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ペンタックス、デジタルカメラが好調で第1四半期は黒字転換


 ペンタックス株式会社は27日、2007年3月期第1四半期(2006年4月1日~6月30日)の連結業績を発表した。売上高は354億8,100万円(4.9%増、前年同期比、以下同)、営業利益6億3,500万円(174.8%増)、経常利益5億8,000万円(10.8%増)、純利益3億4,200万円(31.3%増)。前年同期の赤字を解消し、黒字に転換した。

 デジタルカメラを含むイメージングシステム事業は、売上高が174億1,000万円(4.5%増)。デジタル一眼レフカメラが欧州と北米で堅調な伸びを見せ、コンパクトデジタルカメラも欧州を中心に売上を伸ばしたという。営業利益は10億7,500万円の損失から復調し、3億円となった。売上増加に加え、コスト低減によるもの。

 オプティカルコンポーネント事業は、プリンタ用レーザー・スキャニング・ユニットや、セキュリティ分野の監視カメラ用レンズの売上が堅調。売上高は68億5,100万円(3.4%増)。販売単価の下落により、営業利益は前年同期比33.3%減の5億6,400万円となった。

 上記以外の各事業の業績は、ライフケア事業が売上高93億0800万円(1.3%増)、営業利益が4億600万円(65.5%減)。ビジネスシステム機器や測量機器からなるその他事業が、売上高19億2,100万円、営業損失2億4,800万円。

 中間期と通期の業績予想に変更はない。中間期は売上高750億円、純利益13億円。通期は売上高1,575億円、純利益34億円を見込んでいる。



URL
  ペンタックス
  http://www.pentax.co.jp/
  平成19年3月期第1四半期財務・業績の概況(PDF)
  http://www.pentax.co.jp/japan/company/ir/semi/soa/pentax_200703_4h1.pdf


( 本誌:折本 幸治 )
2006/07/27 17:14
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