタースピードでは手持ち撮影は無謀だった。
2272×1704 / 1/3(秒) / F3.5 / 夜景 / 400 / 0 / オート
同じく夜景モードでの撮影だが、内蔵フラッシュを強制発光させてみた。そのままでは超スローシャッターになってしまうので、強い光源を画面内に入れてシャッタースピードが上がるようにして撮影。手ブレは回避できたが、さすがにゴーストが盛大に発生してしまった。
2272×1704 / 1/8(秒) / F3.5 / 夜景 / 400 / 0 / オート

台風一過の箱根・芦ノ湖。風景モードで撮影しているので、見た目以上に青空が濃く深く再現されている。輪郭強調はやや強めで、遊覧船のマストに張られたワイヤーが少しジャギー気味だ。
2272×1704 / 1/200(秒) / F10.0 / 風景 / 64 / 0 / オート
山中湖のパノラマ台のすすきも穂が出てきて、いよいよ秋の気配。半逆光のシーンで露出アンダーが心配されたが、ギリギリセーフの露出レベルだ。
2272×1704 / 1/200(秒) / F10.0 / 風景 / 64 / 0 / オート

山中湖のスワンボート。やや日も傾いて赤みがかった光だったが、オートホワイトバランスが赤みを抜いて、色カブリをキレイに取り除いてくれた。その分、青空もより青く再現されている。
2272×1704 / 1/200(秒) / F10.0 / 風景 / 64 / 0 / オート
料理モードでオムライスを撮影。感度をISO200にアップして撮影しているが、10枚近く撮ってブレずに撮影できたのは半分あるかないかだった。店内照明の赤みが抜けきっていないが、その場の雰囲気は良く出ている。
2272×1704 / 1/13(秒) / F3.5 / 料理 / 200 / 0 / オート

これもお散歩中のスナップ。風景モードで撮影した。通常のプログラムAEよりもシャープネスが強めで、青空の彩度も高めになるようだ。絞りもF11まで絞り込まれている。
2272×1704 / 1/80(秒) / F11.0 / 風景 / 64 / 0 / 晴天
横浜ベイブリッジ上から撮影したみなとみらい方面の夕景。夕景モードで撮影してみたが、期待したほど夕景の赤みは強調されなかった。カシオEXILIM ZOOMのトワイライト(ベストショット)のようにマゼンタがかって撮影できると夕景らしくなると思う。
2272×1704 / 1/13(秒) / F3.5 / 夕景 / 200 / 0 / オート

佐藤製薬のキャラクター「サトちゃん」。このサトちゃんを使って「鼻デカ」写真に挑戦してみる。
2272×1704 / 1/125(秒) / F10.0 / プログラムAE / 64 / 0 / オート

撮影した「サトちゃん」の写真を再生し、メニューから「フィッシュアイ作成」を実行。画面中央が膨らんで、あたかも魚眼(フィッシュアイ)レンズで撮影したような感じになった フィッシュアイ効果をかけた写真に、さらにフィッシュアイ作成を実行。二重にフィッシュアイ効果がかかって、鼻デカ写真のできあがり。ただ、真ん中の部分が引き伸ばされるため、画質はだんだん悪くなる


URL
  オリンパス
  http://www.olympus.co.jp/
  製品情報
  http://olympus-imaging.jp/lineup/digicamera/mjuminid/
  【9月14日】オリンパス、「しずく」デザインのコンパクトデジカメ(PC)
  http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0914/olympus1.htm



伊達 淳一
1962年生まれ。千葉大学工学部画像工学科卒業。写真、ビデオカメラ、パソコン誌でカメラマンとして活動する一方、その専門知識を活かし、ライターとしても活躍。黎明期からデジタルカメラを専門にし、カメラマンよりもライター業が多くなる。自らも身銭を切ってデジカメを数多く購入しているヒトバシラーだ。

2004/10/08 19:17
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