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CIPA、デジカメ用ステレオ写真フォーマットを制定


 有限責任中間法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は8日、デジタルカメラ用ステレオ静止画フォーマットを「CIPA DC-x006-2008」として制定し、公開した。

 画像を立体視する際に必要となる付随情報をメタデータ(タグ)として付加することで、鑑賞時に正しく効果的な立体視が得られることを目的とした規格。4月にドラフトを公開し、規格に対する意見を募集していた。

 ステレオ画像撮影用光学アダプタを装着し、デジタルカメラで撮影した左右2枚からなる両眼視に対応した画像を主な対象とする。画像データ自体は既存の平面画像(JPEG)として記録する。

 メタデータの例として、「左右の画像が平行・交差のいずれの配置になっているか」、「立体視するときに適当と思われる画像の切り出し範囲」、「撮影時のカメラの配置に関する情報」などを規定し、「Stimタグ」として画像データに格納する。Stimタグは、20の要素からなり、各要素ごとに必須、推奨、オプションの記載対応レベルを設ける。

 CIPAでは、記録に用いるカメラの機種に依存しないフォーマットを目指したとしている。また、同規格非対応の機器にも影響を与えないよう配慮したという。



URL
  CIPA
  http://www.cipa.jp/
  デジタルスチルカメラ用ステレオ静止画フォーマット(PDF)
  http://www.cipa.jp/hyoujunka/kikaku/pdf/DC-006_J.pdf


( 本誌:武石 修 )
2008/08/08 14:17
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