デジカメ Watch
最新ニュース
【 2016/01/26 】
【 2016/01/25 】
【 2016/01/22 】
【 2016/01/21 】
【 2016/01/20 】

【PMA08】富士フイルムが国内未発表の高倍率ズーム機を出品


国内未発表のFinePix S1000fd

会場:米国ラスベガスコンベンションセンター
会期:2008年1月31日~2月2日(現地時間)


 会場入り口のすぐ左横という定位置にブースを構えた富士フイルム。デジタルカメラ「FinePix」シリーズでは顔検出機能のFace Detectionを中心に訴求し、国内未発表モデルを含む新機種を展示した。

 国内未発表モデルとしては、海外で24日発表のFinePix S1000fdを出品。12倍ズームレンズ搭載機では世界最小という高倍率ズーム機で、撮像素子は1/2.3型有効1,000万画素。2.7型23万ドットの液晶モニターや、0.22型のEVFを備える。SD/xD共用カードスロットを搭載している。

 レンズは35mm判換算で33~396mm相当、F2.8~5.6。画素混合でISO3200での撮影に対応する。

 外観は10.7倍ズームの「FinePix S9000」を一回り小型にした印象。本体サイズは102.5×67.8×73mm(幅×奥行き×高さ)、重量は325g。




モードダイヤルにパノラマモードを装備

 1月31日のレポートでお伝えした「FinePix Z20fd」も国内未発表の製品。国内で既発売の「FinePix Z10fd」との違いは、CCDが有効720万画素から同1,000万画素になったことと、動画記録形式にMPEG-4を採用すること。Face Detectionには自動赤目補正機能が加わっている。

 レンズは35~105mm相当、F3.7~4.2。SD/xD共用スロットや、2.5型15万ドットの液晶モニターを備える。赤外線通信機能のIrSimpleにも対応する。米国での発売は3月。


FinePix Z20fd。本体色は「WASABI Green」 背面。Z10fdと共通のデザインだ

 国内未発表の赤外線撮影対応モデル「FinePix IS-1」も人気を集めていた。ストロボ部の色がコーポレートカラーのグリーンになっているのが特徴。

 そのほかデジタルカメラコーナーでは、「FinePix S8100fd」、「FinePix F100fd」、「FinePix J50」などを出品していた。


FinePix IS-1。ペンタ部がグリーンになっている。IRフィルターを装着していた 2型23万ドットのバリアングル液晶モニターを装備

背面操作部 側面左手側にはAFモード切り替えレバーなどを備える

FinePix F100fd。上面が軽く凹側にカーブしている ダイナミックレンジ400%モードを搭載

米国でもFinePix 10周年を告知していた

【お詫びと訂正】記事初出時、FinePix IS-1を同S100FSと誤って記述しておりました。お詫びして訂正させていただきます。

 なお、PMA08で富士フイルムは、レンジファインダー式の6×7判フォールディングカメラを参考出品した。

 蛇腹式の80mm F3.5レンズを装備するタイプで、電子シャッターによる絞り優先AEが利用可能だ。プロトタイプという位置づけとなり、発売時期は未定。


フォルーディングカメラのプロトタイプ こちらはブラックモデル。蛇腹を閉じたところ

背面 最高シャッター速度は1/500秒。型番はまだない


URL
  富士フイルム
  http://www.fujifilm.co.jp/

関連記事
富士フイルム、14.3倍ズームのCCDハニカム搭載機「FinePix S100FS」(2008/01/24)


( 本誌:折本 幸治 )
2008/02/02 20:13
デジカメ Watch ホームページ
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。

Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.